だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

パブロの見たコロニア・ディグニタ

2023-05-01 16:47:38 | 映画
チリ、フランス、ドイツ、アルゼンチン、コロンビアの合作映画です。マティアス・ロハス・バレンシア脚本、監督「コロニアの子供たち」(21)。

1960年代初頭、ドイツからチリに渡った元ナチス党員によって設立された<コロニア・ディグニタ>(現在名;ビシャ・バビエラ)。

そこは労働、秩序、清廉さを規範にした一見美しい共同体。しかし、実は独裁者パウル・シェーファーによる厳格な管理、支配のもと…

洗脳、密輸、拷問、殺人、児童虐待などが行われていたのです。1989年、奨学生としてコロニア・ディグニタの学校に通い始めた…

12歳の少年パブロ(サルバドール・インスンサ)は、入学後、すぐに集団を統治するパウル(ハンス・ジシュラー)のお気に入りに選ばれます。

しかし、それはパブロにとって地獄の日々の始まりだったのです。地域から隔離された施設の中で、パブロは不可解な出来事の数々に遭遇し…

隠された闇に触れていきます。果たして?コロニア・ディグニタを舞台にした映画には、ドイツのミュンヘン出身のフローリアン・ガレンベルガー監督…

「コロニア」(15)があります。1973年、仕事でチリに来たエマ・ワトソンが、現地ジャーナリストの恋人ダニエル・ブリュールが…

連行、収容されたコロニアに救出のため潜入するというサスペンス映画。この時、初めてコロニア・ディグニタのことを知りました。

当時のピノチェト軍事独裁政権、元ナチスの残党パウル・シェーファーのことも。故ミカエル・ニクヴィストが演じてました。本作もぜひ見たい。

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