世界で最も最悪な人間って？（原題）

その名前から、デンマークの監督ラース・フォン・トリアーと関係があるのかなと思ったら、やはりトリアー監督の遠縁に当たるとか。

その人は、ヨアキム・トリアー監督。１９７４年３月１日デンマーク、コペンハーゲン出身の４８歳。ガブリエル・バーン、イザベル・ユペール、

ジェシー・アイゼンバーグ主演「母の残像」（１５）、ダークホラー「テルマ」（１７）を見ていました。「テルマ」、面白いです。

「リプライズ」（０８）、「オスロ、８月３１」（１１）に続く『オスロ３部作』の第３作「わたしは最悪。」（２１）が公開です。

第９４回アカデミー賞脚本賞と国際長編映画賞にノミネート、カンヌ国際映画祭ではパルム・ドールにノミネート、女優賞を受賞。

３０歳という節目を迎えたユリヤ（レナーテ・レインスヴェ）は、未だに人生の方向性が定まりません。一方、年上の恋人アクセル…

（アンデルシュ・ダニエルセン・リー）は、グラフィックノベル作家として成功し、最近はしきりに家庭を持ちたがっていました。

ある夜、招待されていないパーティーに紛れ込み、そこで若く魅力的な青年アイヴィン（ハーバート・ノードラム）に出会うユリヤ。

ほどなくしてアクセルと別れ、新しい恋に踏み出そうとするユリヤでしたが、果たして？本作は「テルマ」とは違って、ロマンチックコディ。

予告編で見る、周囲の人が停止する中、走るユリヤ。こういう演出って主人公の内面をうまく表しているシーンによく使われます。注目。