laisser faire,laisser passer

人生は壮大なヒマつぶし。
楽しく気楽につぶして生きてます。

いけてる人も、それなりの人も、番外の人も

2018-02-27 | spectacles

ぴょんちゃん五輪、lavie的顔五輪は実は今回、イケメン美女が多すぎて、そうじゃない人を探した方が簡単なくらいで(嘘)、コレクションは途中で挫折しました。

競技自体はインフルエンザにかかったおかげと、もともとヒマなおかげで80パーセント以上は見たような気がします。なので、今回は顔限定ではなく、いろんな意味でワタクシの琴線に触れた人を、メモワール的に羅列。

競技内容とかほぼ書いてませんので五輪そのものに興味がある方およびスポーツ評論的なものが読みたい方はすっ飛ばしてください。

だらだら羅列してるだけなんで超長いってのも、読み出す前に覚悟してね。

 

イケメンだらけの今大会、ワタクシ的に一番かなと思ったのがこの方。

…これ、家のテレビを原始的にそのまま映しただけなのでいまいちかな。これでどうだ!

 

フランスびいきとしてはずっと注目し続けてたラミシャピュイ。

いったん引退してからの復帰だったので成績もお顔もちょっと萎んでましたが。全盛期のお姿はパーフェクト。

 

ここまでは誰もが認めるイケメン。ここからどんどん個人的好みが入ってきますw

 

若い頃からじいさん好き。いや若い頃はじいさん好きと言うべきか。今年上好きだと本物のじいさんになっちまう。

ってことで、じいさん枠でこの方。必死でテロップ探した役員さん。キバルコさんというらしい。

スピードスケートのロシア選手だったらしい。1973年生まれだから・・・あら葛西と同い年?w

ここから男子スピードスケート三連発。顔偏差値は(個人的には)どんどん下がっていきますがw

1.カイ・フェルバイクン。お母さんが日本人ということで日本人に親しみやすいイケメン。今大会は残念ながらいまいちの成績でいいお顔がキャッチできなかったので過去写真。

そして家族写真も!カイくん(右)以外も美男美女ばかりの兄弟だ。お母さん普通なのに(失礼)

 

バンクーバー以来スピスケ日本としては圧倒的にイケメンだった加藤条治。今大会が最後、かなあ?

加藤の注目ポイントはなんといってもこれ。アンダーシャツ着てないの!ナルシズム全開とか言わない!

 

 

そしてそして、私にとって幻の選手。小田卓朗くん。1500メートル5位で何十年ぶり化の入賞だというのに翌日のニュースで完全に無視され、1000でもやはり何十年ぶりで5位。ダブル5位って相当すごいと思うのに女子のメダルラッシュの影でまたも無視・・・試合後のインタビューで「四年後見てろよ」の名台詞を吐きました。1000の無視されっぷりで興味を持ち(試合は見てないw)、1000のときは外出しなければならなかったため留守録して行ったのですがなぜか録れて無くて、ワタクシにとっては本当に今大会幻に終わってしまったのです。ワタクシ的にも「四年後見てるよ!」って感じ。せめて当ブログでは最大級のフォントと金色(黄色だけどw)にしておきました。

お顔は・・・ま、普通ですw 口元のほくろが目印。メモメモ(実は動いてる姿をほとんど見てないので覚えられてないのかもしれない)。

 

お次は、シモンアマン・スコットジェームズに次いでのちびっこみっけ!シリーズ。15歳くらいでみっけておいて、次とか次の次の大会に強くなって戻ってくる楽しみをシモンとスコッティに教えてもらいました。今大会のみっけ!はこちら。残念ながらすでに17歳。しかも3位になってしまったのでみっけ!というには派手すぎるんですが。

(15歳といえば怖ロシアザギトワとかもいるけど、メジャーすぎるし女だから却下w)

フリースタイルスキーのニコくん。高得点が出てびっくりしまくってる顔w

 

スコットくんは別項で書いてるのでカット。今大会の少し萎んだwアマンを.ワンカット。葛西より10個以上も下なんだから次も出てくるといいなあ。もっと萎んでw

 

あと。。。なんだっけ。そうそうトンガ。入場式のときのこれはご存じの方多いと思うのですが

スキーのクロカン競技で下から三番目ってのも知ってる人それなりにいると思うのですが。

これ知ってる人はけっこう少ない?

