ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ 季節のかわり目の健康管理(維持)

2024年02月26日 | 人と犬の健康を考える

低体温(症)に注意しましょう。
読者である飼い主さんたちの体温は、何度ですか?
因みにワタクシは、≒36.6℃ です。

私たち(ブリーダー)は、
今の時期は特に、「飼育室の温度」に神経質になります。
私が知る限り、内外の優秀なブリーダーの飼育施設を
覗かせて貰うと、10歳を超えたシニア犬とパピーの
飼育されている部屋は、かなり高い温度で保たれています。

これは経験上でも言えることですが、
飼育する動物の体温を下げてしまうと必ず異変が起きるか、
その時点で起きなくてもいずれ問題となってあらわれると
言うことに他ならないからと言って過言ではないでしょう。

犬(ラブラドール)の体温は、38℃~39.5℃です。
シニア犬や子犬の場合、
熱が出て41℃~43℃となると危険区域と言えます。
反対に37℃台の体温が数日続くと低体温症としての危険が
考えられますが、すぐに保温などの処置をすれば事無きを
得ますが、内臓を含む身体の一部に問題を抱えてしまって
いることは、解消できないものと考えられます。

頻繁に低体温症を経験していた個体は、癌や重篤な病に侵
されやすく、当然の結果として短命で終わります。

人間も全く同じことが言え(あたりまえですが)、
体温の低い人は癌などになり易く、その他疾患に悩む人が
多いとも言えます。

普通(健康)であれば、感染したり発熱したり、軟便や下痢
などになることはありませんが、感染/発熱/下痢は著しい
免疫力低下によるものとして考えて良いでしょう。

また、人も犬も、免疫力を低下させ続けて健康を損なうと、
身体のあちこちに痛みを感じるようになります。
腰痛が癌のせいであったり、ひざ痛で歩けない痛さが、血管
の病気が原因であったと言うことなどは、決して不思議なこ
とではありません。

低体温は免疫力が低下しているあらわれであって、決して
無視すべきことではありません。
身体の小さな犬では、死に至る危険が迫っていると捉えても
間違いではないと言うことなのですね。

自分の体温に無頓着(病気がち)な飼い主さんは、
愛犬や愛猫の健康にも無頓着な人が多く、
生き物が病気になるのも当たり前のように考えています。

最近の質問で、
ラブラドールの寿命は何歳ですかと問われましたが、
平均15歳とお答えしました。(寝たきりの期間は含めず)
また、癌になりますか?とのご質問がありましたが、
知る限り、ブリーダーの飼育し続ける個体に癌の発生は稀
であり、飼育方法さえ正しければ、人間同様に癌になるこ
とは無いでしょうとお答えしました。
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イギリスで覗いたある犬舎の仔犬専用の飼育室の温度は、
三月の時点でしたが(床から60㎝の部分で)31℃になって
いました。

簡単に言いますと、
高目の温度で飼育する限り犬の健康は平常に保たれます。
駆け出しではないブリーダーであれば誰でも知っていること
ですが、、、。

猫に至っては、のぼせるくらいの室温で飼育してハッピー💕
怪描と言われるまで長生きしてくれますよ笑

※生物が生きる環境の温度と湿度の関係を考察できるタイプの
人は、ブリーダーとしても向いていますね。

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ワークショップ
25日は、とても寒くて大変な一日でしたが、
二月も残り少なく、予定通り、ワンちゃん達のために、
ワークショップを開催しました。

一番有難かったのは、某夫妻の心遣い。
温かくて飛び切り美味しい「餃子鍋」を食べさせていただいたこと。

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今月で一番うれしかった食べ物は
佐野の「ふみきりずし」が食べられたこと。です!


ふつうは、
ウサギの食べるようなものばかり食べていましたので、
まいにちが力なく、ふらふらするような日々を
送っていました。


おかげさまで、ワタクシは健康そのものです笑
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☆☆☆ 運動と食べ物と睡眠と心のケア

2024年02月20日 | 人と犬の健康を考える
犬の健康はどのようにして保たれるのか

多くの飼い主さんが
まず一番に
思い悩むところが
このことなのではないかなと、
思うのですが、、、。

二世代 三世代と
犬を飼う方ならなおさらのことと思います。

犬の身体は
「食べたもの」によって形作られ、
「運動を重ねる」ことにより健康になり、
「よく眠る」ことでそれらが助長されます。
そして「家庭犬」であれば、
「飼い主さん」の細やかな気遣いが
愛する犬の健康寿命を延ばすと言って良いでしょう。


