ホシマダラハゼに残った痕跡っていうかキズから必ずヤツがいると踏んだ、このCherryは21日の夜から戦いを挑むことにした。
が!しかーし・・・
30cmのホシマダラハゼを呑もうとするサイズになるまでは相手も相当の学習をしているんでしょうね。
そう簡単には、こちらの手には乗ってこない。
結局、この次の日である22日の空が白むまで、その努力の甲斐もなく見事に無視された。
ならばと・・・
22日の昼間に15cmほどのタメトモハゼを釣る。
そして、このタメトモハゼを背掛けにし、生餌として使うという戦法です。
食うか?
それとも、今夜も朝まで無視されるのか?
漆黒の闇の中で静かに待つこと3時間。
静寂の時を裂いてヤツが来た!
竿が弾かれそうになる。
ぬかるみそうな足元で踏ん張って耐える。
・・・ 重い!
そんな駆け引きを続けてタモの中へ・・・・
しかーし、今回は相手がデカ過ぎた。
タモに負荷をかけないように縦にすると、タモの懐は浅くなってオオウナギは脱走を企てる。
だからと言って、タモの懐をできるだけ深く保とうと救った状態で横向きにするとロット(柄)自体に強い負荷がかかってしまう。
と、思った、その時です・・・
オオウナギの重さに耐えきれず、タモ網の柄が見事に折れてしまった。
ただ幸いにも、タモ自体は陸場へ上げた直後だったのでロットは折れたものの“事なきを得た”って感じでした。
そんなドタバタで釣り上げた時の画像はナシ。
って言うか、興奮して写すのを忘れてたと言うのが本音。
と、言うことで・・・
今朝はアジトに持ち帰り仮設水槽に移した後に撮影。
頭の横に写り込んだ投げ込み式のリフトフィルターをスケール代わりに赤線で囲ってもましたが、どうですか?このデカさ。
あの30cmもあろうかという針掛かりしたホシマダラハゼを呑もうとしたのが見てからに納得できるようなサイズですよ。
そして・・・
明け方近くになって帰ろうかとするすると、これまで晴れてた空は雲が覆い、強い雨がザーっと音をたてて降りはじめたものの、今朝の気分は満足感と達成感でいっぱいでした。