圧倒的最下位でゴールしたメキシコ人を、大歓迎して、下から三人勢揃いの肩車!下(左)にいるのがトンガさんです。メキシコといえば前大会注目したメキシコ貴族のおっさん(こちらの一番下で熱く語っています)がさすがにリタイヤして悲しかったのですがこんなところで跡継ぎがいたのね!とトンガとダブル感動したのでした。

 

今大会、冷静になってみるといちばんすごかったのはスノボスキーの二刀流で金メダルを取っちゃったレデツカ選手だと思うのですが、ま、女なので写真はいいやw可愛かったけどね。

 

そして、やっぱりいちばん熱を持って見ていた男子フィギュア。イケメンはアイスダンスで何人も見つけたのですが、個人的に本物の天然なのね、といじらしくなったのが宇野昌磨。発言などマスコミでいじられてるのを見て、ちょっと危うい気分にもなったりして。今後叩かれないといいんだが。

天然ぶりがくっきりはっきり出てる一枚を。本当に英語読めないのかwいや、五輪マークも知らないのかw

誰か注意してやってください。お願いします。

 

フィギュアといえば忘れちゃならない名解説町田先生。

テレ東第二弾、エキシビション内での町田先生のフィギュア解説。特に宇野と宮原への指摘、そして町田セレクションにはワタクシ、テレビの前で何回膝を叩いたことか!すんばらしい解説でしたよ。

一部がこちら

ヒマと興味のあるかたは是非見て見てください。これ以前のやつも続きもいっぱいあるので、探してみてね。2/25の町田解説ってやつです!

その夜のバラエティに出た時のお姿がこちら。二時間番組だというのにいつ映ってもこのお姿。ほぼ微動だにしない。どんだけ体幹しっかりしてるんだ!てかナルシズム入ってるの?w

左右の方が普通だよねぇw

 

 

 

 

 …ということで、いろいろな意味で面白かったわ今回も。文句もいろいろ言いました。わいわいともに観戦してくれたスカイプ友達ありがとう!

そして、やっぱ、最後はこの方に締めくくっていただこう!

 

 

 


ブラーヴィ!国宝さまズ

2018-02-23 | kabukiza

歌舞伎座久しぶり・・・の気がする。

七段目が圧巻でしたがそれぞれの幕で国宝さまに感動させられました。

熊谷陣屋   結構ののしってますんで新幸四郎さんファンは目を背けてくださいw

熊谷・・・なんだあれ。中学生が歌舞伎茶屋で熊谷のコスプレさせてもらった、みたいな見た目。

年齢的に熊谷やるには不足はないんだろうけれど、圧倒的に見た目が変。台詞回しなんかは播磨屋のお仕込みなのか、ところどころちゃんとしてるんだけどね。台詞はどうしようもなかったけど、押し出しのおかげで見た目はいけてた海老蔵とどっちが酷いかというと・・・甲乙つけがたいw
そもそも、三階から見てたので私が一番好きな最初の花道の熊谷の出が見られなかったのだけど、背中と歩き方だけ見て、なにこれ高麗屋さんと思ったの。(その時点で親父のほうがやってると思ってたw)足でも痛めてるのか、ひょこひょこ軽い歩き方で。本舞台に出てきたのみたらコスプレ息子wで、なんだそうか、じゃ仕方ない(仕方なくはないw)と納得した。

というわけで、どうせ「染五郎」だからダメでしょ、という偏見ではありません。普通にダメでした。

襲名だからの豪華顔ぶれがかえってバランスを欠いていたのも結果的にマイナスだったかも。
魁春はすばらしい丸本物の演じ手だけど、中学生コスプレ熊谷と並ぶとどう見ても親子。藤の方の雀右衛門は良かったけど、芝居全体の水準をあげるだけの力もなく・・・なんだよこれ、と思っていたら

出てきましたよ。すごいのが。

てか、魁春が出てるから義経は絶対梅玉さんだと思ってたの。御簾の中から聞こえる声が・・・あれ?違う。誰だ誰だ。播磨屋でもない。(今月の出演役者の知識もないまま)。

そう来たか!の音羽屋さん!

