だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

調香師と運転手の挫折と再生

2020-11-19 22:00:35 | 映画
パトリック・ジュースキント原作『香水 ある人殺しの物語』(1985年発行)を、ドイツ出身のトム・ティクヴァが監督した…

「パフューム ある人殺しの物語」(06)は、お気に入りの1本。公開当時は、衝撃的な内容と映像の美しさで話題になりました。

ジャン=バティスト・グルヌイ役に抜擢されたベン・ウィショーは、まだ3作目で初主演。原作もさることながら、映画もぜひ。

実は香水が大好きで好みのはもちろん、名前や容器に惹かれて買ってしまうことも。なので、香水がどうやって作られるのかは興味津々。

本作が2作目のグレゴリー・マーニュ脚本、監督「パリの調香師 しあわせの香りを探して」(19)は、天才調香師の挫折と再生を描いています。

アンヌ・ヴァルベルグ(エマニュエル・ドゥボス)は、世界中のブランドと仕事をし、クリスチャン・ディオールの香水『ジャドール』などを…

ヒットさせてきた調香師。しかし4年前、多忙と仕事のプレッシャーから突然嗅覚障害を発症。すべてを失ってしまいます。今は嗅覚も戻り…

紹介される地味な仕事だけを受け、静かに暮らすアンヌ。そんな彼女に運転手として雇われたのは、ギヨーム・ファーヴル(グレゴリ・モンテル)。

離婚した元妻と娘の親権でもめているギョームは、わがままなアンヌに振り回されながらも、彼女の心を少しずつ開いていきます。

果たして?本作では、ディオールやエルメスの専属調香師のアドバイスなど貴重な協力を得て製作されました。ぜひ見ましょ。
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