☆☆☆ お帰りタイガー～木曜日・・・

　　
急きょ上京の予定があって、忙しい朝を迎えました。
背に腹は替えられず、時間短縮の為に朝食を抜くことにしました。トホホです。
朝の作業を手早く済ませて待つ事３０分、ロージーとタイガーの親子が鎌倉からやって来ました。
毎年夏になると母親（ロージー）の住む鎌倉のＫ家に居候するタイガーです。
夏の間、何度海に連れて行って戴いたのやら、、、すっかり鼻の先が日に焼けていましたね～。
　　　　　
◇タイガーの母親ロージー。
目の綺麗な、少し大型の甘えん坊の牝です。
子犬の頃から分離不安症の傾向が強く、独りにしておけないＷａｎでした。
ブリーダー（英）のマリオンは、手のかかる（ドッグフードを食べない）子犬の育成にほとほと手を焼いていて、ちょうど遊びに行っ
ていた私達に、渡りに船とばかりロージーを押しつけた？のでした。
と言うのはいささか大袈裟な冗談ですが、この牝（子犬）を「ためしに育ててみろ」と言う意味合いは有ったかもしれません。
日本に送る決断をした後には、「肩の荷が下りる様な気がした」と言っていましたから、、。
日本に来てからちょうど思春期にあたる頃、後追いがひどくて、顔付までもが大きく変わってしまった時期が暫く続きました。
一見眼球が飛び出しているように見えて、その行動と共に何日も心配したあげく、思いあまって「ヒラミ動物病院」の平見院長を
訪ねて診て貰った事が有ります。
眼球が飛び出しているのでは？と言う変な相談に行った私を真顔で見て、真面目な眼科専門医の平見先生は言ったものです。
「ごく普通（の犬）に見えますけど、、、、、。」　言っては見たものの、色々な医療機械を使って調べてくれました。
結果は、やはり「何でもない」との結論。オカシイなぁ～という顔付の私を、気の毒そうに送りだす先生達の困ったような顔付を、
ロージーに見つめられるたびにいつも思い出してしまいます。
　 　　　
◇似た者親子、タイガーの素直な目つきは母親ロージーにそっくりなのです。
　　　　　
◇タイガーの厳つい顔つきは、父親のロビン似なのでしょう。
父親ロビンの厳つい顔つきは、その父親のディズニーに似たのです。
　　　　　
◇上京しなくてはならない事情があって、折角タイガーを連れて来てくれたＫさん達とは長く話す事が出来ませんでした。
もう少し良い時期になったら、落ち葉で「焼き芋」を沢山焼いて歓迎する事にしましょう。
ロージーは、甘い「焼き芋」が大好物だったのです。
　　　　　
◇その犬その犬には面白い背景が必ず有って、記録するだけでもすぐにノートが厚くなってしまいます。
父犬と母犬とを組み合わせる時には、古い新聞に見入って気を取られるように長い時間が経過するものです。
そんなこと（ブリーディング）の繰り返しから、我が家特有の性格と顔付を持った犬達が出来上がって行くのでしょうね。
　　　　　
◇上京の目的は、犬の癌治療の専門医（獣医師）に会うためでした。
時間を大幅に超えて、とても為になる話を聞く事が出来ました。
今後の犬達の育成に、大いに役に立ってくれる事でしょう。時間をかけてお江戸まで行った甲斐は、十二分にありました。
　　　　　
◇明日も天気はハッキリしない模様です。
夜１０時過ぎに友人が届け物をしてくれる事になっていますが、起きて待つ気力が有りません。
濃い緑茶をいれて、岐阜の銘菓をいただきました。
　　　　　
◇BS放送で、宮城県塩釜のレストランのシェフのフランス料理へのこだわり方。
そしてその人生哲学の生れた根拠なるものを、見ている内に寝込んでしまったようです。
いつものことですが、寝てしまっては何にもならないのですが、、、人と会っていささか疲れましたかね～。

業務連絡
◇千葉県・トビまま、ご連絡ありがとうございました。
「飼育に係わるニュース」送信させて戴きます。

   皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
毎日の出来事などを、これからものんびりと綴ってまいります。気楽に観て頂けたら幸いです。
それから、気が付いた事など、お気軽にコメント頂けると励みになります。
また「ラブラドール」のこと全般に関して、気になる事やご相談事等が有りましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
出来る限り、お役にたてるように努力いたします。
※質問の内容によっては、「ご住所と電話番号」を明記願います。　内容によっては此方からお電話させていただく事もあることを
（メールなどでは十分に伝わらないことがありますので）ご理解下さい。特に「繁殖に関わる」ご質問に関しては、電話番号の明記
をお願いいたします。

