ラブ★コンの街から西へ東へ

趣味の旅行・街歩き・日常のどうでもいい事をを綴ったブログです。

昭和の終わり

2015-03-15 23:38:25 | お出かけ・風景
これは、堺市にあるUR白鷺団地のC地区です。
築50年、昭和の古き良き時代の公団住宅です。
数年前から徐々に住民の退去が始まり、退去が完了してからはしばらく廃墟状態でした。
最近、電車の車窓から見ると、とうとう工事が始まったようです。

線路の反対側のB地区の棟の5階の廊下から見てみると
建物はまだ残っていますが、木々は伐採され、駐輪場などの構造物も撤去されたようです。
住民はもちろん車窓から楽しめた桜も、あと2週間程で開花するのにもうありません。


C6棟前の公園、遊具は撤去されたようですが、カラフルな砂場と駐輪場は残っています。
ここで子供を遊ばせ、ママ友を作り、トイレトレーニングから習い事や幼稚園選びなど
いろいろな育児の話題に花を咲かせたり、お互いの家に遊びに行ったものです。
(全く同じ間取りの家をどのように使っているか…という事に興味もありました)
当時は子育てに一生懸命でしたが、今思うとあの頃が一番可愛かったです。

子供が2歳の時に、今の家に引っ越しました。
他のママ友も順次、戸建てやマンションを購入してバラバラになりましたが
子供が成人した今も交流がある人もいます。

いずれ、このレトロな建物も壊されるんでしょうね。
けっこう広大な土地なので、次に何ができるのか楽しみです。
ところで、退去を強いられた住民はどこに行っちゃったのかな?
同じ団地の別の地区かな。
そちらは建て替えず、外壁を塗り替えたりしてきれいにしているようです。