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だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

モノクロのベルリン

2007-09-13 20:50:31 | 映画
ジョージ・クルーニーの「オーシャンズ13」(07)は、シリーズ中1番面白かったです。なぜかというと、エヘヘ、実はエレン・バーキン!1954年生まれだから、今年53歳。以前から好きだったけど、未だに輝いていました。

彼女と絡むライナス役のマット・デイモンも、最近はグッと成長し、2作目よりど~んと楽しめました。それにしてもクルーニーって、ロス先生から、映画に移って、さらにヒット作に出演して、さらには監督まで。すごいです。

監督作品は「コンフェッション」(02)と「グッドナイト&グッドラック」(05)。製作者としては、「FAIL SAFE 未知への飛行」(00/TVM)から、最新作の「マイケル・クレイトン(原題)」(07)まで多数。ホント、すごい。ますます渋くなって(おちゃらけは変わらないだろうけど)ますます素晴らしい映画作りをしていくでしょう♪

そのクルーニーが出演作に選んだのが、「さらば、ベルリン」(06)。監督は、盟友スティーヴン・ソダーバーグ。原作はジョゼフ・キャノン。第二次世界大戦後のベルリンを舞台にした、ミステリー・サスペンスです。1966年の「さらば、ベルリンの灯」とは別物です、はい。

1945年7月26日ドイツのポツダムにおいて、調印された“ポツダム宣言”。歴史で習いましたね~。その取材に訪れた、アメリカ人の従軍記者ジェイク・ゲイスマー(クルーニー)。彼の運転手タリー伍長(トビー・マグワイア)は、見かけと違い、実は金のためなら何でもする男。(エエッ、汚れ役!?♪)

ジェイクはかつてここで通信社を経営していて、その時、レーナ・ブラント(ケイト・ブランシェット)という人妻と不倫の関係だったのです。そして今、レーナはタリーの恋人。うっ。レーナは、売春婦にまで落ちていたのです。さらにタリーが、謎の死を遂げます。

事件を調べ始めたジェイク。やがて判明する陰謀と、ナチス時代の影…。40年代の雰囲気を伝えるため、全編モノクロで撮った映像は、「カサブランカ」(42)や「第三の男」(49)のよう。ううっ、クルーニーって渋い、渋すぎる~♪
コメント
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