ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

ドキドキして来た

2007-11-29 09:45:28 | 日記
私がいろいろ遊んでる内に、NHK杯が始まってしまいます。
直前のニュースとかインタビューとか出て来ると、ドキドキして来ますね色々と。

試合の前から「勝って当たり前」みたいに言われるのは、それはそれでプレッシャーがかかって大変だと思いますが、これもこの先頂点を目指す上では超えなければならない試練のひとつなんでしょう。
ファンは見守るしかないです。がんばれ。

印象的だったのは、NHK杯のニュースで「4回転を2回」について語ってた所。
目の前にある試合のためではなくて、もっとその先を見て、最終目標であるバンクーバーに向けての挑戦を始めてるんですね。
ある人が言っていた「オリンピックで金メダルを取るような選手は、最初からどのオリンピックでメダルを取るかを決めて、そこから逆算して自分のやることを考えている」という言葉を思い出しました。
(これは我々一般人も見習うべきことなんですけどねほんとは)

とりあえず私は、仙台行きへ向けて荷造りしなければ(行くの土曜日からだけど)。
御供にコレ連れて行こうと思ってます。
紫の

ワニ。

どうでもいいんですが、団体旅行以外で飛行機乗るの初めてだったりします。
ていうか、飛行機自体あんまり乗ったことない。
最初は東北新幹線で行こうかとも思ってたんですが、時間はそんなに変わらないんですが、値段が…。
飛行機のホテル付きプランの方が、新幹線の料金より大幅に安いなんて。
JRはまだまだ営業努力が足りないのかも知れない…。


***

追記。今回の縁起担ぎ。

いつもの目玉。


龍と鳳凰。日本での試合ということで、和物にしてみました。
「龍翔鳳舞」って書道の世界で使われる言葉みたいですね。
この言葉を下さった方が、書道に携わってる方だったのかも知れないですね。
力強い飛翔と華麗な舞が見られますように。



フェイジョア

2007-11-27 09:35:00 | 日記

実家から送られて来ました。
食べごろになると実が勝手に落ちて来たり、花びらが食べられたりして色々面白い植物です。
花は白くて肉厚で、食べるとほんのり甘かったりします。
実の方は…普通に美味しいんだけど、皮がぶ厚いので食べる所は意外と少ない。

***

NHKの衛星放送で「ロミオとジュリエット」の映画を録画してたのを、やっと見ました。
「ウエストサイドストーリー」は意外に原作に忠実なのが分かりました。でもWSSは実は結構社会派。

それはともかく、シェイクスピアが、悲劇ではなく喜劇の手法でこの話を書いたっていうの、本当だったんだなあ…としみじみ思いました。
甘く切ないテーマ曲が映画全編を彩ってるからシリアスな悲劇に見えるけど、ストーリー自体はなんか、ドタバタのシュチュエーションコメディみたいだ。最期の悲劇も、二人で心中するんじゃなくて、後追い自殺×2ていう訳のわからないシュチュエーションですしね。
神父の使者(正しい情報)がえっちらおっちらロバ引いて歩いている横を、ロミオの従者(間違った情報)がものすごい勢いで馬で追い越して行く場面は、あれはもしかすると笑う所かも知れないと真剣に思いました。
それでも、オチがどうなるのか分かってても、「ああすればいいのになんでこうするのよー」とジリジリさせられてしまう所は、流石シェイクスピア先生でございます。

