だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

闇は、怖い…

2011-01-22 21:27:22 | 映画
「ワンダーランド駅で」(98)の監督・脚本でデビューした、ブラッド・アンダーソン。「セッション9」(01)「マシニスト」(04)以来の劇場公開作品が、「リセット」(10)です。主役を務めるのは、1981年4月19日バンクーバー出身のヘイデン・クリステンセン。

「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」(02)と「エピソード3/シスの復讐」(05)でのアナキン・スカイウォーカー役で人気ですが、私は「ニュースの天才」(03)がお気に入り。実際にあった雑誌記者の捏造事件を描いています。

若く清潔感あふれ誠実そ~な二枚目のジャーナリスト役がぴったりのヘイデンは、「ジャンパー」(08)なんかよりずっと適役。内容も政治雑誌の内幕物だし、面白かった!未見の方はぜひ。そのヘイデンの2年ぶりの公開作。

ある夜、世界規模の大停電が突然起こります。それと同時に、地球上の人々が謎の消滅を遂げてしまうのでした。まるで透明人間になったかのようにその場に服や靴を残したまま…。いったい何が起き、人々はどこへ行ってしまったのか?

電気の復旧はなく、夜の時間がどんどん長くなっていく異様な現実。デトロイトの1軒のバーには、消失を免れた4人の人たちがいました。彼らは停電の時、ある光が自分のそばにあったため、生き延びた人たちだったのです。

頭にライトをつけ、シネコンの映写室にいたポール(ジョン・レグイザモ)。懐中電灯を手に病院内を走り回っていた、理学療法士のローズマリー(タンディ・ニュートン)。ロウソクの灯る部屋にいたTVレポーター・ルーク(ヘイデン)。

そしてもう1人、バーにいたジェームス(ジェイコブ・ラティモア)という名の少年。彼らは引き寄せられるように、発電機で明りの灯るそのバーに集まったのでした。停電から72時間が過ぎ、午前11時だというのに真っ暗。

なぜ人々は消え、4人だけ生きているのか?理由もわからずにいると、ポールはかつて発生した謎の事件を語リ始めます。それは16世紀末にロアノーク島(ノースカロライナ州東部の島)で起きた集団失踪事件のことでした。

それは島の全住民が忽然と姿を消し、“CROATOAN”クロアトアンという謎の文字だけが残されていたもので、現在も真相がわかない事件。いったい何が起きているのか?う~む、知りたい!久々のヘイデンンも楽しみ。見ましょ。
コメント
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