

昨日の朝から体温の下がったオニキス。
30時間後の今日の午後、最初の赤ちゃんを産みました。
通常、妊娠犬の体温低下が認められると、12~24時間で出産に至るとされています。
我が家でものんびり屋の部類に入るオニキスは、全てがこんな調子でマイペースを崩しません。
少しヤキモキさせられましたが、お手伝いさせて戴きましょうか、、、。




出産前、特有の動き方をする母犬、落ち着いて観察する事が大切なのですね。



もうお腹はパンパンに膨れていて、破水もまじかでしょう。
「破水」と「イキミ」(陣痛)を確認する事が犬の出産において先ず大事な課題となります。

3時10分、第一子誕生(出産)。
最初の子の出産には、さしものK子さんもやや苦労したようです。
最初の赤ちゃんは、羊膜が破れてしまい産道の通過が困難だったようです。
更に頭だけが出て、肩の処でつっかえてしまい介助に大汗を掻いてしまったそうです。
手や指の使い方にコツが有って、指の長い人でないと難しいのですが、良くやり遂げたと思います。


三頭目までは比較的難しい出産でした。 羊膜が破れて出てくる子ばかりで、一頭の子の蘇生にはやや時間を要しました。

赤ちゃんがオッパイを飲む刺激は、母犬の陣痛を促しますので大事な作業なのです。

五頭目(6:20)が生まれて少ししてから、若しもの時に備えてスタンバイして戴いていた主治医の八木先生に連絡を取り、この
まま行けそうな事を伝えました。(つまり手術等の心配は無く、もう晩酌はオッケーですよと言う事なのです。)

お腹が空いたので、夕ご飯を食べてもうひと踏ん張りしたオニキス。
10時40分に9頭目の子を生んで、もう最後なのではと感じました。
11時45分に外に出て排泄。 胎盤を食べた影響で、真っ黒い粘便を少し出しました。


オニキスが外で排便の最中、産箱は敷物(アクリルの毛布・ベッドパッド・タオル)などが全て取り替えられました。

授乳を前に子犬の点検:臍の緒の縛り方、イソジンを使った消毒、鳴き声、身体に力の入り加減、四肢の動き方、等々

最終分娩後、子犬への授乳はとても大事な作業です。 出来るだけ沢山の初乳を均等に飲ませる必要があります。
今日からの数日間は、24時間、母犬と子犬から目を離すことはありません。
生まれた赤ちゃん達はすこぶる元気、言う事無しです。
赤ちゃんの内訳ですか? 牡が8頭、牝が一頭、全てブラックでした。父さん(デューク)色は一匹もいませんでしたね。

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