“ジャーロ”とは、イタリアの文学や映画のひとつのジャンルのこと、“ジャッロ”とも言います。1960年代に始まったそうで、70年代の代表格がダリオ・アルジェント監督。この名前を聞いてピンと来た方は、かなりなホラー好き。
「サスペリア」(77)を見た私は心底怖かった…。ゾォ~ッとしました。もう2度と見るまい…と決意した監督です。以来、ダリオ・アルジェント監督の作品は見てませ~ん。それなのに最新作をご紹介するのは、ちょっと興味があったから。
最新作は、タイトルもそのまま「ジャーロ」(09)。北イタリアのトリノ。外国人旅行者の美女ばかり狙う誘拐殺人事件が続発。犯人はタクシー運転手のジャーロことイエロー。客として乗り込んだ美しい女性を誘拐、拉致。
秘密の隠れ家に連れ帰り、執拗なまでに拷問し最後に惨殺するというイエロー。彼は子供の頃から容姿が醜く、そのために暗い過去を…。美しいものに対する憎しみ。新たなる被害者は、ファッション・モデル。
ある日スチュワーデスのリンダ(エマニュエル・セニエ)は、モデルの妹セリーヌ(エルサ・パタキ)と休暇を過ごすため、トリノにやって来ました。待ち合わせ時間になっても現れないセリーヌ。心配したリンダは、警察を訪れます。
そこで紹介されたのは、風変りなエンツォ警部(エイドリアン・ブロディ)。猟奇殺人事件を専門とするエンツォは、リンダから事情を聞くと連続殺人鬼イエローを思い浮かべます。エンツォとリンダは、一緒に捜査を開始。
2人は過去の事件を調べるうち、被害者が死ぬ間際に『殻は黄色い…』という意味不明の言葉を発したことを知ります。そこから謎の殺人鬼イエローの正体を追うのでした。果たして、リンダは無事なのか?イエローは誰?
ダリオ・アルジェント監督は、1943年9月7日ローマ出身。主な監督作品には「サスペリア」の他、アンソニー・フランシオサ主演「インフェルノ」(80)、ジェニファー・コネリー主演「フェノミナ」(84)、「オペラ座/血の喝采」(88)
脚本・製作にかかわったのは「デモンズ1~4」(85・86未・89・91未)シリーズや「肉の鑞人形」(97)など多数。ところで「プレデターズ」(10)のエイドリアン・ブロディのイタリアン・ホラー、どんなかなぁ。
近作「サスペリア・テルザ 最後の魔女」(07)に続く本作。怖そう。
「サスペリア」(77)を見た私は心底怖かった…。ゾォ~ッとしました。もう2度と見るまい…と決意した監督です。以来、ダリオ・アルジェント監督の作品は見てませ~ん。それなのに最新作をご紹介するのは、ちょっと興味があったから。
最新作は、タイトルもそのまま「ジャーロ」(09)。北イタリアのトリノ。外国人旅行者の美女ばかり狙う誘拐殺人事件が続発。犯人はタクシー運転手のジャーロことイエロー。客として乗り込んだ美しい女性を誘拐、拉致。
秘密の隠れ家に連れ帰り、執拗なまでに拷問し最後に惨殺するというイエロー。彼は子供の頃から容姿が醜く、そのために暗い過去を…。美しいものに対する憎しみ。新たなる被害者は、ファッション・モデル。
ある日スチュワーデスのリンダ(エマニュエル・セニエ)は、モデルの妹セリーヌ(エルサ・パタキ)と休暇を過ごすため、トリノにやって来ました。待ち合わせ時間になっても現れないセリーヌ。心配したリンダは、警察を訪れます。
そこで紹介されたのは、風変りなエンツォ警部(エイドリアン・ブロディ)。猟奇殺人事件を専門とするエンツォは、リンダから事情を聞くと連続殺人鬼イエローを思い浮かべます。エンツォとリンダは、一緒に捜査を開始。
2人は過去の事件を調べるうち、被害者が死ぬ間際に『殻は黄色い…』という意味不明の言葉を発したことを知ります。そこから謎の殺人鬼イエローの正体を追うのでした。果たして、リンダは無事なのか?イエローは誰?
ダリオ・アルジェント監督は、1943年9月7日ローマ出身。主な監督作品には「サスペリア」の他、アンソニー・フランシオサ主演「インフェルノ」(80)、ジェニファー・コネリー主演「フェノミナ」(84)、「オペラ座/血の喝采」(88)
脚本・製作にかかわったのは「デモンズ1~4」(85・86未・89・91未)シリーズや「肉の鑞人形」(97)など多数。ところで「プレデターズ」(10)のエイドリアン・ブロディのイタリアン・ホラー、どんなかなぁ。
近作「サスペリア・テルザ 最後の魔女」(07)に続く本作。怖そう。