ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

今週のいろいろ

2005-12-25 23:28:21 | 特撮
■今週のセイザーX
超星神恒例の総集編。今回はクリスマスネタで。
「俺とゴルドは最高のコンビだ」と言われ、片腕吊った状態で器用にケーキを口に運びつつ、ヒゲにはクリームを付けつつ、真面目な顔と口調で「オーケー、艦長」と一言だけ返すゴルドさんは何がどこまで本気なのかよく分かりません。
あと、アドの本名は何やら長ったらしいややこしい名前のようですが、気の短いたっくんに途中で遮られたので確認できませんでした。
たっくんは今日も元気にツッコミを入れまくってました。

■今週のマジレン
ビミョーだ。
とりあえず、ダゴン&ワイバーンVSウルザードに期待。

■今週のヒビキ
意外だ。キリヤが実は結構マトモな奴だったなんて。

■今週のゾイドジェネシス
ルージくんの作戦立案っぷりも随分堂に入って来ました。立派になったものです。
今回は、ズーリへの再攻撃を覚悟の上での、不意を狙ってのトラフ攻略。
戦略ゲームも面白いですが、久々にバイオラプター軍団VSリーオ持ちゾイドの胸のすくような戦いっぷりが見られたのも楽しかったです。
ランスタッグのグラビティホイール、背面で噛み付いてから体を反転させるソウルタイガーのワイルドな攻撃、ソードウルフとムラサメライガー(今回めずらしくエヴォルトしてない)のX攻撃、そして何より手押し車パンダもといバンブリアンの全弾発射攻撃。
レインボージャークVSバイオプテラのドッグファイトも一瞬ですが見れました。
ニヤリと笑うコトナさんがいい感じ。
いよいよ最終決戦に突入名な感じで、来週も楽しみですね!

今週のゾイドジェネシス

2005-12-18 17:44:03 | アニメ
面白いしよく出来た話なんだけど、こう、じれったさも感じる。録り溜めしといて一気見した方が楽しめるような気がして来ました。

ポイント(1)オーバーテクノロジー
協力関係にあったソラノヒトとディガルドですが、ジーンはどうやらソラノヒトを出し抜きたい様子。
これまで圧倒的な技術力の差の上に君臨していたソラノヒトですが、所詮ご先祖様の遺産にあぐらをかいていただけのこと。地上で苦労して来た連中はその点やる気も根性も違う訳で。ソラノヒトの予想を超える学習能力と応用力でもって、いつしかコントロールできない存在になって行く……。
フェルミもどうやらソラノヒト(或いはその関係者)のようですね。しかも、異端者もしくは反乱分子っぽい。「面白いから」とジーンに協力したり、ジャークを玩具扱いしたり、いいなあ、このキャラ。

ポイント(2)空襲
レインボージャークの空中戦、今回も見れませんでした(涙)。
しかしまあ、言われて見れば確かにジャーク一機で太刀打ち出来る数ではない訳で。慌てず騒がず、唯一の飛行ゾイドを偵察に使ったルージくんは正しい。
陸上型ゾイドではラプターグイに太刀打ちできないけれど、そのベースとなっているトラフを叩いてしまえばグイは飛んで来れなくなる訳で。
戦争における補給の重要さを無視しない、この番組らしいやり方ではありますね。ジャークの燃費が悪いのも、飛行ゾイド全般の燃費の悪さ=長距離を飛んで来る訳ではない、近くにベースが必要ということの伏線になってるのかも知れません。
そういう訳で次回、トラフ再決戦が不可避の状況となりました。

ポイント(3)罪を憎んで人を憎まず?!
スゴイ表情してましたね、ソウタ。ともあれこれで四天王全裸コンプリートです。まさか本当に全員脱ぐとは。
特にこういう戦時下では、集団心理が左様して民衆が暴徒化するというのはよくありますね。なんかこういうとこ、ヘンにリアルだ。
今回大切だったのは、ソウタが悪人かどうかではなくて(実際彼は悪人っちゃ間違いなく悪人だった訳で。まあ単に子供なんだけど)、「敵兵」に対して闇雲に憎しみの感情をぶつけてはいけないということでしょう。
ここではゼ・ルフトでのエピソードが伏線として効いてて、結構上手いなと思いました。

今週のスーパーヒーロータイム

2005-12-18 17:42:41 | 特撮
■今週のマジレン

……前回に引き続きビジネス的な言い方をしますと、
「巧遅より拙速」というお話でした。

十分に時間をかけてきっちり準備を整えるのが「巧遅」、素早いが準備は不十分なのが「拙速」。従来は「巧遅」が尊ばれて来たもののそれでは間に合わないというケースも多々有り、現在では、「準備は不十分でもとにかくゴー、実際に行動しながら準備や調整も進めて行くくらいじゃないとね」ということで、俄然「拙速」が脚光を浴びているようです…。
なーんてことは、↓のサイトの受け売りです。
全滅型リーダーは誰だ! ~八甲田山遭難事件に見るリスク・マネジメントのケーススタディ~
このサイト、最近やたら周囲に勧めまくってるので、ついでにここでも御紹介。しかし、タイトルからしてお分かりのように、何せネタがアレなので、読むと確実に体感温度が下がります。もうちょっと暖かい季節になってから読まれた方が良いように思います…。