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☆☆☆ 老犬介護と芝刈り～水曜日・・・

　　
昨夜から右膝が重苦しく、しきりと天気が崩れそうな予感がします。
天気を気にする犬飼いにとって、身体の一部がバロメーター代わりになってくれると言う事は誠に便利です。
そんなわけで、かなり忙しい水曜日でしたが葉っぱの水気のとんだ午後、短めに芝を刈りました。明日は雨です。
　　　　　
◇涼しい一日でした。誰か連れて野原に行こうと思ったのですが、ベス（婆さん）の面倒も見てあげなくてはならず、芝刈り作業を
するには丁度良かったのかもしれません。
　　　　　
◇電話のよく掛かってくる日でした。ある人にかける都合もあって、携帯電話をポケットに入れておいたのは失敗でした。
いちいち、掛かってくる電話に律義に出ていたのでサッパリ作業がはかどりませんでした。
広場の草刈りは来月廻しになりそうな雲行きです。出なければ良かった一本の電話のお陰で、あしたは上京の憂き目に、、トホホ
、、なってしまいました。
　　　　　
◇ベスの話しに戻りますが、、、さいきん、めっきり元気がなくなりました。
と言うか、野外で猫を追っかけ回したり全ての小型犬にチョッカイを出したり（悪さを）しなくなったわけで、普通の人が見たら大人
しい普通の婆さん犬に見えることでしょう。昔（ベスのヤンチャぶりを）を知らない人は、誰しもそう思う筈です、、、。
　　　　　
◇今日は、チビのマーブルにまとわりつかれて相当てこずっていました。
少し前までは「子守婆さん」としてカクシャクとしていたのですが、連れ合いのクラウスの元気が無くなってからはすっかり同調した
ようになってしまって、、、、。
ところでクラウスは重篤な病に冒されていて、一か月程前には痛みが酷く、ある獣医さんに頼んで「安楽死」の段取りをしたほど
なのです。
ところが、都内に住んでいる娘から「得体の知れない水」が送られて来て、それを飲むようになってから奇跡的に元気を取り戻し
ました。
元気が回復した理由はハッキリとは判りませんが、その水が効いたとはどうも思えません。何故なら横着者の我々は、お互い水
を飲ませたのはたった数回で、その後飲ませた記憶がお互いに余り有りません。
娘には内緒なのですが、小さな水の瓶は中身が減ることなくキッチンのカウンターの上で埃にまみれて横倒しになっている事が
あります、、。
と言う事で、奇跡的復活を遂げたのは、クラウスを想う娘の優しい気持ち（テレパシー）だったのだと思うことにしています。
でないと、、、こころの整理が出来ませんので、、、。
　　　　　
◇なにはともあれ、ベスより一つ年下（１３歳）のクラウスは、いつお迎えが来ても良い状態で（やっと）生きています。
しかし心配される痛みも無さそうで、もっぱら食べ物アサリにばかり熱中して、台所の主と化しています。
そんなクラウスを見ていると、実に気楽そうで、全ての家族からあれやこれやと子供の様に気を使って貰い、如何にも幸せそう
です。たぶん、自分がそうなってもクラウスのように幸せには生きながらえる事はないでしょう。その辺が、クラウスの凄いところ
なのでしょうか、、、？そんなわけで、運動場へ連れて来れるのはいつもベス一頭だけなのです。
　　　　　
◇午後四時前、Ｋ市に住むりぼんちゃんがショートステイにやって来ました。
ダイエット（大幅減量）する事が主目的なのですが、天高く馬肥ゆる秋のこととて、塩梅良く行くかどうかは？？？不安な限り、、。
　　　　　
◇りぼんちゃん、肥っているだけに、いつもの様に甘えてもベスにとってはハッキリ言って脅威です。
肩に手を掛けられただけでもグラッとしてしまって、、、慌てて助け船を出し事無きを得ましたが、、、、歳はとりたくないものの、
仕方ないですね～こればっかりは。
　　　　　
◇午後五時半、作業終了後デュークとBb'を連れて緑地帯へお散歩に。
一頭づつ１５分、速足で歩きました。半袖のＴシャツ一枚でしたが、二頭目の時には汗が、、、夏の日の様に流れて、、、。
気分はサッパリと爽快でした。
明日は晦日、フィラリア予防薬の投与日です。忘れないように、用意しておかなければ、、。
◆重い病気に罹ってしまったＷａｎや、弱ってしまった高齢犬への気の遣い方は難しいものですね。
労わろうとする余りついつい心配顔になってしまったり、慰めの言葉がお世話のたびに口をついて出て来るようになってしまったり。
容態が変化するたびに、車に載せて動物病院へ行くことも含めて、、、、、Ｗａｎにとってはとても辛いことなのかもしれません。
そんなワン達のお世話に付いて、わたくし達なりの考え方などを書く機会が作れれば良いな～と今思っています。

