だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ロシアの前衛美術

2008-06-01 20:46:06 | 展覧会
アヴァンギャルド(avant-garde)。芸術や美術の世界でよく耳にするこの言葉は、“前衛芸術” “前衛美術”を意味します。うむ。さらに調べてみると、ロシアの政治家ウラジミール・レーニンによって確立された、一般大衆を率先する革命部隊(前衛党)のことも意味するようです。(Wikipediaより)

前衛美術の代表的なものには、シュルレアリスム、抽象絵画、フォーヴィスム、キュビスム、未来派などがあります。ここまで来ると一般の絵画ファンには少し難しく感じるのですが、画家たちの名前を聞くと分かりやすいかも。

シュルレアリスムの画家には、マックス・エルンスト、サルバドール・ダリ、ルネ・マグリット、ポール・デルヴォーなど。フォーヴィスムの画家には、アンリ・マティス、アンドレ・ドラン、モーリス・ド・ヴラマンク、ジョルジュ・ルオーなど。キュビスムの画家には、パブロ・ピカソ、ジョルジュ・ブラックなど。

では、この展覧会で少し勉強しましょうか。渋谷のザ・ミュージアムで、開催の「青春のロシア・アヴァンギャルド」。展示される作品には、カジミール・マレーヴィチ『農婦、スーパーナチュラリズム』(1920年代)や『刈り入れ人、1909年のモティーフ』(1912~13)、ニコ・ピロスマニ『小熊を連れた母白熊』(1910年代)や『宴にようこそ!(居酒屋のための看板)』(1910年代)

マルク・シャガール『家族』(1911~12)、ジャン・プーニ『ランプのあるコンポジション』(1917)など。この展覧会は、1999年に開館したモスクワ市近代美術館のコレクションで構成され、全70点がすべて日本初公開。20世紀ロシア美術を見に行きましょう。
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