錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

トンボの後処理

2016年08月02日 | 昆虫・植物
トンボを採るのは良いけど、後処理が大変なんですよねぇ。
とは言え、このトンボ標本の作り方に関して、これが正しいなんて言う方法は無いので、その作り方は十人十色ってところです。
だから、夏休みの自由研究などでトンボの標本を作ろうと考えられている皆さんは「こんなやり方がイイんじゃね?」なんて方法を用いてトライされてみてください。
ちなみにCherryの作り方をざっくり言うと・・・
採集して直ぐに三角紙に包んで糞を出させると、生きている間にトンボを冷凍庫で凍死させて腹部と胸部の関節部分から極細のピンセットや自作の器具を使って内臓を摘出し終えたら、最後に腹部の折れ防止に芯を通します。
その後、再び三角紙に包み、その上からクリップを使ってトンボの形を整えたらタッパーに入れて冷凍庫内で数ヶ月ほど冷凍乾燥をさせます。
もちろん、この時にシリカゲルをタッパーの底に入れているのですがシリカゲルの粒が直接当たってトンボの羽や複眼を痛めないように厚紙をセパレートとして敷いています。
まぁ、こんな感じっす。
って言うか・・・
細かく言えば、もっと手が掛る作業をしているんですけどね。


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