これがいいのよ。梅玉の貴公子ぶりはちょいと欠けるけど、その分とっても情があってね。この場の義経は佐藤忠清との絡みもあって、情が重要だから、本当によかった。後半の幸四郎は前半よりはずっと見られたこともあって、途中で投げ出してお茶しに行ったりしなくてまあよかったなあ、と思えたのでした。

それにしても、新幸四郎さんはこうやって似合わない役を次々やっていくうちに、似合うようになっていくのだろうか。無理するな、とおもってしまった・・・

 

芝居前

口上代わりということでとにかくたくさん出てくる出てくる。

両花の半分より後ろは三階からは見えないので、いつものお楽しみ。声色で誰だか名乗りの前に当てる!をやってみたら友右衛門さん以外は全部わかったw私がすごいのか、友右衛門さんがすごいのかw

全員が本舞台に揃ってからは個人的に上手→下手とオペラグラスは

左升→藤十郎→我當→藤十郎と行ったり来たり。大好きさとぴーとすっかりおやせになって13代目にそっくりの我當さんはもちろんのこと、藤十郎さんに目が釘付け!

声と足腰はさすがに衰えを見せる昨今ですが・・・なんなのあの若さ美しさ!お肌!
玉三郎が衰えを知らぬ美貌と言われてるけど、そして確かに美しいけど。個人的には歌舞伎界イチの美貌(もちろん顔してね)は山城屋さんだと再確認したのだった。

まっしろや!

 

七段目

 

…本当に素晴らしかった。

大石の高麗屋さんはもちろんのこと(七段目前半のかろみは、この方にしか出せないと思う)、もう見られないかと思っていた仁左衛門の平右衛門、玉三郎のおかるコンビがもう・・・筆舌に尽くしがたい絶品。

このコンビの欠点は美しすぎて時として兄妹ではなく恋人に見えてしまうところだと思っていたのだが・・・いい意味で仁左衛門が枯れて、(玉三郎は変わらないw)、ちゃんと兄妹に見えるようになり、完成されたと思った。

個人的に玉三郎は好きじゃない。特に古典の玉三郎はどこが国の宝なんだか、と思わされることが多いのだが、少なくともこの日のおかるは、素晴らしかった。高麗屋の大星ではないが、おかるのほんらいの「かるさ」を十全に出しつつ、でもけなげさ可愛らしさは失っていない。しかし70近いじいさんのあの可愛らしさは何事だ!母さん事件です!

主役三人が絶品で、脇を固める錦語始める重鎮たち。おそらく現在歌舞伎で見られる最高水準の七段目を目撃出来たと思う。怖い物見たさで海老菊のも見て見ようかなとちらっと思わないでもなかったが、これを見てしまった後で変なもの上書きされたら大変なので、絶対見ない!と心に誓ったのだったw

 

というわけで、それぞれの幕でMVPを選ぶなら

菊五郎・藤十郎・玉三郎

全員国宝さまでしたねぇ。権威は嫌いだけど、いいものはいい。しゃーない。

 

 


♪アーイアイ

2018-02-20 | spectacles

おさーるさーんだよ♪

じゃないってかそうだってか、まあこの意味忘れないうちに詳細は。文楽二部。追善なのか襲名なのかめでたいのかしんみりするのかはっきりしてくれ、の感想です。

今月博多座以来のエンタメじゃないか?

なんかその後の五輪観戦のせいでほぼ忘れてしまったよ

織太夫襲名口上は、呂太夫のときと打って変わって地味な、文楽本来の?形だった。追善も兼ねてたから?

織太夫、というより咲甫さんというほうが未だになじみのある彼が、清治さんの甥だってのははじめて知った。文楽について何も知らないねぇ私。

ということを大前提にしての愚痴ですが。

織さん、うるさいw

 

うるさいのは重々承知してましたが、襲名と言うことでますます張り切ってるのか、本当うるさい。

感動を打ち消すくらいうるさい。

その上、タイトルですが・・・

文楽でも歌舞伎でもおきまりの年寄りが泣きながらいう台詞

「ほいやい」「ほいやい。。。」の繰り返し。まさに泣かせどころのクライマックスなんですが。

織さん、感極まってか工夫かしらないけどほいやい、じゃなくて微妙に伸ばして「ほーいやい」っていうの。

その上、そこの節が、知ってか知らずかわざとかわざとじゃないのか(わざとのはずはない)♪ソーソミ。

ソーソミ、てほーいやいって言ってみて!はいご一緒に!

