だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

4人の家族を12年かけて。

2014-10-19 14:54:02 | 映画
リチャード・リンクレイターの監督作品には、脚本、製作、監督「バッド・チューニング」(93未)。未見です。2作目が、脚本、監督の「恋人までの距離(ディスタンス)」(95)でした。

この作品でイーサン・ホームと組み、この後も彼とコラボする作品が多数あります。気が合うんですね。マシュー・マコノヒー主演「ニュートン・ボーイズ」(98)、アニメ「ウェイキング・ライフ」(01)

スティーヴン・ベルバー原作のサスペンスドラマ「テープ」(01)、「ファーストフード・ネイション」(08)があります。ちなみにジャック・ブラックとは「スクール・オブ・ロック」(03)と…

「バーニー/みんなが愛した殺人者」(11)で組んでます。話を戻して、イーサン・ホークとの「恋人までの距離(ディスタンス)」は3部作で、脚本、製作、監督「ビフォア・サンセット」(04)と…

同じく「ビフォア・ミッドナイト」(03)と続きます。そして最新作も脚本、製作、監督した「6才のボクが、大人になるまで。」(14)です。もちろん、主演はイーサン・ホーク。

この作品の大きな話題は、なんといってもその制作過程。上映時間166分の本作は、オーデションで選ばれた6歳の少年エラー・コルトレーンを主役に、彼の12年間と家族を描いた作品。

父メイソン・エヴァンス・シニアをイーサン・ホーク、母オリヴィアをパトリシア・アークエット、姉サマンサをローレライ・リンクレイターが演じます。6歳から18歳までを毎年数週間ずつ撮影。

テキサス州に住むエヴァンス家。キャリアアップのために大学で学ぶという母(アークエット)と、姉と共に6歳のメイソン(エラー・コルトレーン)はヒューストンに引っ越します。

すると離婚してアラスカに行っていた父(ホーク)が、1年半ぶりに突然現れます。やがて母の再婚、義父の暴力、そして初恋…とメイソンは多感な思春期を過ごすのでした。

しかし、1本の映画を主要人物4人で12年間かけて作るなんて作品、今までなかったですよね!第64回ベルリン国際映画祭では、銀熊賞(監督賞)を受賞。この秋、1番の話題作です。
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