ムーア監督 ｖｓ トランプ大統領

ミシガン州フリント出身の映画監督マイケル・ムーアの作品は、ジャーナリスト出身ということで、かなり辛辣です。いえ、真実なのです。

監督デビューは、脚本、製作も兼ねた「ロジャー＆ミー」（８９）。ミシガン州フリントの自動車メーカーＧＭ（ゼネラルモーターズ）の工場閉鎖や…

リストラなどを取材したドキュメンタリー作品。アカデミー賞ドキュメンタリー長編賞を受賞した「ボウリング・フォー・コロンバイン」（０２）。

コロンバイン高校銃乱射事件とアメリカ銃社会の矛盾を描きます。ちなみに彼の作品は、ほぼ、監督、脚本、製作、主演作です。

「華氏９１１」（０４）は、９・１１米国同時多発テロの背景とブッシュ大統領の対テロ戦争の真実を暴いています。カンヌ国際映画祭パルムドール受賞。

「シッコ」（０７）は、公的な国民皆保険制度を持たない国、アメリカの医療保険問題に挑みます。アカデミー賞ドキュメンタリー長編賞ノミネート。

「キャピタリズム マネーは踊る」（０９）は、０８年サブプライムローン問題をきっかけに、証券会社リーマン・ブラザーズが破綻。

これを機に金融危機が巻き起こり世界不況に。「マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」（１５）で、ムーアはヨーロッパの人々に…

インタビューを敢行。そして最新作「華氏１１９」（１８）です。２０１６年１１月９日、アメリカ大統領選の勝利を宣言したのは…

共和党のドナルド・トランプ氏。監督はトランプ氏について取材し、彼を当選させたアメリカ社会の問題に迫ります！見ましょ。