亜熱帯のマングローブで一人静かに、竿先に伝わるアタリを待つ・・・
生温かい風がヒルギの枝葉をカサカサと鳴らし、何処からともなくコロ・コロ・クロロロロ・・・ と、カエルの鳴く声が闇の中に響く。
貴方は、このSituationの中で、どれだけ耐えられるか?
昔は、おーい!と呼べば誰かが駆けつけてくれるような人家の近くでもオオウナギは釣れてたんだけど、今では難しくなった。
だから、人が踏み入らないような場所で釣ってるんだけど、オオウナギ自体か少なくなったような気がしないでもない。
話は少し逸れてしまいましたが・・・
竿先がクン!クン!クン!としなる。
よし、そこで グーーっと引き込め!
しかーし、意に反して引き込まない。
って事は・・・・
そう、ホシマダラハゼですよ。
竿を手に持って、次のアタリを待ってクン!と引いた瞬間に合わせを入れる。
そして、闇の中から現れた魚影は・・・・
ほらね、良い型のホシマダラハゼだったでしょ。
なーんて事を言ってるけど、所詮は外道。
本命のオオウナギはどうなのよぉ!
・・・・ つづく