ほーいやい!ほーいやい!

おさーるさーんだよ!!!

ね!

マスクの下で爆笑してしまいました。泣くところなのに。

マスクしててよかった・・・

 

ってことで、それしか記憶に残ってない

襲名演目

合邦でした!


萬太郎vs門之助

2018-02-17 | spectacles

歌舞伎の話ではありません。すみません。二月に入ってから旅行→インフルエンザB型→ぴょんちゃん(あくまでひらがな表記にこだわっております)五輪と、歌舞伎とは縁遠い生活を繰り広げております。今月文楽も歌舞伎も含めてすでに3公演ドブに捨てました。アホです。

で、歌舞伎座ドブに捨てて男子フィギュアショートプログラムにかじりついていたわけですが。

例によってメジャーな選手より変なところが気になるお年頃。ソチでお気に入りの一人になったフィリピン代表、マルちゃんことマルチネスくん。超美少年だったのだけど、大人になってなんか萬太郎になってた。いや、美形ですよ、美形w

ソチではフリーに薦めたのに今回は残念でした。四年後も会えるだろうか・・・

 

で、もう一人めっちゃ歌舞伎顔を発見した。こちらはマレーシア代表のジージエ・イーくん。マルちゃんよりずっといい点出してたので、フリーでまた見られると思って油断してテレビ接写してなかったら、なんと24位までフリー進出の処、25位になってた。惜しすぎる。こちらはいろいろな歌舞伎役者に似てる和風美形。中では門の助にそっくりだと思った。ネットで探したらマレーシアの旗手をやっていた写真を発見。門の助っぷり、わかるかしらん?

東南アジアのフィギュアスケーターはまだまだ希少価値なので、この二人には歌舞伎のためにも(違う)競い合って技を磨いていただきたい。

 

おまけ。

もう一人、グルジア(どうもジョージアという気がしない)のなんとかシビリくん。グルジアだけに栃ノ心に似てるような気がしたのでご紹介。って名前わかってないけどw。こちらはフリーに進んでるので、生中継見られる方はご注目を。コーチも美形だw


お帰りスコット!

2018-02-13 | spectacles

いやあびっくりした。バンクーバーで見つけた15歳の美形少年が押しも押されもせぬ実力派になって、ぴょんちゃんに戻って来てた。予選ぼーっと見ながらどっかで聞いた名前だなあとは思ってたのよ。ゴーグルとった可愛い笑顔見て、おばちゃん思い出しちゃったよ。スコットくん!元気でおっさんになって、強くなってたのね。感無量。

2010年当時

 

 

そして今!

おっさんは失礼か。8年経ってもまだ23歳。堂々の予選二位通過。平野歩夢くんとメダル争い繰り広げそうですが、ワタクシ、日本人として節操を守る自信がございませんw

ちなみにソチにも出ていたらしいのですが、不覚にもスルーしておりました。活躍もしてなかったらしいし。美しさを保って強くなって再会できる、という最高のパターン。顔オリンピックにも歴史あり、ですなあ・・・

このブログ的にはどうでもいいような。でも大事なような追記。

スコットくん、ショーンホワイトと平野に続き見事に銅メダル獲得しました。おめおめ!真ん中のおやじが(当ブログ的に)邪魔w

 

 

おまけ。

大好きなまっちーも解説者で戻ってきてくれました。テレ東っていう激シブなところがとってもまっちーっぽい。

めっちゃわかりやすくて辛口で深い解説してたので、今度テレ東で中継あるときは、ぜひご覧ください。メジャーな局で解説やってる奴らはまとめて反省してほしい。


今回は天使から

2018-02-13 | spectacles

始まりましたね。ピョンチャン。ピョンヤンじゃなくピョンチャン。ひらがなで書くと急に可愛くなるぴょんちゃん。

とんでもない天候とかインフラの不整備とかいろいろ言われてますが。当ブログには関係ないので。

昨日メダル3つ取ったみたいですが、それも当ブログにはあまり関係ないので。

顔スポーツ専門家としては必死のリサーチを続けていますが、ゴーグルに阻まれてなかなか隠れた宝石を見つけられずにいます。とりあえずなぜか今回美女二人、しかも超のつくのを見つけたのでご報告。

