laisser faire,laisser passer

人生は壮大なヒマつぶし。
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知らない街へ

2021-10-05 | kabuki a Tokio

23区内でも下車したことない駅はたくさんある。でもいわゆるターミナルでしかもそこそこ近いのにまだ降りてないところがあるんだな、と

我ながらちょっとびっくりした。の大井町。

勘ちゃんたちの錦秋公演が品川きゅりあんホールだというので、品川だと思い込んでた。当日調べて大井町だと気づいてびっくり。ま、これはまだいいんだけど、公演日を7日だと思い込んでおり、なんと歌舞伎座二部に行くつもりだった私は当然きゅりあんを優先したのだった。ま、チケット無駄にすることにかけてはチャンピオン級なのでどってことないんだが。そもそも歌舞伎会員ランク維持のために買った安い席だし(負け惜しみ)

 

そんなことはともかく、大井川、じゃなくて大井町w

ふーん。鮫洲の隣なのね。鮫洲は、まだ近所の警察で更新が許されなかった遠い昔になんどか免許更新のため「のみ」に出かけて行った。当時は多忙もあってお散歩なんてしてなかったのでね。

散歩の達人(暇人ともいう)となった現在、当然1-2時間早めに出かけて行って周囲をウロウロしました。鮫洲だけじゃなくて立会川にも近いのね。

立会川といえば若龍馬。というわけで今ならではのマスク龍馬にも会いました。

 

鮫洲の「州」はオンフルールみたいだった(褒めすぎ)。近所の人たちが河岸のベンチで読書したり、ワイン持ち込んでピクニックしてたり。お天気だもんね。コロナ減ってるもんね。

で、肝心の公演は・・・

浦島

勘ちゃんのが目にありすぎてまあ比べたら鶴ちゃん可哀想なのですが。

若太郎はまあ綺麗なだけで見ていられた。二枚扇のときのめっちゃ緊張して体操になっちゃってるのもまあ、ご愛敬。

老太郎は手も足も出てなかったなあ・・・こういうのを見ると、この舞踊はけっこうな難曲なのだなあとわかっちゃう。勘ちゃんてばめっちゃなんでもなさそうに難しい振りとか流す(流しているように見える)からなあ。トークで本人もゐってたように慣れればかなり良くなると思うのでこれから一か月くらい?おどり込んで良くなるといいですね。

 

春日大社奉納舞(外題忘却)

春日大社行ったよなあ。。。忘却とは忘れ去ることなりのお年頃ゆえ、しばらく思い出せなかった。思い出したのは村男A(違う)の勘ちゃんの手先を見たとき。手先をだらんと下げたまま踊る振り(名前あるのかな、知らん)で、本当にだらんと下げてるだけの手先が綺麗で綺麗で・・・・手首から先を国宝認定したい。ま、あの胴体に、あるいは脳にくっついてるからあれだけ綺麗なんだけどねw

 

トーク

鶴松が先に出てきて一杯しゃべってた。

兄弟が出てきてからで印象に残ったのは

★中村座はコロナ騒ぎで二回つぶれた。いつになったら出来るかなあ。密だからなあ。後ろあけっぱで寒くて良ければやれるんだけどw

★浪花鑑、博多で父の代役やったとき、橋之助(当時)の叔父が一寸徳兵衛やってて、そのうち松也の徳兵衛でやりたい、って話してたのを陰で松也が聞いて感動して泣いてた。実現できて嬉しい。

★赤坂歌舞伎は場所を変えて続ける。と思うw
源さんの牡丹灯籠はスケジュールが合わなくて今回はできなかった。いつかやりたい。その代わり?w年末に中村仲蔵のドラマをやるのでぜひ!(そういえば第一報は聞いてたのにすっかり忘れてたw)

★中村屋ファミリーおっかけ番組がエミー賞海外部門でノミネートされた。発表は11月末?と言ってたような・・・

 

そんなところ。久々なので割と業務連絡系wが多くて個人的には充実したトークでした。七之助の彼女話とかなくてさw

 

前半のお散歩も楽しく、後半の歌舞伎もそれなりに。

うん、だんだん日常を取り戻してるかな、わたしも。


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