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◇明日３０日、タイガー君が戻って来ます。

  皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
毎日の出来事などを、これからものんびりと綴ってまいります。気楽に観て頂けたら幸いです。
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☆☆☆ 久し振りにフィールドへ遊ぶ～火曜日・・・

　　
土砂降りに近かった雨、午後になって急に上がりました。
空が明るくなって、いつの間にか秋の装いの木々は濡れて艶やかではあっても、素朴（質素）で上品な輝きを見せていました。
　　　　　
◇作業を終えて午後遅く、ロビンとハリーを連れて近くのフィールドに遊びに行きました。
　　　　　
◇雨上がりのフィールドコンディションは、予想にたがわず二頭にとって大好きな状態になっていました。
　　　　　
◇思えばロビンとハリーの二頭は、子犬の頃からこんな野外で無心に遊ぶことが多かったですね。
　　　　　
◇呼び戻しの徹底、オビディエンストレーニング、色んなものを使っての回収遊びと、、四季を通じて本当に良く遊びました。
　　　　　
◇穏やかな性格の二頭は、野外に解放されると、もって生まれたラブラドール特融の性能をいかんなく発揮して遊びまわったも
のです。
　　　　　
◇荒川中流域の、日本一を誇る広い河川敷内に存在する自然豊かなフィールドには、危険な個所が沢山あります。
　　　　　
◇そんな処で遊ぶには、危険を察知する本能と、思慮深く行動する能力、そして自らに下す決断力などが整っていなくてはなりま
せん。
元気そうに見えて向う見ずな犬は、崖から落ちて川に流されたり、深い湿地に嵌って身動きできなくなったり、色々な馬鹿なことを
繰り返し、二度と野外には連れて来られないことになります。（荒川はその名の通り流れが急で、川岸が切り立っているところが多
く、一度流されると生きていても死んでしまっても、相当下流まで流されてしまいます。だから猟期以外に余り人が来ないのですね。）
　　　　　
◇思い返して見ても、ロビンとハリーの二頭には何処に連れて行ってもそんな煩わしい思いをさせられたことは一度もありません
でした。フィールドに生きるラブラドールらしく、一度解放したらどんな場所でも安心して見ていられたのです。
　　　　　
◇フィールドトレーニングの専門家でない限り、訓練して野外に合った犬を作るのは容易なことではありません。
そもそも、元々そういう能力を持って生れた犬以外、野外で自由にリードを外して遊ばせる事は出来ません。
　　　　　
◇とは言っても、野外ではどんなことが起こるか常に予想がつきません。
ハンドラーには、自然と犬に対して細心の注意が払える事と、流動的な状況判断が常に求められます。そして脚力（体力）も、、、。
犬と過ごす時間が長くなるたびに、足が治りつつあることを、本当に嬉しく思います。
　　　　　
◇オフリードで犬を行動させる場合、限られた場所以外では相当の注意を必要とします。
特に昨今、思いもよらない辺鄙な場所まで、ホームレスの人達の住まいが有ったりして驚かされます。
広いフィールドに犬を放つ場合、かなりの時間をかけて広い範囲で事前調査をすることが欠かせません。
犬が嫌いな人は何処にもいて、遠く米粒のような犬の影を見ただけでも気分を害されるものです。
何ごとも「段取り八分」と言いますね。犬達を安全（快適）に遊ばせる場合は特に、周到な段取りが欠かせないものです。

業務連絡
◇明日２９日から、りぼんちゃんがやって来ます。今度の滞在は１０日程になるでしょうか？
◇北海道（塚田さん）千葉（加瀬さん）愛知県（有吉さん）⇒「お知らせメール」が届きません。アドレスをご確認の上ご返信ください。

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☆☆☆ 秋雨降ってカッパ鮮やか～月曜日・・・

　　
いよいよ秋の長雨の時期に入ってしまった感が有ります。
「秋雨やともし火うつる膝頭」小林一茶
「秋雨を弾いて柔わし被毛かな」犬飼一升
リハビリの為長逗留になっているT'君の風情がすっかりラブラドールに変わってきました。
ここまで来るのには長い道のりだったように思います。
被毛の性能を試してみる丁度良い機会でしたので、雨の中を押してT'君専用になっている「緑地帯」に行ってきました。

　　　　　
◇この緑地帯には、幅広の散歩コース（舗装道路）が直線にして端から端まで見渡せないくらいの長さであります。
舗装された平坦性の良い歩道では脚側歩行の制限運動に精を出して、片側の法面ともう片側の緑地帯では、オフリードにして
犬を解放することが出来ます。人も犬もたっぷりと一日楽しめる、安全で静かな（大型犬にとっては）貴重な場所です。
　　　　　
◇心因性のストレスが原因して、白っぽくて短く、汚れ易かったT'君の被毛でした。
お腹が治って軟便も解消～残るは後ろ脚の僅かなハコウ（跛行）のみとなった今、漸くラブラドールらしい被毛が戻ってきました。
　　　　　
◇T'君のストレスの原因は、極端な分離不安と運動不足にあります。
その二つさえ解消できればペットとして良い牡犬になってくれる筈なのですが、、、。
　　　　　
◇このＷａｎに必要な運動量は、時間にして一日約数時間。
膝に障害を抱える今は、駆けたりせずに四本の肢でリズミカルに歩かせることが必要です。
それだけの運動を毎日満たしてあげるには、普通の家庭では負担が大きいと言えます。
持っているエネルギーの量が多く、且つ強いＷａｎの場合、それを満たす為の運動を毎日与えなければなりません。
遊びを含めた運動が不足すると、欲求不満傾向に傾きそれが起因して問題行動の発生へと繋がって行くわけなのですね。
先天的に高いエネルギーを持つ子は、早いうちからの慎重なクレートトレーニングや冷静に行動させる為の「躾」を必要とします。
シーザーミラン流に言わせれば、飼主が犬のエネルギーを上回るだけの力量を持っていないと犬に負けてしまう結果になり易い
と言うことでしょうか。
　　　　　
◇今はポンコツの追っかけとなったT'君を連れて、夕方お肉屋さんにも行きました。
さて、良いお肉が入っているかな～。
パンチェッタ用の肩ロースと腿肉を見せて貰い、程良く整えられた肩ロースを２キロ分カットして貰いました。
それから、T'君のようにリハビリ中の犬達に食べさせる特殊な部分の新鮮なお肉も、同じ様に１キロ程頂いてきました。
暑さが去って、圧力鍋を使うのにも気兼ねすることが無くなって、ホッとしています。
　　　　　
◇数日前までは、カキ氷を食べていても可笑しくなかった筈なのに、今日の気候は温かな「鍋」など食べたくなる気分です。
と言うわけで、今夜は「お好み焼き」を作ることにした我が家なのでした。
　　　　　
◇冷たく冷やしたマッコリを強いソーダ水で割って飲むこと数杯。
出来上がりましたよ～、熱々の「お好み焼き」が、、、。今日は、弾力に富んだ肩ロースの薄切りを乗せた、サイタマ風の焼き方。
久々の「お好み焼き」、美味しかった事は言うまでもありません。お腹いっぱい食べてしまいました。
　　　　　
◇腹ごなしの為の運動を割愛し、ベッドにひっくり返ってDVDを観ました。
昨日２６日はポールニューマンの命日でした。（1925、1、26～2008、9、26）
４７歳の時の作品「ロイ・ビーン」
単純に楽しめる内容の作品でした。終わり頃になって、少し泣けます

　　　　　
◇ポールニューマンの名言と言えば。
『夫婦が長続きする秘訣だって？そりゃあ、一緒にいる時間をなるべく少なくする事さ。』
けだし名言ですが、ニューマンだから言えた言葉で、、、、、、、。
今夜は雨です。うんと冷えますから。皆さん、どうぞ早目にお休み下さいね。