まずはこの方。フィギュアにはそこそこ美女も多いのですが、ここまでの完璧美女は初めて見た!団体の応援席でメドべージェワと並んでるのをみたけど、メドがただの気のいい田舎のねえちゃんに見えるくらい神々しかった。順にグラビア用、演技中、普段のショット。普段も可愛いけどシニヨン作ってばっちりメイクした姿が本当に美しいので、フィギュアペア演技が始まったら注目してくださいね。AORのナタリア・ザビアコちゃん。たぶんそこまで強くはないのでちゃんと競技全体見てないと見つからないかもw

 

怒りの追記

 

ペアフリー、生中継しないのは百歩譲ってゆるそう。日本人落ちちゃってたし。上位しかやらないのもギリギリゆるそう。でも、でも・・・入賞者くらいは全部やるものだと信じてたのよ。7位なのに・・・頑張ったのに・・・放送なし。私の天使を返せ。

たまたま私が見たかったのがこういう状況ってことは、あちこちで酷い編集とかカットとかされてるんだろうな。オリンピック、民放は(まっちー以外は)見ないようにしてるけど、NHKも本当酷いわ。

とりあえず、おめでとうモナンジュ!

 

そして、この方にも負けない?日本代表も見つけました。残念ながら現役じゃないんだけど。

岩垂かれんさん。スノーボーダーでグラビアアイドルも兼ねてるみたいだから、可愛くて当たり前っていっちゃそれまでだけど。スタジオでスノーボードの解説をしていたのだけど、仕切ってる女優よりずっと綺麗だったのでびっくらこいたw 

男女ともに美男美女率どんどん高くなってる昨今だけどここまでのタマwは東西ともになかなかいませんぜ、旦那w

 

早々に天使二人見つけたところで、これからは本業wのイケメン捜しに入ります。なんかねぇ・・・枯れて来ちゃったのかイケメンよりかわいこちゃんが好きになってきたのかもw

 

 


騙されてよかった?

2018-02-05 | kabuki en dehors de Tokio

鹿児島の帰路、つか九州新幹線に乗って見たかったということもあり、ついでにw福岡によって勘ちゃん歌舞伎みて帰ろうという寸法でした。

2日の夜の部だけのつもりだったのですけれど、到着してみたら亀蔵さんが休演。昼の部の磯異人館のハリソンを急遽勘ちゃんが代役とのこと。こんな珍品見ずに帰るわけにはいかん!と急遽翌日の昼の部を買い足し。翌日大濠公園とか行く予定だったのですけど、観光よりハリソンです!

って、翌日念のためにネットチェックしてみたら亀蔵さん一日で復帰だとぉ!チケット売り場のおっちゃん、一週間くらい、って大嘘つくんでねぇ(怒)。最初は超お怒りモードで、実際遅刻していったのですけどね。博多駅阪急でお土産かったりしてたw

結果的に夜より昼の方が面白かったんで、ま、お怒りも鎮まったのですが・・・の感想は別に項を改めるほどのもないような気もするのでメモ的に。

昼の部

磯異人館 ハリソンが・・・ハリソンが・・・勘ちゃんの付け鼻見たかったwというのは別にして、橋之助史上最高にすてきに見えた。なんだろう?無理矢理荒事やってるよりこういう方が合ってる気が。台詞の端々に勘九郎の響きがあって、ああまじめに教わった通りやってるな、と好感。ただ、20代の実物大の若手たちが演じると、ますます歌舞伎じゃなくなっちゃう感はあった。薩摩で磯異人館の実物見てきたから感動するかと思ったらそうでもなかったw

お染の七役 七之助巧くなったなあと感動。新作では圧倒的な存在感を持つ役者なのだが、古典だと物足りない感が常につきまとっていた。まあ、古典といっても掘り下げるタイプの芝居ではないので、彼に向いていたかも。序幕で勘ちゃんも早替わりがついていたのはご愛敬。

 

