眠らない街

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神戸-東京戦(TV観戦)

2009年07月04日 | FC東京&サッカー
ナオ、カボレのゴールで2-0勝ち!

ナオは凄すぎる!!
確かにシュートチャンスではあるけど、DF4人に寄せられて、それでも決めてしまう。
ナオのゴールはどれもミラクルだし、枠内シュート率とか決定率とか、そんな基準じゃ測れない。
この得点をあげたシュートでも、唯一のゴールへの弾道を突き刺してみせました。

推測だけど、ナオのプレイは「ゴールからの逆算」が出来ているのだと思いました。ナオのコメントを見るに確信めいたものがあります。
後半5分に決まったナオのゴールは、羽生からのパスが来た時・・・というより、パスが来ると分かった時、ゴールまでのイメージが出来ていたと思います。

①ゴールに突き刺すボールの弾道→②そのシュートを放つ位置と体勢→③トラップの大きさと方向

最後の作業になるはずの①が最初に見えて、その逆算でプレイをイメージ(①②③の順番でイメージ)しているから、次のプレイにつながるトラップが出来、シュートはしっかりと枠を捉えるし、強いシュートが打てるのだと思う。
これが③②①の順番で思考すると、③の結果が出てから②を思考するという流れになるので、どんどん選択肢が狭まってきます。

この「ゴールからの逆算」を、今、平山に強く意識して欲しいなと思います。
前半、ナオの絶妙ドリブルから、平山がシュートを放ったシーンがありました。
平山はトラップしてから、数度ステップを踏んでシュート体勢に入っていましたが、トラップ→ステップ→シュートの短い時間の間に、神戸DFが3人平山に寄って来て、結果、シュートはDFにクリアされました。
「ゴールからの逆算」を意識していれば、シュートの弾道→その弾道のシュートを放つ位置、タイミング→トラップの仕方(またはノートラップのシュート)というのが一瞬のうちにイメージ出来ると思います。
というより、「ゴールからの逆算を意識」することで、イメージを磨くことが出来るようになり、今よりも可能性のあるシュートが増えると思います。
ナオにあやかるだけでなく、ナオから盗んで欲しいですね。


話は変わります。
TV観戦で、選手全体の動きが見えないため、個々の選手の評は控えますが2点ほど。
・我那覇選手について
川崎在籍時、にんにく注射で出場自粛、復帰後もスタメン落ち、神戸移籍するも出場機会が少ないというケチがつきまくっていた我那覇。
しかし、私的にはJ屈指のポストプレイヤータイプのFWだと思っています。
ゴールゲッターというより、前線でボールの収まるというのが特徴。
神戸は、昨シーズンオフに得点力向上を求めて我那覇を獲得したのに、何故、我那覇を使わないのかずーっと疑問でした。一体どういう評価をしているのだろうと。
神戸というチームが我那覇を評価するには、我那覇自身の得点よりも、「神戸が、我那覇のポストプレイでどれだけ有効な攻撃形を作れているか」という点だと思います。
それには先発出場と出場時間の長さを与えるしかありません。
途中出場のみで、我那覇が得点を上げれていないという評価は×だと思うのです。

今日の先発出場を見て、東京の勝利以外の要注目ポイントとして、我那覇のポストプレイに注視していました。
率直な感想としては「我那覇どうしちゃったの?」「100%じゃないよね」というもの。
神戸が我那覇の特徴を生かしていないのもあるし、我那覇自身がクサビの縦パスを受ける体勢になっていないの両面があります。前者の要因が強いかなーとは思いますが・・・

・宮本選手が入った4バック
ガンバ大阪は現在4-4-2のシステムを採用していますが、加地が東京からガンバに移籍する前、3-5-2と4-4-2を併用していました。
しかし、4-4-2の時、宮本はスタメンを外れていたのです。
西野監督曰く、
「宮本は4バックの適正がない」
というもの。
私的には、頭は良いし、ラインコントロールも出来ていると思うけど、4-4-2の宮本は、どうも体を張っていないように見えてしまいます。
本当に宮本は、4-4-2の神戸DF陣を統率出来ているのか?
まあ、J1で嫌いな選手、監督5本の指に入るので、こういう勘ぐりをしてしまうんですが・・・

●追記
神戸-東京戦のスカパー放映では、ハーフタイム時、ノリオのフランス2部リーグ完全移籍の記者会見模様も流していました。
まあ、頑張ってこい!!