ザ・タイガース2013ライブに行ってきました。ライブそのものより、帰路の混雑で疲れました。
一箇所しかあけてもらえない出口にだらだらだらだら各方面から出るときには残り少ないマヨネーズチューブの中身になった気がしたし、武道館敷地も工事中で二メートル以下?と思われる工事中の出口に向かって各方向から殺到しているときには、便秘の○便が校門(あえて誤字)に向かっていく気分になりました。○痢になっちゃえ!と思わないでもなかったが、そうしたら事故ですわなwww
肝心のライブですが。いろんなとこにたっくさん目と耳をつぶれば、とても素敵でしたwww
のでお世辞にも素敵じゃなかった↓の顔見世の感想より前に書いちゃいます!
ニ階スタンドの真裏という最悪の環境かと思われたのですが、ぷりぷりのおけつや意外にちょいさびしいジュリーさんの後頭部など、ふだん見られない光景が楽しめました。
かつみも正面のだるだるなお顔と比べて、たまに見せる横顔はフランスの老紳士みたいで素敵だったわ。
演奏に関しては、何がすごいってあのハコで、しかも今や素人同然の五人の爺さんが他人の助けも借りずに、とりあえず二時間演奏しきったってところ。
あちこちで音がずれてたとか、ミスだらけ、とか指摘することはたやすいですが、それでもやりきっちゃう老人、いや老虎のパワーには素直に感動しました。
ラストにまた東京ドームで見る予定なんですが、太郎とかつみは指の体操しておくように!(太郎さんってしょっちゅうライブやってんだよね?どうしてあんなに下手なの?もともと?)
個人的にはかつみの最初のひとこと♪ホリディーの一言が聞けただけで昨日は満足!!!でした。
あの最初の一声だけは本当に往年のままだった。ああ、この声が好きだったのよねぇ・・・とうるっときた。その後ちょっとあれれな部分もありましたが、とにかくあの一声ですべて許せる。それほどのむかしの「トッポの神の声」だったのよ。
そしてタイガースのいちばんの魅力だと思っている「ジュリーのボーカルに負けじと張り切るトッポの不自然なまでにでかい高音のコーラス」も基本昔のままだったw
本来コーラスってあそこまででかくチューニングしないと思うんだけど、バックでもトッポの声だけものすごく目立っている編集(あるいは当時は音量チューニングとかできなかったのかね?まさか?)で、本当に二大美声のツインボーカルで持っていたバンドだったのだ。
かつみの声が出なくなっているという評判を聞いて、あの対立構図wの歌唱は無理なのかしら?と不安だったのだけれど、少なくとも昨日はかつみ、がんばってました。
特に青い鳥と君だけに愛をでは本当に昔のままのジュリー蹴散らす高音ぶりが聞けた!
忘れかけた子守歌も♪母は毎日~のところはジュリーじゃなくてかつみの声で聞きたかったので満足!
そうそう、かつみはやたら後ろばかり振り向いて私にwwww手を振っていたなあ。
一人だけちっともあがらないといってたみたいだし、相変わらず虚勢張ってるんだなあwww
虚勢張ってかっこつけて、後ろ向いて・・・うんうん、そういうところが好きだったんだなあ、と結局こっちもあっちも中身はそれほどかわっちゃいない、ということを再確認。
もう一生後ろ向きでいてください。あなたはジュリーになれない、いやならないで生きていくしかないんだよ、と
手を振る白髪の老人にテレパシー送ってしまいました。
選曲は本当に不満だらけ。
外国曲でやって欲しかった傷だらけのアイドル(今のジュリーがやるのみて大笑いしたかった)、ヘイ・ジュテーム(TG時代としてはレアなフランス曲)とか、シングルカットされた中では都会と怒りの鐘を鳴らせ。
傷だらけ~と怒り~は可能性高いと思ってたんだけどなあ・・・
傷だらけ~で笑えなかった分、アンコールのタイガースのテーマ?で大笑いさせてくれたみなさん、ありがとう。特にジュリーさんが腹揺らしながら踊ってるのは本当に本当に楽しかった!
太ったり、髭だったり、はげたり、声でなくなってたり、演奏も下手になってたり。それでもこれが半世紀後のありのままの姿です!
どうぞ好きなように見てください!
という姿が潔くて、うん。最初に言ったとおり技術の巧拙や見た目の美醜なんか、どうでもいいとは言わないけど、それ以上の何かが確かにあったコンサートでしたよ。
最後に真裏だから見られた素敵な光景。
五本のピンライトがそれぞれにまっすぐ当たっている光景。
各人が動くとそれが交差して、まるでそれぞれの人間関係を象徴してるようで、とても綺麗だった。
青い鳥のラスト、五人の足元から照明でまるで本物の鳥が飛び立っていくような美しい効果が見られたこと。
おまけとして、幕間にヒマだったのでアリーナをオペラグラスで見ていたら柄本明と渡辺えり発見。えりさんのお隣の人は黄色いTシャツ着てたので、本物のファンかと思われ。柄本さんの付近には若めのタレント風の人が何人かいたけど、若い子は容姿に特徴が少ないので特定できなかった・・・オペラグラスじゃなくて双眼鏡もって行けばよかったのだ。
正直もう少し近くで見たかったのだけれど、逆に遠かったからこそ見えたものもあったようで、うん、面白かったよ!