ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

五月が終わる

2009-05-31 00:00:00 | ノンジャンル
FOIのチケットは取りあえず引き取り手が見つかりましたので、記事の該当部分を消しておきます。

そういう訳で、神戸でのインフルエンザ騒動もようやく下火になって参りました。直接感染とかしてなくても、あんなに振り回されるもんだとは。まだまだ状況は余談を許さないとも申します。何はなくとも手洗い&うがいは外から帰った時の習慣にしておきたいものですね。

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「オペラ座の怪人」のブログ記事で「もうすぐジャンプも飛べます」と報告してくれた大ちゃんですが、本当にあの後すぐジャンプ練習を始めたみたいですね。
そして何と6月14日の関大のイベントにも出演の予定とか。
今迄がひたすら「待ち」の一手だった分、予想外に早い(いや、実際には予定通りなんですが、感覚的に…)展開に、「ええ?! いいの?!」という気分にもなってしまいますが、今迄慎重に慎重を期して治療とリハビリに当たって来たお医者様&スタッフの皆様が付いてることと思いますので、ここは素直に喜ばせて頂きます。
久しぶりに動く姿が見れるー♪♪♪(TVで)

11月に手術、3月に氷上復帰で5月に本格練習開始…と最初に聞いたあの当時には、「5月」という月が余りにも遠くて、永遠に来ないんじゃないかという気さえしたものですが、時間ってちゃんと流れるんだなあ…と改めてしみじみ致しました。
私たちファンが待ってる間、ひたすら地道に努力を重ねて来た御本人には頭が下がるばかり。
ようやくここまで辿り着きましたね。

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こうして来ると、俄然期待してしまうのがフレンズ・オン・アイスです。
前にも書いたけど、今年のオフシーズンは私、FOI一点買いでした。
理由は、
(1)時期的に、大ちゃんが回復して来ている可能性が高い。
(2)そしてもし大ちゃんがショーに出られそうなコンディションならば、大ちゃんと荒川さんの関係からして高確率でショーに呼んで貰えるだろうし呼ばれれば出るんじゃないかと思う。
(3)仮に大ちゃんが出なかったとしても、FOIなら見て損はしないと思う。
以上3点です。
特に(3)。スケートを観に行く動機のほぼ9割くらいが大ちゃんで占められている私に取って、こう思わせて貰えることは特筆に値します。

私が初めて生でスケートを見た第一回のFOIは、荒川さんも初プロデュースということで、まだ若干手探りな感じもありましたが、それでもはっきりと『自分のショーに来てくれたお客さんには、絶対に損はさせません』という明確な意志を感じました。
「作り手の顔が見える商品」じゃないですけど、ショーの演出にしても出演者の選出にしても、「みんなこの人見たいでしょ?」「こういうの見たいでしょ?」っていうのをちゃんと分かってくれてる感じがして、「ああ、荒川さんのやる事ならハズレはないな」っていう、既に信頼が出来上がってる感じです。
こういうのを「ブランディング」っていうんですよね。私に取って荒川印のFOIは既に信頼のブランド。

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拍手コメントへのお返事
□5月20日24時頃
そうですね。決して子供がかっこつけて悪ぶるのではなくて、決してかっこ良くはない悪人の感情を理解し、気持ちに沿うことができるのが彼の大きな魅力だと思います。
「道」はまだ見てないんですが、彼だからこそこれを表現して欲しい、っていうキャラクター像があるのかも知れないですね。

そして次のステージへ

2009-05-20 22:44:00 | 日記
17日の日曜日は1日家にいたんですが、何か大事になってるなーと思いながら月曜日に会社に行こうと外へ出てみたら、道行く人がみんなマスクしてて驚きましたin神戸。
最早神戸では、外へ出る時はマスクを付けるのが基本的なマナーになりつつあります。という訳で、私もマスクして仕事に行ってます。掃除用に買っといて良かった。
手洗いうがいは実は大分以前から実践しております。でも個人的に、風邪etc.の予防には冷やさない事が一番重要かも。季節の変わり目は気温の変化が激しいので、着て行く服に悩みます。
以上、今話題のインフルエンザネタでした。

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西梅田でやってた劇団四季の「オペラ座の怪人」は17日が千秋楽だったんですね。駅を歩いてると突然流れて来る宣伝の「♪チャ~ンチャララララ~ン」にびっくりしながら、ついでにうっかり大ちゃんのストレートラインステップを思い浮かべることももうないのかと思うとちょっと寂しい気もします。

その大ちゃんですが、千秋楽の劇場に足を運んでいたみたいですね。
相変わらず義理固いなあと思いながらブログを読んでたんですが、文章からはみ出る勢いでほとばしってるファントムくんへの熱い想いはどう考えても「義理」じゃないですね。
私もファントムくんに関してはここで何度か語ってますが、確かにものすんごく語り甲斐というか掘り下げ甲斐のあるキャラクターだと思います。

大ちゃんは「今度は自分が感動を与える側に」と語るけれど、私はもう既に山程感動を貰ってます。
多分それは彼が、スケーターとして優れた技術を持っているからというだけではなくて、ファントムの事を「人間が誰しももっている姿だと思います。」と語れる感性、ただかっこいいだけでなく、子供じみていてエゴイストで残酷で醜い、だけどとても哀しいファントムの姿を、決して特異なものではなく、人が誰しも心の奥底に隠し持つ普遍的なものと捉えて、己の身の内にもあるそれを共鳴させる。そういう感性の持ち主だからなんだろうなと、改めて感じました。
彼の演じるファントムがドラマティックなのは、彼がファントムという他人を演じているのではなく、自分の内面にあるファントム的なもの、普通は見ないフリをして意識の底に沈めてあるはずの心の闇を、敢えて引きずり出して陽の下に晒しているからなのかも知れません。
彼は自分をナルシストと言うけど、本当のナルちゃんだったら、こういう「闇」に属する表現って絶対にできないと思うんですよ私は。

