だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

シュトラウスとツヴァイクのコラボ

2011-01-06 11:57:30 | 演劇
脚本家のロナルド・ハーウッドは、1934年11月9日南アフリカのケープタウン出身。数多くの映画の脚本を書いています。ジョン・ハフ監督、マーク・レスター主演「小さな目撃者」(70)。見ました?懐かしいですね~。

ルイス・ギルバート監督、ティモシー・ボトムズ主演「暁の7人」(75)。ジーン・サックス監督、マルチェロ・マストロヤンニ、ジュリー・アンドリュース主演「アフタヌーンティーはベッドで」(91)なんていうのも。見たわ~。

ハーウッドは1951年ロンドンに移住し、1953年から58年まで著名なシェークスピア俳優兼舞台マネージャーの付き人を務め、この時の経験を戯曲『ドレッサー』として書き上げます。この作品は日本でも上演されましたね。

もちろん、ピーター・イエーツ監督、アルバート・フィニー、トム・コートネイ主演で映画化。他にイシュトヴァン・サボー監督、アネット・ベニング主演「華麗なる恋の舞台で」(04)。ロマン・ポランスキー監督「オリバー・ツイスト」(05)。

ジュリアン・シュナーベル監督「潜水服は蝶の夢を見る」(07)やマイク・ニューウェル監督、ハビエル・バルデム主演「コレラの時代の愛」(07)。バズ・ラーマン監督、ニコール・キッドマン、ヒュー・ジャックマン主演「オーストラリア」(08)も。

さらにロマン・ポランスキー監督「戦場のピアニスト」(02)で、監督賞、主演男優賞、脚色賞を受賞。 素晴らしい経歴ですよね~。そのハーウッドの新作が、加藤健一事務所で上演されます。これは見なくては!

それが「コラボレーション」です。主人公は、映画「2001年宇宙の旅」(68)で印象的だった『ツァラトゥストラはかく語りき』(1896)や、『ばらの騎士』(1910))『サロメ』(1935)などの作曲家リヒャルト・シュトラウス。

1931年のドイツ。シュトラウス(加藤健一)は、長年共にオペラ作りをしてきたフーゴ・フォン・ホーフマン・スタールの死に絶望していました。心配した妻のパウリーネ(塩田朋子)に勧められ、作家シュテファン・ツヴァイク(福井貴一)と会う事に。

2人はたちまち意気投合!さっそく“無口な女”の制作に取りかかります。しかし、時代はナチスドイツの脅威の時。ユダヤ人の関わったオペラは上演できない…と言われたシュトラウスは?共演は加藤忍、加藤義宗、河内喜一朗。楽しみ!
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