だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

アメリカ史上最悪の冤罪事件

2014-10-04 21:37:38 | 映画
アトム・エゴヤン監督は、1960年7月19日エジプトのカイロ出身。両親は亡命したアルメニア人で、3歳の時、カナダに移住。父親は画家、母親は劇作家だったそうです。

「エキゾチカ」(94)「スウィート ヒアアフター」(97)「フェリシアの旅」(99)「アララトの聖母」(02)などの後、「秘密のかけら」(05)では、ケヴィン・ベーコンとコリン・ファース主演。

「クロエ」(09)でリーアム・ニーソンとジュリアン・ムーア、アマンダ・セイフライドを迎え、最新作「デビルズ・ノット」(13)で、再びコリン・ファースを主役にしています。

コリン・ファンとしてはうれしい限りです。マーラ・レヴァリットの原作を映画化した本作は、実際に起きた“ウエスト・メンフィス3事件”と呼ばれる未解決事件を描いています。

1993年初夏、アーカンソー州ウエスト・メンフィスで3人の少年が殺害される猟奇事件が発生します。そこは鬱蒼と緑が生い茂る“ロビン・フッドの森”の、さらに奥深く…。

“悪魔の巣窟”と呼ばれる沼の底、少年たちは全裸姿で発見されます。パニックに陥る地元住民、そして押し寄せる全米のメディア。そんな中、警察は16~18歳の青年3人を逮捕。

それは町の問題児ダミアン(ジェームズ・ウィリアム・ハムリック)とその仲間。悪魔崇拝が動機とされる未成年者の犯行。しかし、事件の成り行きに不自然さを感じる者がいました。

私立探偵ロン・ラックス(コリン・ファース)は、独自の調査を開始。被害者の母親の1人、パム・ホッブス(リース・ウィザースプーン)は、3人を真犯人と信じていました。

犯行当日の夜、現場近くのレストランに現れた血まみれの黒人男性や、少年たちの顔見知りだったアイスクリーム売りクリス・モーガン(デイン・デハーン)など、不審人物たちは?

共演はアレッサンドロ・ニヴォラ、ブルース・グリーンウッド、エイミー・ライアン、ミレイユ・イーノス。ヒゲ面の弁護士役なんて初めのコリン。裁判シーンが楽しみです。絶対、見ましょ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする