ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

★★★ 半年終了、六月晦日の火曜日・・・

2009年06月30日 | トリプルスターの日常


あっと言う間の半年が過ぎようとしています。
年々月日が経つのが早く感じられます、何とかなりませんかね~。
朝の作業を済ませてから動物病院へ入院中の「箱入り娘」を見舞いました。


◇「箱入り娘」の術後の回復は順調に進んでいる様子でした。
元気になっている証拠に、悪戯が始まったようです。
患部を舐めてしまうので、エリザベスカラーを付けられる事になってしまいました。
散歩の後で、担当のY獣医師に爪切りと外耳のケアをお願いして、
そしてEカラーは大きいと蒸れやすいため、半分くらいの大きさにカットして貰うよう頼みました。
     
◇イマンも病院へ、、、。年をとるとあっちこっちとガタが来ますね~。
患者(犬)の大多数は、10歳以上の年寄り犬達が占めていました。
脊髄と股関節が悪くて来院していた、5歳になるキャバリア君に気に入られたポンコツ。
調子に乗って遊んであげている内に、シャツとパンツが毛だらけになってしまいました。
イマンに限らず、他の犬達もキャバ君の傍若無人振りには、眉をひそめて引き気味でした。
気安く話しかけるのも、考えものでしたね、、、。

     
◇そう言えば、何人かの方に「夏の過ごし方」を書くように言われていました。
とりあえず、真夏を前にして「梅雨の時期」の過ごし方について、思いつくままに書いてみました。
     
◇梅雨時は当然降雨の日が多く、じめじめシトシト嫌ですね~
人はシャワーを浴びたり、その都度着替えたりしてサッパリと出来ますが、毛皮のWan達は中々そうも行きません。困りますね~。
〇散歩など湿気っぽい外出から帰ったら「熱い蒸しタオル」をつくって、顔から尾っぽまでを良く拭きあげるといいです。
仕上げには必ず乾いたタオルを使って、被毛をマッサージするようにドライアップして下さい。
そして、脚先(指先)や耳の中を念入りにチェックする事を忘れないで下さいね、、。
(熱を発生させないブロアーなどがあれば、常温の強力な風を使って被毛を乾燥させるのにとても役立ちます。)
落ち着いたならば、敷物(通気性に優れたもの)を敷いたケージで、ゆっくり休ませて下さい。
サーキュレーターや扇風機を使って、直接身体に風をあててあげると更に効果的ですね。
〇梅雨時は、以外と気温が上がらず湿気だけが強い日があります。そんな時は、エアコンより除湿機の方が余程効果がありますから
、積極的に使ってみて下さい。
飼育環境や身体を乾燥させられれば過ごし易くなりますし、コンディションを崩す事も無くなりますよ~。


◇フィラリアの予防薬は、忘れずに飲ませていますか?
処で錠剤のものも、チュアブルタイプのものも、飲ませ方にはコツがありますね。
フードやおやつなどと一緒に食べさせた時には、確実に飲み込んでいる事を確認してください。
飲み込んだ様に見えても、見えない処で出してしまうWanもいますから、ご注意を。
更に、飲み込んだだけでは、まだまだ安心できませんよ~。
特にチュアブルタイプのものは、キューブが乾燥していると消化されずにそのままの形で出て来てしまう(排便)事が良くあります。
必ず細かく砕いて食べさせて下さい。乾燥して固くなっているものは、ぬるま湯に浸して柔らかくしてから砕くと良いです。
確実に消化させる様に気を付けて与えて下さい。


◇次回は月がかわります。「給餌」に関して書いてみましょう。


 皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
これからも、気長にのんびりと読んでいただければ幸いと存じます~。
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★★★ 大掃除と移動、月末の月曜日・・・

2009年06月29日 | トリプルスターの日常


今年も(早いもので)半年過ぎました。
折り返しの時を迎え、気分転換も兼ねて「引っ越し」を行いました。
一回の部屋から、二回の部屋へPCから何から担いでの大移動です。
エアコンと扇風機をガンガンかけて、汗をかかない様に心掛けての大移動は、けっこう大変でしたよ~。


     
◇移動するにあたって、ケーブル類やらタップやらの不足するPC機材を購入したり、PCデスクを新たに購入したりと、、、思わぬ出費
と時間の浪費が痛かったのでした。
     
◇まだ完全には機能が働いていません。
数日間は、ブログを書く時間も惜しんでの作業が続くと思いますが、、、もういい加減に飽きてしまいました。
     
◇ご迷惑をおかけしますが、ひらにご容赦願います。
では又、作業に取り掛かりますのでオサラバです~~。



 


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★★★ 母子ともに順調、日曜日・・・

2009年06月28日 | トリプルスターの日常



零時半起床~顔を洗って産室へ、、K子さんと交替。
毎日の日課です。
アンジェラの育児は順調に行われています。
6頭の仔犬達の出産時の平均体重は400g。
産後13日目の今日、約1000グラムに増えました。
大き過ぎず、小さ過ぎず、育児と管理は上手に出来ているようです。


     
◇二度目のお産と言う事を割引いても、一度目にも増して上手に子育てするアンジェラには感心してしまいます。
育児の手を休めてリラックスする方法も上手く、普段のおっちょこちょいなアンジェラからは想像も出来ない位なのです。
そんなお母さん犬アンジェラを、ポンコツならずとも見直してしまう日が続いています、、、。
     
◇綺麗に何事も無く記録されている「パピー管理表」。
生後二日目に体重減少を示した仔犬がいたのは、稀なケースと言えます。
帝王切開時に、不妊の処置(子宮及び卵巣摘出)を行ったせいなのかもしれません。
若しくは、母犬の年齢がやや高かった(5歳9か月齢)からなのかも知れません、、、、。
初乳の出方が不足していました。
     
◇仔犬達が健全に育っている証拠に、産室の匂いは母乳の良い匂いに満ちています。
仔犬の排泄物は、アンジェラが丹念に処理(舐めてしまう)してしまうため、敷物の汚れさえありません。
※産箱の床には部屋に敷くのと同様な「お風呂マット」が敷かれています。その上にペットシーツが敷き込まれ、更にアクリルの毛布が
敷かれています。アクリルの毛布の上には薄手のブランケットが敷かれていますが、これは仔犬達の尿を吸収させる役目のものです。
冬場の産箱には部分的にヒーターが敷かれますが夏場の産室にそれは必要無く、扇風機の風が上手く吹きこんで来る様に置かれて
いるくらいです。
     
◇仔犬達の爪を切りました。
前足の爪が伸びると、授乳の度ごとにお腹を傷つける事になります。
前足の爪は「こまめに切る」様に心掛けなくてはいけません。
仔犬達はひっくり返しに持ち上げられて、嫌がる素振りで芋虫のように身をくねらせますが、二ッパーを使って上手に切る様にします。
この繰り返しから、仔犬達には人の手を嫌がる事が無くなり、身を委ねる術(すべ)を会得して行くようです。(人に従う一歩が踏み出
される瞬間ですね。)
繁殖者(ブリーダー)は、面倒がらずに行わなければならない定期的作業の一つとも言えます。
※但し、後ろ足の爪は、起ちあがって歩ける様になるまでは切りません。
前足同様に切ってしまっては、引掛りを無くして足を滑らせてしまうからです。(立ち上がりが、やや遅れます)
     
