ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

日本男子初!GPF優勝おめでとう

2012-12-18 21:53:00 | 日記
昨日でルミナリエも終わってしまいました。


ちなみに昼間はこんな感じ。


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何かにつけて「仕事が忙しい」を言い訳にここの更新をサボってる訳ですが、NHK杯の時期はほんとに、仕事に加えてプライベートにまで色んな事がいっぺんに押し寄せて来て、神様はそこまで私にNHK杯を見せたくないのかと思ってました。虹川です。ご無沙汰してます。
そんなこんなも一応落ち着いてGPF。
過去出場6回で銅が1つに銀3つ(だよね?)。今まで取れそうで取れなかったタイトルをようやく手にしました。おめでとう。

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ここでまた占いの話で恐縮ですが、中国杯の後は全然占ってないのですが(占うヒマがなかったというか、掃除するヒマがなかったんです。※大抵の占いの本には、「占いは片付いた部屋でやれ」と書かれてます)。
でも結果的には中国杯の「火水未済」で底を打って、NHK杯、GPFとゆっくりと上昇して行くイメージだなーと思って見てました(GPF、結果は優勝したけど、大ちゃん自身が言うように、まだまだMAXじゃないですよね)。

で、個人的にはこの「ゆっくり」ってとこがポイントじゃないかと思ってます。

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ここを読む方の中には「占いなんて」とお思いの方も多いと思いますが、正直私自身も半信半疑というか、なんで当たるのか分かりません。私霊感とか全然ないですし。
ただ最近思うに、占いを当てる一番の秘訣は「自分の望まない結果が出ても受け入れる」ことかなあと思うようになりました。

実はこの「未済」が出た時も、最初出た時一瞬、「なかった事にしよう」と思ったんですよね(笑)。
だってファンですから。どの試合でも勝って欲しいし、「その試合で」勝てるという結果が欲しい。
マスコミは試合一つある毎にその結果で騒ぐし、それを見ればファンの心も騒ぐし(NHK杯に関して言えば、私マスコミの報道をチェックするヒマもほとんどなくて、でも結果的にはそれで良かったのかなと個人的に思います)、それで慌ててああしなさい、こうしなさい言う人も出て来るけど、占い的にはそれは良くない(笑)。
「川を渡ろうとして、入ってみたら思ったより深かったと言って途中で引き返すような事をやっていては、何も成し遂げる事はできません」これが未済の卦の教えです。
(マスコミとスポーツに関しては別の機会に書きたいと思うけど、以前にも書いた通り、マスコミの称賛は将来の結果をなんら保証するものではないと思います)

底を打ってここから良くなると言っても、一足飛びに急上昇できる訳ではありません。一歩一歩辛抱強く登って行かなければなりません。
そして実際大ちゃんはそのように戦っていると思います。
占いに頼らずとも、それがアスリートの正しい戦い方なんでしょう。どの試合も勝ちに行くのは当然ですが、彼はいつでも目先の勝ちよりもっと長期的な視点で先を見据えながら戦って来た。
その結果のひとつがここに出たかな、と思いました。
靴を変えるタイミングとか靴の当たり外れとか色々あったみたいですしね。

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そう言えば道化師の衣装変わってましたね。
去年の魂の庭もそうだけど、大ちゃんのアイデアが入ると衣装のデザインが具象から抽象に変わって行くんだなーと改めて思いました。
前回の衣装は単体で見ると申し分なく素敵なんだけど、あの曲線的なギザギザ模様に合わせてスワロを並べるパターンを色んな選手の色んな衣装で見た覚えがあるから、初めて見た時から「またコレか」感があるのが気になってました。
新しい衣装は襟元や袖口のヒラヒラした感じにピエロっぽさを残しつつ、全体のイメージは寧ろ衣装の下に隠されたドロドロした情念を思い出させて作品の世界観にマッチしてると思います。
これといい魂の庭と言い、結果的に初期の衣装は大ちゃんの中でイメージが固まるまでの仮衣装だった、みたいな感じになってますね。新しい衣装は大ちゃんが掴んだプログラムのイメージが反映されてるような。

いやでも、今回道化師よかったですね。
やっと私もこの曲が自分の中に入って来ました!
ロミオなら若気の至りで済むけれど、この物語の主人公は思慮も分別も、座長という立場もある初老の男。だからこそ、より一層の業の深さがずっしり胸に響きます。

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そうこうしている内に今週末はもう全日本…。
いい感じに靴がマッチして、納得の演技ができますように。
健闘を祈ります!

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余談ですがこのGPF、試合が始まる前から何故かずっと98年ルクセンブルグGPのミカ・ハッキネンを思い出してました。シューマッハの方に傾きかけたチャンピオンシップの流れを、再び自分の方へ引き寄せた起死回生のレース。最後のピットストップの後、ギリギリのタイミングでフェラーリの前でコースに戻るマクラーレンの銀色のマシン。あの瞬間が頭に浮かんで離れなかったです。あの時のミカ、かっこ良かったなあ…(うっとり)。

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■拍手コメントへのお返事
□2012/11/5 21:35
そういう訳でなんで占いが当たるのかは謎なんですが、なにげに悪い占いも結構当たるのが困りもの(笑)。でも良い時も悪い時も決して長くは続かないんですね。「悪い時」をどうやって乗り越えるのかのヒントをくれるという意味では、実は悪い結果の方が大切なのかも知れないですね。