だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

中国式ダンク!

2008-06-29 21:35:03 | 映画
夏の北京オリンピックを控え、映画界でも続々とスポーツ映画が公開されます。真面目なのもあれば、おや?と思うものも。あはは。いいんです、映画はエンタティメントだから。理屈抜きで楽しんじゃえばいいんです。

カンフー・ダンク!」(08)は、台湾、香港、中国合作映画。ノリは、チャウ・シンチーの「少林サッカー」(01)ですね。もちろん、ダンクは“ダンク・シュート”のこと。バスケットボールで、高~く跳んでゴールの真上からボールをたたき込むようにシュートすることです、当然。

そう言えば、ケヴィン・ベーコン主演の「アフリカン・ダンク」(93)なんてのもありましたね~。サミュエル・L・ジャクソン主演の実話の映画化「コーチ・カーター」(05)も。バスケットボールの映画って結構あります。

しかし、ワイヤーとCGを駆使したこの映画は、やはり迫力が違います。バスケットコート脇の草むらに捨てられた男の赤ちゃん。カンフー学校の師父に育てられたその子は、ファン・シージェ(ジェイ・チョウ)と名付けられ、青年へと成長します。

育ての親の師父(シーフー)は稽古中の事故で亡くなりますが、恩師の“瞬間移動の術”なるものを垣間見ていました。その術は“気”を使い、一瞬にして時空の活動を凍結。時空間を自由に操るというとんでもない術だったのです。

ある晩、公園で空き缶をゴミ箱の穴に投げ込んだシージェ。そのコントロールの良さに目を付けたのが、リー。リーは、シージェを第一大学バスケットチームに売り込みます。バスケの基本も知らないシージェでしたが、“気”を使い、ダンクシュートをマスターします。

こうしてチームは、次々ゲームに勝利。いよいよ決勝リーグに進出し、決勝戦で“火球隊”と呼ばれる悪質な試合運びで有名なチームと対戦することになります。そしてその試合は想像通り、修羅場となるのです!さぁ~、飛ぶぞ~。ダンクするぞ~!ジャン~プ!!

しかし、りーって何者?監督は「ジャッキー・チェン/ドラゴン特攻隊」(82)のチュー・イェンピン。主演のジェイ・チョウは、アジアのスーパースターで自身、バスケがと~ってもうまいんだそう。知らなかった…。あっ、「インファナル・アフェア」(02)のサム役、エリック・ツァン、ウォン警部役のアンソニー・ウォンも出てます。こっちは知ってます、当然。
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