そもそも頑健極まりない犬種である
ラブラドールに関わる人たちは、
その辺のことを意外とラフに考えがち
なのではないかと危惧しています。

ある暮らしの中では健康であるものが、
別の暮らしの中では健康を害している、
と言うことが明瞭に見えてくる場合が多々あります。

動物の飼い方には
「或る種のスキル」が求められるところでありますが、
大事なそこの部分だけは
是非とも端折らないで学んでほしいと願っています。

とある日の 午後です。
うららかな陽気に誘われて、
14歳のジェイクと 産後の回復期のドナちゃんを伴って
運動場でのリラクシングにお出かけしました。


ジェイクとドナちゃん、ララとパールさんのリラクシングの一コマ
ナレーションに「音読さん」を使ってみました。
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愛犬たちの食べ物

ワタシ(ブリーダー)は、
愛犬たちの主食に、プロトタイプのドライフードを使っています。

給餌時の注意点として、
タンパク質他栄養分の吸収を助長する為に、
必ず適量の水分を加えて与えています。

水分は考慮されたスープ
であることが決められていて、
季節に合わせた食材を用いて毎日作り、
そしてその時期に適した温度のスープを
ドライフードにかけて与えています。

犬の身体にあった栄養バランスは、、、
犬の年齢によって
使って良い食材、使わない方が良い食材とがあります。
例えば、
不飽和脂肪酸である”オメガ3”と”オメガ6”のバランス
の良くない食材を使い続けると、当然のごとく病気
を招く結果となります。

※オメガ6とオメガ3はどちらも私たちに欠かせない
必須脂肪酸ですが、その働きは正反対です。
白血球を活性化する働きがあるオメガ6は
過剰に摂取すると白血球が、
病原菌だけではなく血管などの細胞まで攻撃してしまいます。
傷ついた血管にはコレステロールが溜まりやすく、
動脈硬化を引き起こしてしまいます。
一方オメガ3には、
白血球の働きを抑制する作用があり、その暴走を抑えてくれます。

以上に様な
ごく簡単な栄養学的知識を理解していないと、
愛情を込めて与えた食材によって、愛犬が病気がちになったり
命を縮めてしまう結果を招きかねませんので、
十分に注意する必要があると思います。

身近な事例では、
16歳17歳と愛犬を長生きさせるスキルを持った飼い主さんが
いらっしゃいますが、
不思議と皆さん心穏やかな方ばかりなんですね。
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さて 今日は
チートデイ

滅多に口にしない「苺」=戴ものと
国産小麦を使った食パンで作った甘いフレンチトースト
昨年晩秋に採った蜂蜜がたっぷりとかかっています。笑


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ワークショップ
第二回目の開催は 2月25日(日曜日)です
Communication & Body language
おもにハンドリングスキルについて学びます。
愛犬との信頼関係を深めましょう
ラブラドールの飼い主さんであればどなたでも、
参加は自由です。
スキル向上を目指す方は是非ご参加ください。(原則無料)
※詳細は、
Lineまたはメール triplestarlabradors@gmail.com 
にてお問い合わせください。
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☆☆☆ 低温注意報発令中

2024年02月09日 | 人と犬の健康を考える
月曜日(5日)の降雪以来
秩父地方などでは
「低温注意報」が発令されていました。

パールとララと、ララの息子が遊んでいます

犬舎に隣接する二つのランでは
雪が解けずにいつまでも残ることが
以前からの通例となっています。
特に山側、山から浸透してくる地下水が影響し
土壌そのものが凍ってツンドラ化している影響です。

積もった雪も、表面が凍って滑りやすく、
そそっかしい子は注意を促さないと
脚や腰の関節などを痛めたりしがちです。

それでなくてもバランスをとる為に
筋肉や腱に負担がかかることを考慮していないと、
あとになって思わぬ怪我に繋がり易く、
悔み切れない事態を招きかねません。

人も靴を選ばないと
あっという間に滑るので、
老いも若きも犬と一緒になって遊ぶ場合は
特に注意が必要ですね。

雪の日は
人間も普段は使わない筋肉や腱を酷使しがちですので、
身体のいたるところが筋肉痛を招くことがあります。
後になってからの大事を招かないためにも、
雪がすっかり消えて黒い土が現れるようになるまでは、
おおいに注意する必要があると思います。