夜の部

大物浦・碇知盛

先日の芝翫に引き続き、自分だけが気持ちよくなってる知盛にうんざり。扇雀は古典がダメだと思ってたけどさすがに松也に比べれば落ち着いていて、彼のおかげでなんとか芝居として成立していた。

鰯売り

…勘九郎である必要がない、といったらびっくりする客がほとんどだろうけど、勘三郎の息子であるという立場を考えなければまったく勘ちゃんには向いてない役だと思う。こういう役をやると勘三郎の愛嬌が彼には欠けているのが露骨にあらわれてしまう。正直笑うべきところでしらけかえってしまうこと再三。ま、な阿弥陀仏の亀蔵さんが休演で棒(わざとの誤字)K之丞氏がやってたのもしらけた一因ではあると思うのだけど。今回の博多座、勘九郎ファン的には何一つ見るべき物はなかっったと思う。ま、昼の部のサービス早替わりくらいかなあ。かっこよかったのは。

 

そうそう、櫛田神社の豆まき、行こうと思ってたのですが前回の人混みで嫌気がさしていたのと、前述の感じでおわかりの通り、対象役者への愛情がことのほか薄れてることもあり、パスしちゃいましたの。そしたらなんと対象役者さんwはご家族全員が参加されてたそうで・・・ま、別に残念!ってほどでもないけど、こんな感じだったそうw(ここには映ってないけど脇の方で愛ちゃんも撒いてたとな)→画像はツイッターからお借りしました!悪用はしないのでお許しください。


わっぜ好いっちょ、かごンま

2018-02-02 | voyage

主目的は博多座?いやどっちが主目的かというとこっちかも。鹿児島、三度目なのですが行けば行くほど好きになる。

国内の街で、松江と鹿児島はなんだか好きです。京都は別格として変に気取ってる金澤なんかよりずっと好きかもw

あと、薩摩弁が好き。日本語離れしたアクセントがたまらん。津軽弁がフランス語に似てるとよく言われますが、個人的には薩摩弁も似てるんじゃないかと。人生最後の言語習得は薩摩弁にしたいくらい。問題は薩摩弁教室がどこにもないことw

某大河に影響を受けたわけではないのですが、結果的に某大河の影響であちこち整備されてて、以前よりいろいろ便利になっていた。まだ1ヶ月しか経ってないせいか、整備されきってない混乱も見られたりしたのですが。

人が親切。歴史がちゃんとある。いい意味で昭和が残ってる。松江と鹿児島の共通点かな。

某大河で斉彬公のパレードwロケに使われた知覧の武家屋敷通り。

知覧では特攻隊の平和会館も見たのですが、澄み切った精神の妙な明るさを漂わせた遺書たちに胸が詰まりました。寺子屋の小太郎の死を考えたときと同じに「人の人生の幸福ってなんなんだろう」と考えさせられました。特攻隊が正しいとか正しくないとか関係なく、彼らが納得して死んでいったのならいいなあと思いました。

そして何事もなかったように(深刻なことはすぐ忘れる)知覧茶を使ったシュークリームセット。知覧茶はよく知っていましたが、知覧紅茶も名物なのですね。シュークリームも美味しくて、紅茶も薫り高く、なんとセットで500円だよ!お江戸じゃドリンクだけでも500円じゃなかなか飲めないよねぇ。グルメ系は扱わない方針の当ブログですが、たまーに安くて感動すると載せたりする。希有な例です。このカフェ、広々としていて、川も臨めてゆったりくつろげました。

午後から出かけて半日のみの知覧滞在だったのですが朝から丸一日は欲しかったなあ。

 

そして鹿児島。桜島を眺めて温泉につかったり。仙厳園で島津藩をしのんだり、天文館でラーメン食べたり。さっきも書いたけどとにかく人が優しい。そしてたしかに東京なんかと比べると「いなか」ではあるのだけれど、そこここに文化の香りがするのは、やっぱり歴史のバックボーンがあるからかなあ。誇りといってもいいか。

パリにセーヌがあるように、かごんま(薩摩弁だとこう聞こえます)には桜島があります。薩摩人でもないのに、再会したとき懐かしくて涙が出そうになった。私前世は篤姫だったのかしら(いいように言い過ぎw)。