○ロミオ:3歩あるけば言ってることが変わる、恐るべきトリ頭。「ジュリエットのために敵とも仲良くしよう!」と誓ったその直後、マキューシオが死んだ瞬間に態度豹変させて、殺す気満々でタイボルトを追いかける切り替えの早さにびっくり。
○ジュリエット:思い込みの激しさと気の短さではロミオといい勝負な弾丸娘。思いついた次の瞬間に即座に実行に移す恐ろしいまでの行動力が悲劇を招いているような。
ヒーロー&ヒロインが揃って「お前ら、一旦落ち着いてよく考えろ!」と言いたくなるような性格をしているため、さくさくとテンポよく話が進みますが、戦闘シーンだけはやたらテンポが悪かったです。
…いや、そういう映画じゃないのはよく分かってるんですが、でものたくたした殺陣が延々続くのはちょっと見ててだるかったので。
○マキューシオ:刺されて致命傷を受けてるのに、中々死なずに延々しゃべり続ける男。原作通りなのかも知れないけど。
それでも彼、結構重要な台詞を言ってるんですよね。「自分は、両家の争いの犠牲になって死ぬんだ」と。タイボルト一人のせいではなく、両家の争い自体が自分を殺したのだと。
しかしロミオは聞いちゃいない。まあ、ロミオが人の話を聞かないのは、この時に限ったことではありませんが。神父なんか、まるで未来を予言しているかのような、ロミオに対する的確なツッコミの台詞をちょくちょく言ってるんですが、もちろんロミオは聞いてません。そして悲劇に向かってまっしぐら。

これ、シナリオはそのままで演出を変えれば、ちょっとブラックなコメディにもできるかも、と思いました。もちろん、この映画自体はあくまでもシリアスな悲劇でしたが。
最後の場面、二人の亡骸が着てる服が、秘密の結婚式の時と同じなんですよね。
やっと夫婦として認めて貰えたのが死んだ後だったのか…と思うと、なんだか切なくなってしまう演出だと思いました。

オリビア・ハッセー可愛かったです。でも余りに可愛過ぎるというか子供過ぎて…うーん、やっぱり子供の恋だったんでしょうね。

まつろわぬ者たちのバチェラレット

2007-11-20 00:47:15 | 日記
CSでやっとスケートアメリカのEX見れました。…長かった。その気になればWeb上で動画も拾ってこれる時代ですが、やっぱり大きな画面で見たいので。
しかも現地の映像を、そのまんま流しただけの放送。これって番組する方にとっては「超手抜き!」なんでしょうけど、見る方にとってはそれが一番有り難いという皮肉。
実況や解説にわずらわされることなくどっぷりと演技に浸れる幸せ。
映像も現地のものなので、スピンで手しか映ってなかったり、ステップが豆粒だったり、ステップなのに下半身が切れてたりとか、そういうストレスの溜まる場面がなくてとっても快適でした。
最初のどアップにはちょっとびっくりしたけど。

***

マニアックな選曲&奇抜な動き&エンターテイメント性の薄い内省的な世界観ゆえに、個人的には大好きだけどこれ世間様的にはどうなるんだろうかとちょっと不安なプログラムだったんですが、余計な心配だったみたいですね。
向こうのお客さんも喜んでくれてるのが嬉しい。日本語の声援も混ざってましたが、演技終了後に「more!」と口々に叫んでたのは、あれは現地のお客さんですよね。
ああいう一見小難しくてとっつきにくそうな表現でも、見る人をぐいぐい引き込んで魅せる力、あれがセンスなんだろうなと思いました。ていうか、そういう力がないとなかなか滑れないプログラムですよね。
他のプログラムもそうですが、滑る度にマイナーチェンジを繰り返してバージョンアップして行くのも見てて楽しい。曲が長くなったのも大きいですが、ラストのポーズが…最初の頃とは最早別物(笑)。
初期バージョンの、何気なくふっ…と顔を上げる方が、「見てないけないものを見てしまった」感が強くてコワくて好きなんですが、やっぱりああいう場所で大勢の人に分かるようにするには、今みたいに大きな動きで見せる必要があるってことなんでしょうね。

***

以前の日記で、ビョークと「鬼婆」の話をちょこっとしましたが、なんであれに驚いたかというと、最初にバチェラレットを見た時のイメージが実は「鬼」だったからです。
単に私が鬼が好きだからそう感じただけだとその時は思ってたんですが、もしかするとビョークの表現の根底にもともとああいうイメージがあって、それが表現されていたということなのかも、とちょっと思ってしまいました。
ちなみに私が思う鬼というのは、「まつろわぬ者たち」のことです。
極めて個人的な解釈ですが、人間が複雑な社会のルールの中で生きるために、理性によって押さえつけられた本能的な部分、それが社会の規範から外れることで解放されるのが「鬼になる」ということかなと。
「まつろわぬ者たち」というのは、昔の日本で「鬼」とされて来た人々の別名です。彼らは山や水辺に住み(人間の住む世界から隔絶した山は、かつては「異界」だった)、社会の規範から外れた、権力にまつろわない人々だった。
なんかね、あの…理性で武装した心の鎧を根こそぎひっぺがして、獣としての本性を剥き出しにしていく感じ、自分の本当の姿(たとえそれが醜くても)から目を逸らすな、と言われているようなあの感じが、「鬼」を連想させたのでした。