そして忘れてはならないこととして、
雪で冷えた犬の身体は
思っている以上に免疫力の低下(ストレス)を招いている
ことが考えられます。
温かい部屋でのリカバリーを忘れずに
シッカリ行ってあげたいものですね。


とは言え
元気な愛犬たちを
家の中に放置し
一寸のあいだ目を離しただけでも
あっという間に
さも泥棒が入ったかのような
憂慮すべき事態を招きかねないことも事実ですね。💦

↑画像はフェイスブックからの転載です

早く消えて欲しいと思う反面、

犬達は
白く冷たい雪が

いつまでも残っていて欲しいと
思っているのかもしれませんね。


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雪が降って
あっという間に
スーパーの野菜売り場から
欲しいと思う野菜が消えました💦

ほうれん草一束ニンニク炒め
鶏モモ肉(100g)ソティー載せ

ロウカット玄米(160g)と野菜の粕汁
昆布の佃煮と真烏賊の塩辛(ともに戴きもの)

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ワークショップ
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☆☆☆ 雪の降った日と犬たち

2024年02月05日 | ラブラドールと健康に暮らす
立春が過ぎたとたんに

今年も雪が降りましたね💦

雪を初めて見る若犬は
古い歌「雪」(童謡/唱歌)の様に、
白くなったランを駆け回って、
驚きと喜びを体中であらわしていました。笑

搬送車輛のスタッドレスタイヤへの交換が遅かったのですが、今回は事なきを得ました。


月曜日に降った雪は
湿っていて重く
簡単に建てられていたものを
幾つも壊したようですね。
近所の農家の果樹の害鳥除けが
無残に押しつぶされていました。
我が家でも、たたみ忘れたテントが一基
被害にあいました💦泣



雪の日要注意:たまに振る雪の日は
ワンコ達にとって楽しい経験が積めるのですが、
抵抗力が低下している個体や(主に低体温傾向)
ジョイントなどを痛めたり狂わしている個体は、
(疲労の蓄積)(肩/肘関節)(腰/膝関節)(脊椎老化)
慎重に「跛行」などの有無を見極めてから
遊ばせるようにしないと、
後々になってから症状の悪化をまねきますので
特別な注意が必要となります。
雪の中で遊ぶと言うことは、体温を低下させます。
また平坦な土の上で遊ぶのと違い、
雪の温度(冷たい)と手足にかかる雪の抵抗によって、
弱っている個所があると急な悪化を招きますので
細心とも思われる注意が必要なのですね。
30分以上雪の中で遊ばせた個体は、
老若に限らず暖かで乾燥した部屋の中で、十二分に
保養させて、体調の回復に努めることがベストです。
飲み物や給餌なども、人肌以上に温めたものを与えて、
軟便や下痢にならないように気をつけましょう。
(雪を食べる傾向にある個体は、便に気を付ける)
※若し、軟便や下痢の兆候が表れた場合は、
「すぐに体温を測り」熱のある場合の下痢には、
不用意に薬(下痢止めなど)を与えることは出来るだけ控え、
与えたとしても整腸剤程度にとどめて様子を見ることが
大事です。(下痢を止めてしまうと熱が下がらない)


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せっかく咲き始めた梅の花も、、、

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一月が過ぎ、
二月がやって来て、
心身ともに疲労の蓄積が感じられます。

読者のみなさまは、如何でしょうか?

ワタシは、早朝(起床時)に測る体温で、
その日のコンディションを判断しながら
(36.5度を目安としています)
一日の作業内容などを、
決めるようにしています。

体温が低い場合(36.5℃以下)は、
腹から腰、足の保温に心掛けた身支度をします。

そして食事は、
いつもより動物性タンパク質を多く摂り
温かいものを摂るように心掛けています。

最近食べる肉は、ほとんど鶏か羊。
冬の季節は野菜の摂取が不足しがちなので、
努めて根菜類などの野菜スープで身体を冷やさないように
心掛けています。
(江中畜産から調達の鶏腿(桜姫)のソティー)

いつも溌溂とさせておきたい発育盛りの若犬
食事と運動、そしてリカバリー(保養)が大事なのは人間と一緒

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ワークショップは延期に
第二回目の開催は 2月25日(日曜日)です
Communication & Body language
おもにハンドリングスキルについて学びます。
愛犬との信頼関係を深めましょう
ラブラドールの飼い主さんであればどなたでも、
参加は自由です。
スキル向上を目指す方は是非ご参加ください。(原則無料)
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