セルジオ飛田給

サッカーダイジェストという雑誌に「セルジオ越後の天国と地獄」というコラムがある。
週の出来事をセルジオ越後が、日本サッカー界の発展にとって、良い・普通・悪いという３段階で評価し、理由やあるべき姿を綴るという構成になっている。
「サンデーモーニング」の大沢親分の「喝」みたい（笑）だが、長期連載の割りに全然面白くない。

とにかくネガティブ！
私がよく見る「中坊コラム」という有名サイトでも、このコラムのネガティブさが嫌という意見。
前述の３段階の評価も「悪い」が全体の４割。「普通」でも内容は悪いに行き着き、年間の８割はネガティブな文面を見せられるハメになる。
「せっかく毎週購入してるんだから、たまには面白いこと言えよ」って感じ。

今週号でも、多分に漏れずネガティブのオンパレードだった。
「普通」がついた柏降格のコラムで、「人事もプレーも一貫性が感じられず降格は必然」とし、さらに「甲府は内容で圧倒したがバレー一人の活躍。試合内容はＪ２レベルでＪ１でも期待薄」と言う始末。

まあ前者は許す！。問題は後者だ。
確かに甲府の個々の選手の技術はそれほど高くない。守備に穴はある。しかし決してバレーだけではなかった。
早いプレスと手厚い攻撃で組織的に良いサッカーをしていたし、分かり易くエンタテイメントに徹していたことは、ＴＶ解説でもスポーツニュースでも賞賛された。
越っちゃん、どこ見てたの？何が期待出来ないのかもさっぱり分かんねーよ。
資金６億でもＪ１に行けることを示したのは、現在のＪ２、ＪＦＬのチームに大きな希望を与えたはずだ。
瀬川さんがプロになったことと、同等以上に評価されてもいいと思う。

多分、私は評論家っていうヤツが嫌いなんだ。
評論家は物事に対してコメントするだけで、物事を良くするとか、悪くさせないとか、そういう行動には関わってこない。
悪いと思うならどう変えて行くのか。変えるにしても自分で何が出来るか。こう考えなくちゃウソだ。

ＦＣ東京というクラブはあるが、ＦＣ東京という「家族」はクラブとサポで構成される。
悪い点は改善したいし、いいイメージを共有したい。不安をあおっているだけなら家族じゃないね。分析は必要だけど評論家はいらない

＃噂のアモローゾをＴＶ観戦。ゴール前での嗅覚は期待大！どうウチのチームにマッチするか楽しみ！