***

Web拍手コメントへのお返事&CDについての補足

コンピレーションCDですが、「~ヒーロー」に限らず、★を付けた公認モノ以外は基本的に非公認の商品てことなのかも。ユーザーのレビューに「どの曲をどの選手が使ったのかの説明が欲しい」という意見がちらほら出ていましたが、載せたくても載せられなかったのが実情なのかも知れません。
買う方に取っては同じ曲かも知れませんが、選手の側にしてみれば、自分が一枚噛んだ企画と、全く知らない所で進められた企画の違いは大きいはず。

そういう訳で、返す返すも「~ヒーロー」が非公認なのは残念ですね。SAの関係で契約のハードルが高くなっているのかどうかは私にもよく分かりませんが。
試合会場で見かけたら思わず買ってしまうかも知れませんが、公認モノなら迷わず複数買いする所なだけに複雑であります。

白鳥をめぐる冒険

2007-11-15 18:50:57 | 日記
世界の民話や神話には、洋の東西を問わず結構似通った話が多いと申します。
そんな中、ちょっと気になったのが「白鳥の湖」。
あまりにも有名なこのストーリー、一体誰が考えたんだろう?ということでちょっと調べてみました。

***

ウィキペディアによると、「ドイツの作家ムゼウスの書いた童話「奪われたべール」を元に作られた」とあります。何となく、ロシアの話のようなイメージが強いですが、実はこの話の舞台はドイツだったんですね。
ムゼウスことヨーハン・カール・アウグスト・ムゼーウスは18世紀ドイツの作家。グリムやアンデルセンよりちょっと前の時代の人らしい。
「白鳥の湖」の元になったと言われる「奪われた面紗(ヴェール)」は「ドイツ人の民話」に収められた14編の物語の内の一遍。「ドイツ人の民話」は実際の言い伝えではなく、言い伝えを元に描かれたムゼーウスの創作です。元々は童話ではなく、大人向けの文学だったみたいですね。

奪われた面紗(ヴエール)
リンク先でほぼ全文が読めますが、結構長くて大変です。
ざっくり斜めに読んでみたんですが………
これ、「白鳥の湖」とはかなり話が違う。ディテールの違いだけではなく、話の根本が大きく違ってます。

湖(この話では池)に舞い降りて来た白鳥が人間の乙女へと姿を変えるのは同じなのですが…
○ヒロインは、悪魔に姿を変えられたのではなく、元々白鳥に変身できる特殊な人間(この物語では、ギリシャ神話のレダと白鳥の間に生まれた子供の血を引く半妖精という設定)。
○白鳥に変えられて困るのではなく、寧ろ、白鳥の姿に戻れなくて困る(白鳥の姿に戻るために必要なヴェールを、男に隠されてしまう)。
○当然、偽のヒロインとか出て来ない。ヒロインは男からヴェールを取り戻し、白鳥となって飛び去る。
○男は苦労してヒロインを追いかけ、色々あってハッピーエンド。

どっちかというと、日本で言う所の「天女の羽衣」の話の方に近いんですね。
ていうか、「羽衣伝説」でもしばしば天女と白鳥は同一視されているようで、世界各地に伝わる白鳥処女説話(Swan maiden)のひとつとされています。
異種婚姻譚の一種なんですね(ちなみに、レダと白鳥も異種婚姻譚の最も有名な話のひとつ)。

