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だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

カトケンのシェイクスピア作品

2014-12-22 19:46:27 | 演劇
今年の加藤健一事務所の上演作品は、山谷典子作、小笠原響演出「あとにさきだつうたかたの」/ブライアン・クラーク作、瀬久男演出「請願~核なき世界~」

アラン・エイクボーン作、瀬久男演出「If I Were You~こっちの身にもなってよ!~」/二ール・サイモン作、堤泰之演出「ブロードウェイから45秒」の4作品でした。

たっぷり楽しませていただきました。2015年最初の作品も、大いに期待しています。“加藤健一事務所35周年記念”と銘打った作品は、な、なんとシェイクスピアです!

カトケン・シェイクスピア劇場「ペリクリーズ」、小田島雄志翻訳、鵜山仁演出。本作で公演は、vol 92。もうすぐ100作!ですね。さて、『ペリクリーズ』は、シェイクスピアの戯曲。

1608年初演、1609年初版を出版。なんでも古(いにしえ)の詩人ジョン・ガワーが語る、タイアの領主ペリクリーズの波乱万丈の物語なんですって。この物語は未見です。

ツロの若き領主ペリクリーズ(加藤健一)は、絶世の美女と評判の王女に求婚するため、アンティオケの地にやって来ます。ところが図らずも王女と父アンタイオカス王の間にある…

重大な秘密を知ってしまいます。命を狙われることになったペリクリーズ。王の刺客から間一髪で逃れ、タルソへ。そして船に乗ったペリクリーズは、嵐に見舞われ海に投げ出されます。

打ち上げられたペンタポリスの地で、ペリクリーズは王女セーザと運命的な出会いを遂げるのでした。セーザと結婚した彼の元に、アンタイオカス王と王女の死の報せが届きます。

こうして身の安全を感じたペリクリーズは、身重の妻を伴い船に乗り、ツロへの帰還を果たそうとするのですが…。共演は山崎清介、畠中洋、福井貴一、加藤義宗、土屋良太

坂本岳大、田代隆秀、加藤忍、那須佐代子、矢代朝子。「ブロードウェイから45秒」のセットに本作のポスターが貼られ、セリフの中でさりげなく宣伝をしてましたっけ。楽しみ!
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