錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

臭っ!

2015年03月07日 | 昆虫・植物
今日、温室へ入ってみると… 臭っ!
なんだ、この匂いは…
で、その匂いを辿ると犯人はニオイバンマツリの花だった。
いやぁ… ランタナの匂いも嫌いだけど、このニオイバンマツリの匂いも強烈ですよ。
人によっては、この匂いが良い!、なーんて人もいますが俺は大嫌い。

そして、その脇を見るとオオバナアリアケカズラ(アラマンダ)の黄色い花が咲き始めていました。
白と紫のニオイバンマツリの花に加えてオオバナアリアケカズラ(アラマンダ)。
そこへ、昨年から咲き続けている真っ赤なテイキンザクラが加わって、この温室にいると季節感なんて完璧に吹っ飛んでしまいます。

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次々と蛹化

2015年03月07日 | 昆虫・植物
今朝方まで前蛹態たったナガサキアゲハが次々と蛹化をしています。
そして、この個体の後を追うように他の幼虫たちも台座を作って前蛹態に…
一斉に蛹化してくれるのは嬉しいんだけど、後で雌雄に偏りがでちゃうとショックなんですよね。

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春告鳥

2015年03月07日 | 
今年、今時分になると庭でウグイスの姿が見られるようになりますが、今年も、そのウグイスが遊びにきてくれました。
そして、もう少し暖かくなると、ホーホケキョ、ホーホケキキョ、ケキョケキョケキョ… なんて鳴き始めるのですが、今年はモンシロチョウの初見も早かった事もあってか入院前に一日だけホーホケキョという囀りを聞きました。
しかーし、その後、気温が平年並みに戻ったようで、それからはシッ、ジッ、ジッという地鳴に変わっちゃったんですけどね…
ただ、前にもUPしていたメジロや今日のウグイスなどのように、毎年、忘れることなく庭へ飛来してくれると本当に嬉しいものですよね。

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ナガサキアゲハが前蛹に…

2015年03月07日 | 昆虫・植物
先月から飼育していたナガサキアゲハの幼虫でしたが、入院中はミカンの木に袋がけをしていました。
そして、退院後に確認すると予想通り終齢へと加齢していたのですがミカンの葉にも、まだ余裕があったので、そのままにしていたところアッと言う間に丸坊主。

そして、今朝…
ミカンの木を変えようと、その幼虫たちを引っ越しさせていたところ幾つかの幼虫が前蛹になっていた。
この様子だと、明日中には蛹化するようです。
たぶん、この子たちはオスなんだろうけど、このオスがいないと累代できませんから大切にしないとね。
で、この子たちが羽化してくるのは、おそらく吉野桜が咲いている頃かなぁ…


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石灰岩の石磨き Part,3

2015年03月07日 | 石ころ
さぁ、研磨も終わったので、ここからは中に入っている化石をみてみましょう。

先ず、入院前に熊本の八代市でサンプリングしていた球磨層の石灰岩。
本命は未だ山の中に残してきてるので「お見事!」なんてまでは言えませんが、絶滅種である四射サンゴのワーケノフィルム(Waagenophyllum)が綺麗に磨き出されました。

10数年前に岐阜の金生山で採取した石灰岩を玄関先に放置したままだったので、今回、ワーケノフィルム(Waagenophyllum)が入ったものを選んで磨いて見ました。
いっぱい入っていると思ったんだけど…
実際に磨いてみると、その大半は有孔虫(フズリナ)のヤベイナ(Yabeina)でした。

序だから…
そのヤベイナ・グロボーサ(Yabeina globosa )もUPしてみました。
ん…
大き過ぎて、マジで紛らわしいんだよ!

こいつは、一昨年の今頃、熊本の深水層で採取したシルル紀の石灰岩。
研磨面に床板サンゴのシェドハリシテス・キタカミエンシス(Schedohalysites kitakamiensis)が…
横断面の構造から判断してキタカミエンシスと思うんだけど、でも、キタカミって、こんな小さかったかなぁ?

でもって…
こちらは同じ深水層で採取した床板サンゴのハリシテス・シスミルヒ(Halysites sussmilchi)。
でも、はっきり言ってショボイ…

そして、最後に…
上の深水層の隣谷にある坂本層で採取…
いや、正しくは拾ってきたジュラ紀のサンゴ化石。
風化面で確認すると、ちょうど横断面と縦断面の双方が観察されたので、化石化したジュラ紀サンゴの成長を理解してもらう意味で、あえてサイドを曲面で研磨をしてみました。
が!こいつの同定は、まだ、やってない…



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石灰岩の石磨き Part,2

2015年03月07日 | 石ころ
さてと…
はーい!それでは石磨き Part,2に入りまーす。
先ずはホームセンターで入手できる耐水ペーパーの #180・#240・#360・#800・#1000・#1500・#2000・#3000 の8種類を用意します。

この耐水ペーパーを平らなモノの上に敷き、水を掛けながら数の少ない耐水ペーパーから順に数の多い耐水ペーパーへと変えながら磨きたい部分をゴシゴシと研いでいくのですが…
この時に半端に磨いたり、耐水ペーパーの番数を変える際に前に使った研磨剤(ザラザラとして粒)が残らないように十分に洗い流した上で次に移らないと研磨粒子が傷を付けていまい、その傷は最後まで残ってしまいます。

上の画像()は研磨粒子の荒い#180で磨いたもの。
上手く磨けていると研磨された石灰岩の粉が水に溶けて耐水ペーパーの表面に乳白色の研ぎ汁となって出てきます。

これが #800で磨き終えてたモノです。
耐水ペーパーの番数が増すごとに研磨面に艶が出てきますが、これくらいでは、まだ、まだ…

さぁ、これが耐水ペーパーの #2000 で磨き終えたもの。
そこその艶が出てきましたが、これても、まだ磨き終えたとは言えません。

そして、これが #3000で磨いたもの。
ここまで磨くと、角度によっては自分の顔が写りますよ。
まぁ、これまでの作業は、あくまでも平面での研磨作業でしたが、仕上がりの研磨面が多少うねってても良い… とか、曲面でも構わないという人は、逆に石の方を固定して耐水ペーパーで上から磨くと同様に艶出しをする事が可能です。
でも…
正直言って労力と時間ばかりがかかってマジでキツイっす。
ちなみに、この上にUPした画像の研磨時間は下処理である平面取が良くできているので、約15分から20分ほどで磨き終えています。

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