***

それでは、ムゼーウスさんは何を参考にこの話を描いたのか。
エッダ(11~13世紀くらいの、北欧の神話や歴史を集めたもの)の中にあるヴェルンドルという英雄のエピソードに類似の話があるそうです。
ヴェルンドルは兄弟たちと湖のほとりに家を建てる。ある朝、湖畔で「ワルキューレで、王の娘」である3人の乙女と出会う。彼女たちのわきには白鳥のドレスがおいてあった。
エッダの中には「白鳥のドレス」についての説明はないそうですが、この話のドイツ版であるヴィーラント(ヴェルンドルのドイツ語読み)伝説では、この英雄が三羽の鳩が乙女に変身する所を見て彼女たちの衣服を手に入れ、乙女のひとりを妻にするという話があるそうです。
(余談ですが、ペルシャの伝承にも似たような話があるらしい。ヒロインがヴェールを取り戻す下りが、ムゼーエフ版と近い感じでした)
(参照:「妖精の誕生―フェアリー神話学」T.カイトリー)

白鳥になったり鳩になったりしてますが、大体この辺が元ネタと思って良さそうですね。
それにしても、元の話では乙女の正体は北欧神話のワルキューレだったのに、なんでムゼーウスさんはギリシャ神話のレダの子孫に変えたんだろう。
個人的には、北欧神話ベースで統一した方がそれっぽいと思うんですが。いきなりギリシャ神話が混ざると何かごった煮感が…。

***

ということで、「白鳥の湖」です。
元々なんで私がこの話を調べようと思ったのかというと、「ロットバルトって何者?ていうか、何がしたかったんだ?」という所が不思議だったからなんですね。オデットに呪いをかけたり王子を騙すことが、彼にとって一体何の特になるんだ?と。
というか、全体に北欧神話っぽい雰囲気の話なのに、なんで「悪魔」なんていうキリスト教的な存在が出て来るんだろう、というのが謎でした。

調べてみて分かったのは、元ネタになったと言われるムゼーウスの作品にも、そのベースと思われる伝承の中にも、ロットバルトに相当するキャラクターは存在しないということ。
ヒロインは元々人外の存在で、決して魔法にかけられた訳ではない。彼女は寧ろ白鳥に戻れなくて困っている訳で、困らせている張本人は主人公の男。
…これらの話と「白鳥の湖」を比べてみると、ちょっとロットバルトが気の毒に思えて来ますね。
ヒロインを人外ではなく人間のお姫様に。そして主人公も、ヒロインをハメるような男ではなく純愛の王子様に。…主役二人からマイナス面を払拭するために、悪い事を全部押し付けられた都合の良い悪役、という感じがして来ます。なんかもう、悪魔なんだからとにかく悪い事するんだよ、みたいな。
一見、民話や伝承をベースにしたっぽい話でありながら、民話や伝承の文法からは微妙に外れてるような気がしたのもそのせいかも知れません。

***

ちなみに、ヨーロッパの童話や民話をざっと思い返してみると、元は人間だったのに別のものに姿を変えられたというと、何故か男ばかりが思い浮かびます。「美女と野獣」しかり、「カエルの王子」しかり。
白鳥に姿を変えられた話もちゃんとあります。
アンデルセンの「野の白鳥
ここでも変身させられるのは、11人の王子様です。

***

以下、妄想。
個人的には、ロットバルトはキリスト教でいう「悪魔」というより、北欧神話のロキ神みたいな存在だと思った方がしっくり来ます。ロしか合ってないけど。
ロキは神の一員ではあるけど、神々と対立する巨人族の親を持つハーフで、トリックスター的な性格を持つと言われているので。
で、オデットは「呪いをかけられた人間」ではなく、神の娘であるワルキューレだとする。
ワルキューレであるオデットを、人間の王子が娶るための条件として、「真実の愛」が試される訳ですが、そこへトリックスターのロットバルトが乱入し、偽オデット(オディール)を使って王子を罠にかける。罠にひっかかってしまった王子は試練をクリアできなかったため、結婚に失敗。
飛び去ってしまったオデットを取り戻すべく旅立つ王子。ジークフリートと愉快な仲間たちの長く苦しい冒険の旅が、今始まろうとしていた(次号に続く)。

