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だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

アラン・レネ監督の遺作

2014-12-07 15:38:51 | 映画
今年3月1日、フランスの映画監督アラン・レネが亡くなりました。91歳でした。1922年6月3日ブルターニュ出身、パリにて死去。幼い頃から読書家で、映画や漫画に夢中になります。

1943年高等映画学院(IDHEC)に入学、45~46年の兵役を経て、映画編集者として働き始めます。48年からは短編を製作、ジャン・ケイヨール原作「夜と霧」(55)を監督。

32分の短編で、ナチスによるアウシュヴィッツ強制収容所を扱った最初の映画の1つと言われているそうです。初長編作品「二十四時間の情事」(59)=原題:ヒロシマモナムール

「去年マリエンバートで」(60)「ミュリエル」(63)「戦争は終った」(65)「薔薇のスタビスキー」(73)「プロビデンス」(77)「アメリカの伯父さん」(80)「お家に帰りたい」(89)

「恋するシャンソン」(97)「巴里の恋愛協奏曲」(03)「風にそよぐ草」(09)など。98年から、女優サビーヌ・アゼマは公私にわたるパートナーで、多くの作品で主演しています。

レネ監督の遺作、「愛して飲んで歌って」(14)が公開されます。しかも原作は英国の戯曲家アラン・エイクボーンの『お気楽な生活』なんですって!この夏にも加藤健一事務所で…

こっちの身にもなってよ!」を見ましたっけ。レネ監督はエイクボーンが大好きで、「スモーキング/ノースモーキング」(93未)、「六つの心」(06未)に次ぐ3作目の映画化だとか。

イギリスのヨークシャー郊外。開業医コリン(イポリット・ジラルド)と妻カトリーヌ(サビーヌ・アゼマ)。ビジネスマンのジャック(ミシェル・ヴュイエルモーズ)と妻タマラ(カロリーヌ・シオル)

高校教師ジョルジュの元妻モニカ(サンドリーヌ・キベルラン)と農夫シメオン(アンドレ・デュソリエ)。彼ら彼女の共通の友人、ジャックの余命が長くないことが判明。、

友人たちは、ジャックの残された時間を有意義なものにしようとしますが、女性たちはそれぞれの思惑が交錯する事態に…。このテーマをレネ監督がどう描いたのか…。気になります。
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