あと、ヒカル先生の役者さんは頑張ってましたね、アフレコ。普段割とのっぺりしたしゃべり方で、慣れてないせいなのかそれともああいうキャラなのかと思ってたんですが。いつもとはうって代わって気合の入った叫び声には心意気を感じました。


■今週のヒビキ

話自体は面白いと思うんですけどね。
面白いんだけど……全裸か。この寒いのに。
誰だ、「変身解けたら全裸です。リアルでしょ」とかいうアホな設定作ったの。
お陰で「敵の攻撃受ける」→「変身解ける」→「ボロボロになりながらも気力で敵に立ち向かう」というベタながら激燃えの展開を事実上不可能にしてしまった上、今回のこの……おっさんのムチムチしたお尻をまともに見てしまった。

ザンキさんの使う怪しい術や、不思議アイテムから出て来る式神には朱鬼の伏線が効いてますね。ていうかこういうおどろおどろしい呪術的な雰囲気こそ、当初期待してた「和風テイスト」だったんですけどね。
ザンキのアレは、多分朱鬼から教わったんでしょう。朱鬼が呪術で若さを保っていたのに通じるものがあるし。次回イブキが術に気付くのも、「宗家の人間だから知ってた」だといいな。あと、濡れた足跡が幽霊っぽくて無気味で良いですね。何故だか知らないけど、日本人にとって幽霊というのは「濡れている」イメージがあるみたいです。

で、ストーリーですが、結局なんだかんだ言って師匠から一人立ちできなかったトドロキを、何とか本当に一人立ちさせようとしているような気がします。
師匠が引退しても、側にくっついてるんじゃ意味がない。だったら師匠は死ぬしかないよね。ついでに話も盛り上がるし、玩具の販促もできるし、脚本家お得意の「井上死」もやれるし。ここでやらない手はありませんね。
そしてキリヤは、迷った挙げ句「鬼の力を私怨の為に使う」。それはかつて朱鬼が犯した間違いであり、あきらが犯そうとして踏み止まった道だった……。
まあ彼も、口では「父親を超えたい」なんて立派なことを言ってますが、実際には父親代わりにヒビキさんに甘えたいだけなのが見え見えだからなあ……。
そんなキリヤに乗せられて、ついうっかり本当に父親を超えてしまったアスムとの対比が面白い(アスムに取っては、父に対するわだかまりを解く=父を超えるになる訳で)。

今週の超星艦隊

2005-12-18 00:33:28 | 特撮
燃えるツッコミ最終決戦。
クールの終わり毎にラストバトルをやるのは最早このシリーズのお約束とは言え、マジで「総力戦です!!」な演出には燃えますね。しかし。

ブレアードにコスモカプセルのエネルギーを照射し、巨大化させる。
→巨大化担当を決めたのはジャンケン。
迎え撃つ3戦艦とコアブレイバーであったが、巨大ブレアードには歯が立たない。
→でも金的は効いていた。抜群に。
グレートライオvs巨大ブレアードの死闘が繰り広げられる!!
→肝心な所で時間切れ。ブレさん縮小。

……どこまでもネタに走るか。

拓人を倒すべき敵として認識するブレアードと(どうもこの人にとっては、全力でブチ殺すのが愛情表現なんじゃないかという気がします)、そんなブレさんを憎み切れない拓人は今までの伏線が効いてます。
そして、この土壇場でも漫才を繰り広げる三将軍に、「こいつら本当にネオデスカルの先祖か?」と疑問を感じるグローザさん(その疑問は尤もだと思いますが)。
……何か、伏線っぽい気がするなあ。素直にデスカル→ネオデスカルとはならない気がする。三将軍がセイザーと共闘するような展開になったら楽しいですね。ていうかならないかな。三将軍がこれで死んでしまったなんて思いたくはないんですが。

今週のゾイドジェネシス

2005-12-11 20:55:05 | アニメ
そこに善悪の違いはない。立場の違いがあるだけだ。
……というわけで。
「キダ藩再興」を目指すダ・ジンたちズーリの街勢力と、「打倒ディガルド」を目指すラ・カンら討伐軍の間に軋轢が生まれる話でした。
「自分が話せば命令になる」とルージを代理に立てるラ・カン、街の者たちの不満を解消するため、ルージと戦わざるを得ないダ・ジン、「キダ藩の姫」として(わざわざお洋服も着替え、台詞でも身分を強調)仲裁したレ・ミィと、それぞれ自分の「立場」を重く自覚しての行動が印象的。

一方、戦いの方も水面下で動きが。
前回の首都襲撃はいわばデモンストレーション。それをより効果的にするために、ヤクゥやカトーンの人々が各地に噂をバラまいて行く。
こういう、戦いを側面から支援する人々の働きをしっかり描いてたりするから、このアニメは好きですね。ヤクゥの渋い役所も好きだし。

そして難攻不落を誇るズーリの街には、空からの襲撃に弱いという弱点が……。
という訳で、空からの襲撃開始。そろそろジャークにも活躍して欲しいですね。ここのところずっと空輸要員になってるので。私が見たいのは荷物運びじゃなくって空中戦なんだー!!
あとソウタ生きてます。……ということを言うためだけに出て来たような気がする、今回。