嘘です。続きはありません。

自分のための覚え書き・CD編

2007-11-15 14:17:11 | 日記
フィギュアスケート関連のコンピレーションCDも随分出て来たなあ…と思ったので、分かる範囲でまとめてみました。
レーベル別にしたのは、レーベル毎の傾向と対策なんかが分かりやすいんじゃないかと思ったからです。
スケーターの公認モノには★を付けてみました。

■ユニバーサル ミュージック クラシック
フィギュア・スケーティング・アルバム(2004年1月)
プリンセス&プリンス・オン・ジ・アイス(2006年2月)
プリンセス&プリンス・オン・ジ・アイス(限定ゴールドディスク仕様盤)(2006年3月)
プリンセス&プリンス・ON・THE・アイス(2)(2006年4月)
プリンセス&プリンス ON THE アイス2007(2007年1月)
スケーティング・フェアリー・ダンス!(2007年2月)
プリンセス&プリンス ON THE アイス 2007 II(2007年3月)
※「プリンセス&プリンス ON THE アイス」のシリーズのイメージが強かったんですが、何気に2004年から出してたりするので、ここがこのジャンルでは一番の老舗かなと思います(日本国内では)。
※「~フェアリー・ダンス!」ていうのが初めて見たヤツで、これだけタイトルが違うのが謎ですね。アマゾンのリンク先には収録曲の情報すらないので、曲はこっちを参考にして下さい→スケーティング・フェアリー・ダンス!
結構面白い選曲だと思いません? ジャケットがアマゾンのと違ったりして色々と謎は謎なんですが。

■EMIミュージック・ジャパン
トゥーランドット フィギュア・スケート・ミュージック(2006年4月)
チャルダッシュ(2006年12月)
トゥーランドット&チャルダッシュ~ベスト・オブ・フィギュア・スケート・ミュージック~(2007年3月)
浅田舞&真央 スケーティング・ミュージック(2007年11月予定)★浅田姉妹公認
スワン ザ・ベスト・オブ・フィギュア・スケート・ミュージック 07/08(2007年12月予定)
※ここのとユニバーサルのは、よく生協のカタログに載っているような気がする。

■avex io
マイ・フィギュア・スケート・アルバム(2006年3月)★村主さん公認
Fantasia~My Figure Skate Album2~(2007年2月)★村主さん公認
※村主さんの所属先でもあるので、当然のように村主さんお墨付き。

■ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
フィギュアスケート・アルバム~銀盤のクラシック(2006年6月)★荒川さん公認
フィギュア・スケート・ミュージック 最新グレーテスト・ヒッツ(2007年12月予定)
スケーティング・ヒーロー(2007年12月予定)
※はい。一番の問題はコレですね。「スケーティング・ヒーロー」。
これもアマゾンよりタワレコの方が情報詳しかったので、詳細はこちらで→スケーティング・ヒーロー(仮)
今まで私がこの手のCDに手を出さなかったのは、女子シングルがメインで、大ちゃんのファンとしてあんまり美味しいアルバムがなかったのも大きいんですよね(あと、どうせ聞くなら演技で使ってない所も全部聞きたい方なので、オムニバスでは物足りないというのもありますが)。
しかしこのCDは大ちゃんの使ってる曲ばっかり…というより、彼が使ってない曲は入っていない、ぐらいの勢いです。
ただ問題は、これだけあからさまにフューチャーされているにも関わらず、大ちゃんの名前が全く出ていないこと。
これはつまり、大ちゃんサイドに名前の使用許可を得ていないということだと思います。
要するに非公認のものなので、厳密な意味では「大ちゃんのCD」とは言えないんですよね。
上の他の例を見る限り、きちんと公認されたものなら本人の名前にプラスしてジャケット写真&コメントくらいは付くと思いますが、これに関しては今の所期待はできないということで、ちょっと残念です。
荒川さんの公認CDを出しているのと同じレーベルなので、発売までに交渉を進めて許可を取って貰えるかも…という希望も一応持ってはいるんですが(笑)。
今の段階では、欲しいけどちょっと買いにくい感じです。