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ええと、大ちゃんもマスクはして歩いているみたいですね。マスコミは騒ぎ過ぎという気もしますが、気をつけるに越したことはないですもんね。
もうじきジャンプの練習もできるとのこと。苦しい事も多々あったはずですが、ここまでがんばって来た、その成果なんでしょうね。ここまで来たら何があっても、待ちましょうとも最後まで。

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余談1
FOIのチケットの事も書こうと思ったんですが、長くなったので又の機会に。

余談2
「オペラ座の怪人」を映画版で見る人へ改めてご忠告。戸田奈津子の字幕を信じてはいけません。四季版は分かりやすく翻訳してましたね(韻はさすがに踏んでないけど)。

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web拍手へのお返事

■5月2日18時頃
わー半月以上前。お返事が遅くなってすみません。
リンク存続運動は、熱意と手腕を併せ持った素晴らしい人たちに恵まれましたね。もちろん大ちゃんの存在も大きく、彼の存在がなければここまでの展開もあり得なかったと思います。いくら感謝しても感謝し切れません。
他者に対する感謝と尊敬を忘れない人の所には、自然とイケてる人が集まるし、人にも助けて貰える、何かあっても最後は笑える人になると思います。大ちゃんは正にそういう人かと思います。私も彼は、最後には絶対に光を掴めると信じています。

■5月19日1時頃
状況的にマスメディアへの露出がない今、私たちファンが求めているタイミングで絶妙なメッセージをくれるのは、本当に有難いですね。
行きつけの美容院のブログでも近況(そして最新の髪型)を知ることができるのはこれはこれで大変ありがたいことですが。

何気に私も色んな所をこまめにチェックはしています(笑)。
このブログの更新が滞ってるのは、ネタがないからではなく時間がないからなんですよ(笑)。ていうかそんなに多忙な訳ではないですが、こんな駄文でも、文章をまとめるのはそれなりにゆっくり落ち着いた時間が取れないと中々難しいので。
こういう趣味のブログは、更新に義務感を感じるようになると中々しんどくて続かないので、自分に無理のないペースでのんびり書いています。そういう訳であんまりマメな更新はできませんが、何卒ご容赦下さいませ。

ブログの機能で拍手が付くようになったので、右上の拍手リンクは折を見て外そうかなーとも思っています。今迄あんな分かりにくい拍手ボタンを押して下さった皆様、ありがとうございます。結構励みになってます。

私と歴女と戦国BASARA

2009-05-17 22:50:00 | ノンジャンル
キャシャーンSinsが終わったので、とりあえず今戦国BASARA見てます。
これの原作のゲームがきっかけで歴史好きの女子=略して歴女(レキジョ)が増えたとかで話題になってますが、二十年ほど前に某戦国武将の子孫たちが戦うアニメで心にヨロイが走っていた私にしてみれば、「何を今さら」という気がしないでもないです。

ちなみに私が戦国武将のネタ本として愛用しているのが「歴史読本スペシャル戦国武将201裸のデータファイル」。17年前のムック本ですが、かなりマイナーな人まで載っててとても便利。
今年の大河の主役直江兼続ももちろん登場。しかも主君である上杉景勝より扱いが大きい。家臣の方がデキがいいっていうのは、昔からの定評だったみたいですね。…と、このように楽しむことができます。
(でも「天地人」は見てないです。何か、今時風に前髪靡かせた妻夫木聡を見かける度にやる気失くすのって私だけでしょうか。前髪降ろすのって、当時は子供の髪型なんじゃ。チャンバラ娯楽系の時代劇ならいざしらず、仮にも天下のNHK大河なんだから、その辺は押さえて欲しい所)

それはともかく、戦国BASARAは面白いです。
ていうか、カプコンのセンスってやっぱりスゴイと思いました。
ストIIとバイオハザードで一時代築いたのは伊達じゃないよね。キャラの立て方と言い、ダサさとカッコ良さの絶妙なバランスと言い、中々他では真似できないものを持っている。
(余談ですが、ストII映画の実写版がいつもコケるのは、春麗の衣装を忠実に再現してないのも敗因の一つだと思います。ハリウッドは何故、あの衣装の素晴らしさを理解できないんだろう)

戦国BASARAの場合、歴史上の事実をまるっきり無視するのではなく、実際にあったエピソードやキャラを極端にデフォルメして使ってる所がポイントですね。
伊達政宗も真田幸村も、歴史的事実だけで既に十分かっこいいキャラです。その上でカプコン流にアレンジして異常にエッジの効いたキャラにしてるから、ウケるのも当然と言えば当然かも。
元ネタのわかる歴史マニアなら、史実と比べて「ニヤリ」とできるお楽しみもありますしね。
アニメの脚本も、バカッぽいネタを全力でやりつつ、変な所だけ史実に忠実だったり、きっちり燃えのツボを押さえてたりして中々ナイス。

ところで、BASARAの幸村見てるとどうしても烈火のリョウこと真田遼くんを思い出すのは私だけですか。あのアホ可愛いキャラが妙に被るんですが。濁点付きの雄叫びを上げるのは、彼が走りだったような気がするんですが。

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GWに実家に帰ってみたら、姉の子供たちがどっぷりBASARAにハマってました…。