錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

火山灰と火山礫

2015年03月14日 | 石ころ
12日の昼前に桜島の灰で霞む牛根大橋。
ふ~ん、灰ねぇ… なーんて事で、あの燃やした後に残るフワフワの灰を想像する人も多いかと思います。
しかーし、その灰と火山灰は全く違います。
砂なのです、砂!
分かる?砂!(笑
定義としては2mm未満の大きさが火山灰なのだから1.9mmも灰なのです。
と、言う事は…
砂場の砂が1.5mm前後なので、砂場の砂みたいなのが混じった灰がザーッと降ってくるのだ。

そして、その中に2mm以上の火山礫と言うものが混じっているとフロントガラスや車のボディはバチバチと音を立てて、さながら雹が降っているような音を立てます。
で…
上にUPた()画像は12日の朝に降った1cm近い火山礫。
※くぼみの中に見える石が、その火山礫

こちらは上のモノより少し小さ目。
で…
この火山礫が12日の朝に降ったのが分かるかと言うと、10日から11日にかけては西高東低となる冬型の気圧配置で、ここ鹿児島の桜島では降灰した形状など搔き消してしまうような強風が吹いていた事と、その前々日は雨が降っていたので火山礫が落下し窪みが出来たとしても消されていた… はず。
ならば何時、落下した?

11日の12時から夜明けごろまでは火炎(赤熱)は見られたものの、噴火と爆発は全くナシ… おまけに強風。
そして、その日の夕方に確認した時は、このような窪みもなかったし、日が変わった12日の午前0時を過ぎた頃までは、その灰は全く方向へと流れていたし、これらが落ちるような大きな噴火や爆発も無かった。
※雨で固められた降灰面に穴をあけている。

と、いう事は…
この大きな火山礫が落ちたの12日の早朝に6分近くも続いたの、あの桜島の爆発ですよ。
※後に「桜島 噴火と爆発(その2.」でUPしますね。

そんでもって…
拾った中で一番大きかったのが、この火山礫です。
6cmは越えてないので火山岩とは言えませんが、このサイズであってもフロントガラスなんかを直撃していたら確実に割れていたでしょうし、車のボディであっても大きな凹みをつくっていたはず…
まぁ、幸いにも通行車両の事故報告などもなかったようだし、良かった!良かった!




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まだ、まだ、健在

2015年03月14日 | 昆虫・植物
鹿児島の道路脇に設置された休憩所(駐車場)脇に植栽されたソテツにクロマダラソテツシジミの食痕が…
まだ、いるのかーい!
一昔前までは珍蝶だったクロマダラソテツシジミでしだが、今ではダダのソテツの害虫になり下がっちゃいましたね。

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始末書(笑

2015年03月14日 | 放浪雑記
いやぁ…
このブログにも3日間という大きな穴を空けちゃいましたぁ。
って事で、始末書っていうか経緯をUPしなければ… ねぇ。

外気温-2℃というクソ寒い夜に、突然、嫁から遠征の軍資金を渡された!
えっ!?
マジで行って良いの?
但し、「長男坊主が帰って来るまでには帰宅する事」って言う条件付。
でもねぇ…
俺は伊達に親父をやってる分けじゃないので、その帰宅の理由くらいは容易に想像がつく。
だから、別に俺が、その話の内容を聞くまでもないんだけど… まぁ、良いか!

って事で…
早速、九州縦貫自動車道に飛び乗って南下。
熊本ICを少し過ぎたところで嘉島JCT.を直進。

八代ICを横目に八代JCT.を南九州道へと曲がらずに、さらに直進。

加久藤トンネルの半ばを少し過ぎた辺りで熊本県から宮崎県へと越境。

宮崎道と九州道の分岐、えびのJCT.を鹿児島方面へ…

そして、最後の分岐となる加治木JCT.で東九州道へと乗り換え、国分で下車。

その後、垂水・鹿屋方面へと車を走らせ、こんな所や…

こんな場所で休憩したり…

そして、時には休憩所の猫に遊んでもらったり…

桜島桟橋横の公園から入港するフェリーを眺めたり…

湯之平展望所へと登り、桜島からの眺望を楽しんだりしてました。

そして…
昨日(13日)の朝、再び東九州道から九州縦貫自動車道へと乗り換えて北上。

鹿児島から宮崎へと入り、その後、直ぐに熊本へと…

熊本IC.を過ぎ、もう少しで福岡県。
しかーし、ここで良からぬ企みが…

そう、この植木IC.で下りると山鹿温泉は直ぐそこ。
これまでにたまった疲れと被った灰を、この先の温泉で落としてリフレッシュできるじゃん。(笑

と、いう事で、早速、植木IC.で下車して山鹿市内へと…

いやぁ…
ん~!やっぱ温泉は良いですよね。

そして、温泉から上がって車に乗り込むと夜明けを迎えようとしていた。

それから暫く車を走らせて福岡県への山越えで峠へ差しかかると電光掲示板には-3℃の表示が…
マジですかぁ?
これは何かの間違いだ!
絶対に、この温度計は狂ってる…

と、いう事で…
10日の夜から出かけた3日間の鹿児島遠征から無事に帰って来る事ができました。



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