スライとヒル監督、初タッグ！

ウォルター・ヒル監督は、脚本家としてスタート。１９４２年１月１０日カリフォルニア州ロング・ビーチ出身で、脚本家デビューは、サム・ペキンパー監督「ゲッタウェイ」（７２）でした。

ジム・トンプソン原作、スティーヴ・マックィーン主演作品。カッコ良かったぁ～。ホレましたねぇ～。ジョン・ヒューストン監督、ポール・ニューマン主演「マッキントッシュの男」（７２）の後…

初監督作は、チャールズ・ブロンソン主演「ストリートファイター」（７５）で、もちろん脚本も。その後は、ライアン・オニール主演「ドライバー」（７８）、マイケル・ベック主演「ウォリアーズ」（７９）

ジェームズ＆ステイシー・キーチ主演「ロング・ライダーズ」（８０）、ニック・ノルティ＆エディ・マーフィ主演「４８時間」（８２）、マイケル・パレ＆ダイアン・レイン主演「ストリート・オブ・ファイヤー」（８４）

ニック・ノルティ主演「ダブルボーダー」（８７）、アーノルド・シュワルツェネッガー主演「レッドブル」（８８）、ミッキー・ローク主演「ジョニー・ハンサム」（８９）、ジェイソン・パトリック主演「ジェロニモ」（９３）

こうしてみると、本当に男っぽい作品ばかり。製作の作品も多く、「エイリアン」（７９～９７）シリーズにも携わった関係で、リドリー・スコット監督「プロメテウス」（１２）の製作も担当。

ウォルター・ヒル監督の最新作は、シルヴェスター・スタローン主演「バレット」（１２）です。当時６６歳のスライが、初めてヒル監督と組むアクション映画。しかもスライは殺し屋役。

元海兵隊員、逮捕歴２６回、有罪２回のジミー・ボノモ（スタローン）。殺し屋ジミーと相棒のルイス（ジョン・セダ）は、いつものように仕事を終え、仲介人のロニーを待っていました。

ロニーは現われず、ルイスは謎の男に殺されます。唯一心を許していたルイスの復讐を誓うジミー。そこへワシントン警察の若き刑事テイラー（サン・カン）が現れ、捜査の協力を依頼。

殺し屋と知りつつ組むテイラーと殺し屋ジミー。彼らの前には、警察やマフィアたちが…。カンは韓国系アメリカ人。「ワイルドスピード」にも出演。クリスチャン・スレイター共演。スライは永遠です。