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だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ポール・ニューマン、最後の仕事

2008-12-23 21:13:15 | 映画
今年9月26日、大好きだったポール・ニューマンが亡くなりました。1925年1月26日オハイオ州生まれ、本名はポール・レオナルド・ニューマン。学生時代にはフットボールの選手として活躍、第2次世界大戦にも3年間従軍。除隊後、演劇へ進みます。

1952年、あのアクターズ・スタジオに入学。同期には、ジェームズ・ディーンやマーロン・ブランドがいました。映画デビューは、歴史劇「銀の盃」(54)。「傷だらけの栄光」(56)「熱いトタン屋根の猫」「左ききの拳銃」「長く熱い夜」(58)「栄光への脱出」(60)「ハスラー」(61)

「渇いた太陽」(62)「暴行」(63)「太陽の中の対決」(65)「引き裂かれたカーテン」(66)「暴力脱獄」(67)「レーサー」「明日に向って撃て!」(69)「ロイ・ビーン」(72)「スティング」(73)「タワーリング・インフェルノ」(74)など、この頃のニューマンは輝いていました。

58年に再婚したジョアン・ウッドワード主演の「レーチェル レーチェル」(68)で、監督デビュー。その後も、出演作・監督作が並びます。こうして見ると、生涯映画人として活躍した名優です。残念です。

そのニューマンの遺作は、ナレーションでした。「ミーアキャット」(08)。英国BBCが製作したドキュメンタリー映画「ディープ・ブルー」(03)や「アース」(07)に続く、驚異の映像が繰り広げられます。監督は、ジェームズ・ハニーボーン。

アフリカのカラハリ砂漠。250万平方kmという広大な大地で、体長わずか30cmのミーアキャット。ご存知ですか?ネコではなく、マングースだそう。長い尾を持つミーアキャットは、5~40頭ほどの群れを成して生活しています。

社会性が強く、子供への“教育”をすることで人間と似ているかも?特長として巣穴で暮らす彼らは、日光浴が日課。太陽の方を向いて立つ姿がよく知られていますね。獲物はな、なんとサソリ!他に昆虫類、植物の根など。

過酷な生存競争の砂漠で、天敵は猛獣やワシ、毒蛇など。この映画では、小さな小さなミーアキャットの家族愛、必死に生きる生命力を描いています。いったいどうやって撮影したのかと、思うくらい。撮影は、バリー・ブリットン。

ポール・ニューマンの最後の声と、ミーアキャットを見に行きましょう!
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