だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

美しきワールド・トレード・センター

2015-12-15 21:19:49 | 映画
本作の予告編を初めて見た時、めまいと共に『こんなことしていいの?』と思いました。なんとなく、この事実があったことを聞いてはいたように思うのですが…。まさかね?

その映画とは、ロバート・ゼメキス監督「ザ・ウォーク」(15)です。1974年8月7日、NYのマンハッタンにあるワールド・トレード・センター、ツインタワーの間にワイヤーを張り…

綱渡りに挑戦した、フランス人の大道芸人フィリップ・プティの物語。彼のノンフィクション『マン・オン・ワイヤー』が原作。フィリップ・プティは、1949年8月13日生まれ。

世界各地にある有名な高層建築物を無許可(!)で綱渡りする事で知られているそうです。ちなみに同じく世界中の高層建築物を命綱無しで素手で登り、“スパイダーマン”と…

呼ばれるのは、フランス人フリークライマーのアラン・ロベール(1962年8月7日生まれ)。フランス人って高いとこ、怖くないんですね。それはともかく、高いの怖~い!

8歳の時、世界一の綱渡り一座と呼ばれるサーカス団“白い悪魔たち”を見て、すっかり魅せられた少年がいました。フィリップ・プティ(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は…

独学でトレーニングを積み、“白い悪魔たち”に入団すべく門を叩くのでした。ところが、座長のパパ・ルディ(ベン・キングズレー)と決裂!そして、1973年のこと。

パリで大道芸人として綱渡りをしていたフィリップは、雑誌で世界最高層のワールド・トレード・センタービルが建設中と知ります。衝撃を受けた彼は、そこでの綱渡りを夢みるように…。

危険で違法行為であるその夢に向かって、走り始めるのでした。共演は美術学校生のアニーに、シャルロット・ルボン。カメラマン志望の青年ジャン=ルイに、クレメント・シボニー。

高さ411m、地上110階。命綱もなく、異常としか思えない!でも彼にとっては、人生そのものなんですね。それにしても、どうやってワイヤーを張ったのか?…そっちに興味津々。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ギレルモ・デル・トロの美学 | トップ | 2大巨匠の日本初公開作品 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事