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タイガー君は、３０日に帰って参ります。　

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☆☆☆ 彼岸明けです～日曜日・・・

　
爽やかな朝を迎えました。
いよいよ本格的な「秋」の到来ですね。
暑かった厳しい夏を懐かしく感じるのはもうまもなくのことでしょう。
犬達の体調は俄然良くなってきて、身体中に力が漲り始めました。
人間と違って、「感傷」に浸ることなどとは無縁な犬達ですから、、。
発散するエネルギーに負けない様に、精一杯頑張らないと舐められてしまいます。
秋は秋で犬を飼う者達は、それなりに疲れるんですね～。でもそれは「実になる疲れ」ですから、厭うわけにはいきません。
　　　　　
◇朝、全てのことが順調に進んでいるように思えます。
たっぷりの朝露を含んだ芝の上で、ゆったりと犬達をリラックスさせます。
陽の光にキラキラと輝く水滴は、犬達の動き方次第で花火のように弾けて、それはそれは綺麗なものです。
　　　　　
◇大きな椚の木々からは未だ葉が落ち切らず、空いた枝を通して木漏れ日が射して来ます。
時々スポットライトを浴びたように輝く犬達は、幸せそうに見えます。
苦手な暑さを克服して、ホッとしているのでしょう。
犬達の顔付は実に穏やかです。
　　　　　
◇午前中に、体力を付けさせなくてはいけない若い犬達を連れて「とっておきの場所」へ行くことにしました。
夏のあいだじゅう、半径１０分以内の範囲内で探し回って見つけた場所が数か所あります。今日はその一つへ。
その場所では、恐らく我が家の犬達に考えられるだけのトレーニングが、全て、なん無く出来ることでしょう。
伸び伸びと見渡す限り広くて、時間帯によっては人達や犬などの動物の姿を見かける事はありません。
犬を飼う者にとって、そんな場所が数々（点々）と有るのは幸せなことで、まさにこの町に住む者の特権だと実感します。
　　　　　
◇９０分ほどかけてその場所で運動した犬達は、帰ってから一旦（５分ほど）ランに解放され息を整えてから午後までの休眠を貪
ります。爽やかな今日に限っては、犬になりたい気分です。
　　　　　
◇午後、陽が高く上がってから老犬や子犬達と遊びます。楽しくて仕方無さそうな犬達、やっと安心できる季節になったのですね。
気温、湿度ともに低く、全ての生き物たちが活き活きと活動しています。何百匹と群遊するアキアカネは、羽が乾いて実に気持ち
良さそうに飛んでいます。
　　　　　
◇大きなオニヤンマが何匹も飛んできて、低空飛行から狙いを定めて扇風機に向かっての「特攻攻撃」を仕掛けはじめました。
これが始まると困るんですね～。扇風機に突入した特攻隊は、ネットに引っ掛かってバタバタと羽を鳴らして苦しんでいます。
（苦しんでいるように見えるのですが、面白がっているようにも見えて？？？？？？）
その度に丁寧に捕まえて、大空に向かって解き放してあげる作業を繰り返します。
三台の扇風機に次から次へと攻撃？を仕掛ける強面の特攻隊員。（うちのトッコウタイインとはえらい違いです。）
よく観察してみると、一度逃がされた奴が大空を大きく飛んでからまたやって来て、攻撃の機会を窺うように芝すれすれの低空で
ホバリングしています。トンボなりに学習するのか？戦術を替えてくるなんて、、、、、意外にも見上げた奴らなのかもしれません。
そんな事を繰り返している内にだんだんとトンボは居なくなるのですが、肩にとまって大きな複眼で睨む奴もいたりして、秋は実に
難解な季節なのですねぇ。
　　　　　
◇「どうしているかな～」と毎日想っていたら、その気持ちを推し量った様にシフォンの里親さんから便りが届きました。
シフォンは今、春日井市という処で明るく元気な家族達に囲まれて、楽しく幸せな日々を送っています。
　　　　　
◇高原に出掛けたり、キャンプに連れて行ってもらったり、大好きな子供達にも囲まれてそれはそれは楽しい毎日なのでしょう。
シフォンの明るい表情が物語っている様ですね。こんなお便りをいただく時が、本当に幸せを感じる時でもあります。
そしてシフォンを可愛がってくれている子供達には、心から感謝の気持ちが湧いてまいります、、、。
　　　　　
◇人に恵まれると言う事は生きていて一番大切なこと。人も犬も、そういう出会いの為に生きているのかもしれません。
それはそれは沢山の人達に恵まれて、私達（人と犬）は実に幸せな毎日を送らせて戴いています。
たぶんそれは、素晴らしい犬達から受ける「恩恵」なのかもしれません。　　　　さて今日の日和は、☆☆☆☆☆でした。

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お約束の「梅の木」・１０月に入ったら選定が始まります。沢山切って沢山送りますから待ってて下さいネ。

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