◇縫合の跡が良い状態になりましたので、抜糸を行いました。
抜糸時期に関しての見解は、幾日か前に執刀して戴いたT獣医師に確認をとってありました。
普通の帝王切開に比べ、倍の長さの縫合がなされていました。(18~20針)
※帝王切開など、子犬出産の為の手術後の抜糸は、病院へ母犬を連れて行って行う事はありまん。
「感染症」などに一番注意しなければならない時期だけに、細心の注意が必要とされるからです。
抜糸に必要な器具(抜糸の為のハサミやピンセット)を持たない母犬の持ち主は、獣医師に往診などして貰う事が望まれます。
抜糸が終わって、暫くお腹を天井に向けて目だけ動かしているアンジェラ。
犬も五歳を過ぎれば「肝」が据わって参ります。
但し、あまりふてぶてしくなられてしまうのにも、困りものですが、、、、、、。  


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★★★ 真夏日になった土曜日・・・

2009年06月27日 | トリプルスターの日常


朝早くから真夏日の様相、、、、。
犬舎エアコンの熱交換器を念入りに掃除し、設定温度18度でスイッチON!
埼玉県北部、熊谷地方は35度を上回り、真夏日になるとの予報が出されました。
こんな日は、朝から手際良く仕事を片付けて行かなくてはなりません。


     
◇ポンコツなりに手際良く犬舎での作業を終え、「箱入り娘」のお見舞いに。
飼主のNさんには、手術の経緯や現状、そして今後の事など、かいつまんで電話でお話ししておきました。
     
◇昼前に病院到着。
早速係り(AHT)の女性から「箱入り娘」を手渡される。
「箱入り娘」は待ちかねた様子で、足早に外に出ようと走り出す。(待合室のほかの患者など見向きもしない、こんな時は要要注意)
彼女にとっては、余程面会が嬉しいのであろう、焦っている様な動きを制しながら第二駐車場方向へと彼女を誘導する。
風通しの良い広い場所に出てから、おもむろに腰をおろして先ず排尿。
10メートルも移動しない内に腰を下げて、排便の姿勢をとる「箱入り娘」。
スッキリしたと見えて、自分から確かな足取りで歩き始める。約7~8分。
病院の玄関先まで戻ってから、用意した(特別な)水を飲ませる。
漸く、「箱入り娘」の表情が和らぎグルーミングを気持良さそうに受け入れている、、、。
     
◇此処の病院長は、努力家である。(と思う)
常に獣医療の事が頭から離れないらしく、話していて心強さを感じます。(話が長くなるのは困りものなのですが、熱意の表れとポンコツ
位の年齢なら素直に受け入れられます、、、。)
そんな、真面目な院長の書いた本二冊をご紹介します。
     
◇『犬の多くが飼い主と共に家の中で生活、ヒトと同列におかれる家族の一員になりました。』
『日本の愛犬家の多くは、最愛の家族が、少しでも楽に過ごせるよう一生懸命かいごします。』
『本書で取り上げた飼育の経験談には、犬と生活する大切なポイントが含まれています。』
と、序文に書かれていました。
     
◇ブリーダーとしては未だ駆け出しの域のポンコツですが、犬舎の事業に貢献してくれた基礎犬達がいよいよ老齢の域に達して、新た
な考えで歩んで行く事を試されているようです。
医療の専門家の意見なども積極的に取り入れて、狭い考え方にとらわれず、ラブラドールの為の「老犬飼育の心掛け」など、書いてみ
ようと思う今日この頃であります。
     
     
     
◇我が家の基礎犬三羽ガラス。(イマン・クラウス・ベス)
いずれも仔犬から飼育された訳ではなく、生後数か月を過ぎて、第二所有者として愛育してきた犬達です。
「過去のある犬達」だっただけに、飼育には大いに苦労をしましたが、その事が今とても役に立っています。
まさに、我が家に来るべくして生まれて来た犬達だった様にも思えます。
(他に14歳で天寿を全うした二頭の貢献犬がいますが、いずれも5歳を過ぎてから入舎した犬達でした。)
「天よ願わくば、我に七難八苦を与えたまえ。」山中鹿之助
苦労の尽きない犬のブリーディングですが、その苦労をどんだけ~積み上げたかが、ブリーダーの心の支えです。
ポンコツは、ぽんこつですが、まだまだ頑張りますよ~


 


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★★★ 金曜日・・・

2009年06月26日 | ラブラドールの飼育(育成全般)


梅雨も中休みか?涼しい朝を迎えました。
子猫のワクチンの事や、帝王切開をしたアンジェラの抜糸の事、腫瘍の治療方法の事
などでK動物病院(院長)と打ち合わせ。
昼前、外耳炎がぶり返したレモンをシャンプー、シャンプー後のシャワーが気持ち良い。
 


     
◇何かと慌ただしかった此処十日ほど、十分な世話をしてやれずに運動不足になってしまったマリアとジョリー。
屋内ではそれ程に見えなかった体形でアリマスガ、屋外に開放し写真を撮ってみてビックリです。
二頭とも15%ほど体重オーバー(タルタル体形)になっていました。
     
◇さっそく給餌量を減らしたり、運動量を調整しなければなりません。
まもなく日中は30度を超える暑さになる日が続きます。芝にたっぷりの朝露が溜まる頃を見計らって、遊ばせるメニューがとられます。
136日目のマリアとジョリー、育成には少し難しい時期に差し掛かっています。
     
◇ジョリーは日量450グラムのフード(ロイヤルカナン・ラブラドール子犬用)を食べています。
他に60グラムのヨーグルト、100ミリリットルの牛乳、少しオーバーカロリーになっていたようです。
     
◇明日からの給餌(フード)は、日量380g(朝200g夕方180g)に減らします。
ヨーグルトと牛乳はそのまま続けますが、、、、、。
     
◇オーナーさん達(一般的な飼主さん)の処で飼われている同齢の仔犬達は、「毎日散歩」をしているものと思われますが、余り褒められ
た事ではありません。
人の左側を行儀良く歩く事の出来ている子犬でさえ、4~5ヵ月齢の時期、毎日の散歩は、短時間とは言え身体の成長を狂わせる危険
性をはらんでいますので十分ご注意ください。
     
◇身体の急激な成長とともに、性的な成長や知能の成長も急上昇を見せる時期です。
三日に一度の散歩(20分ほど)と、三日に二日のトレーニング(5分以内~一日三回)が適している時期です。
「座れ」「臥せ」「起(た)て」、等が十分にできる様に、また、人の左側を行儀良く歩くように(特に人の前を横切らせない)、等々「躾」とし
て教える事は、パートナードッグに対しての飼い主さん達の義務でもあります。
十分な「躾け」の出来た犬になってからの散歩は、健康(成長)を損なう事も無く、社会の人達(犬達)からも快く受け入れられる事でしょう。
     
◇「紺屋の白袴」「灯台元暮らし」などと言われてしまいそうですが、ブリーダーは中々飼育中の犬を散歩させる事が出来ません。
理由は、只々忙しいからです。(普通の人には考えられない位の忙しさなんですよ~
でも、其々の仔犬の成長に見合った好時期を捉えて、町や村に散歩する事があります。
ブリーダーの散歩は、基本的に子犬のトレーニングの一環としての散歩であって、気晴らしや健康維持の為では全くありません。
◇飼い主さん達が、社会化期(14~17週齢)の仔犬達を散歩に連れ出すのは、初期の躾が出来てからと言う事になるわけですね。
言いかえれば、それまでに遊びながら「十分な躾」を施しておかなければならないと言う事になります。
小型(愛玩)犬と異なり、猫撫で声赤ちゃん言葉での飼育はラブラドールには似つかわしくなく、ハッキリとした主従関係を結べる
様な躾け方が大いに望まれる処です。(初期の躾け方如何では、その後の犬の健康面にも影響が出ます。動物病院や地域の公共
機関等が開催する「躾教室」や「パピーパーティー」等への積極的な参加は、犬を見る目を広げてくれる効果もありますよ。)


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