倉野立人のブログです。

日々の活動を みなさんにお伝えしています。

〈暮れゆく年〉

2012-12-31 | インポート
2012年が暮れようとしています。
多様な一年でありましたが、皆様のご厚情を糧に、走り続ることができました。
本当にありがとうございました。
来年は、今年に増して課題多き年となろうと存じますが。
あらゆる課題に全力で対峙します。どうぞよろしくお願い申し上げます。


〈歳末のご労苦に 感謝〉

2012-12-31 | インポート

12/30 Sun. [ クラちゃんの起床時刻 5:25 AM ]
慌ただしいまま推移し〝暮れ〟の実感が無いまま、カレンダーが残り2日になりましたが、そういう中にあって、歳末を実感し、また、改めて一年の経過の早さを実感するのが、消防団による歳末特別警戒です。
今年も、12/28から各消防団分団による夜の警戒が行われ、この日は消防局などの巡視を受け、共々に慰労の意を表しました。

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天候不順のここ数日ですが、この日も冷たい雨の降る陽気となりました。
そんな中にも関わらず、各分団員の方々は、法被や活動服を纏(まと)い、ラッパの音(ね)に合せて規律を改め、それぞれの訓示を拝聴しておられました。
多様化する社会状況の中で、地域安全を維持・向上させるには、今や消防団などの民間力が不可欠であり、崇高なボランティア精神の下で活動に精励される団員諸氏には、ホントウに頭が下がる思いです。
私たち住民としても、消防団の意義を再認識し、その活動に改めて敬意を表すると共に、共々に無火災(火事を起こさない)に向け、自覚を新たにすべき、と思いをいたしました。
ところで、司令巡視の際、休憩場をなった 川中島第一分団 で、供された 「 汁もの 」 がとっても美味でした。
で、それは単にウマイのではなく、何というか春雨スープのような味わいで、よくある豚汁一辺倒とは明らかに違うのです。
「 これ、誰の作品? 」 と聞くと、何と団員の一人が、市の給食センターの現役調理員だそうで、今回は趣向を変えてみました、と笑顔の返事です。
思わぬところで〝プロの味〟を堪能し、そういう面でも感謝のひとときでした。(画像に収める間も無くオイシクいただいてしまい 「 しまった! 」 だったのでした ^^;)
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長野県 「

〈他市の〝手柄〟に 胸中複雑〉

2012-12-30 | インポート
12/29 Sat. [ クラちゃんの起床時刻 6:35 AM ]
長野県 「 第二の都市 」 松本市が 、福祉事業で国の支援を受けることが報じられ、何となくまた 差をつけられた感 なのでした。
松本市が国の支援を受けるのは、経済産業省が進める 「 医療・介護周辺サービス産業創出調査事業 」 で、病気や介護予防、病人の買い物支援や配食サービスなどの行政サービスを民間事業者と連携して産業化し、雇用創出につなげ経済活性化をめざす、というものです。県内自治体が対象に選ばれたのは初めてだそうです。
今回の認定に先立ち、経産省は 「 事前調査 」 を重ねており、その中で、松本市が 『 健康寿命延伸都市 』 を掲げ、健康・医療分野の新産業創出をめざしていることなどが評価されたそうです。
今後、松本市は、経産省と連携し、例えば既に広域で行われている、独居老人の緊急通報装置貸出し事業を、タクシー会社や警備会社と連携してより質の高いシステムをい開発する、などの取り組みが考えられる、としています。
今回の事業は、保健福祉の分野(厚労省所管)の充実を、産業振興の分野(経産省所管)の事業として伸ばそうという試みで、いわゆる縦割りの壁を超えた、部局横断的な効果が期待されます。
土木・建設などの分野が底をつく中、いわゆる 健康産業 の伸長は、今後の地域産業活性化に当を得た取り組みであり、松本市が、市の特徴を十分に発揮し、経産省の目に留まるに至ったことは 「 あっぱれ! 」 と言えるものでしょう。
りわけ長野市に欠けていると言われる分野が、逆に松本市のセールスポイントになっている・・・複雑な思いで記事を読んだ次第です。
◇事故抑止を期して、交通制限が
ムラの〝混雑交差点〟の、まさに混雑に業を煮やし、警察との協議の末、どうにか大型車両の交通が制限されるに至りました。

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場所は、川中島町御厨地籍の、信号の無い市道交差点です。
国道から町内の中心部を東西につなぐ幹線道路と、多くの宅地を抱える住宅地から長野IC方面に向かう南北の道路の交差点は、通勤・買い物・移動・運輸、あらゆる種別のクルマが混在して通行します。
また、信号が無く、長野IC方面へまっすぐ抜けられる利便の良さから、とりわけ南北の道は、いわゆる〝抜け道〟として活用されており、昼夜・曜日の別も無く、ひっきりなしに、まるで争うようにクルマが流れ込んできます。

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この交差点のイチバンの問題は、東西路線と南北路線の道幅の〝間尺〟が合わないことです。
交差点から南へ向かう道路は、古くからの 村道サイズ のまま、すれ違いがやっとの状況、それに比して、後にできた東西の道路は二車線で利便向上しており、故に、東西の道路を快調に走るクルマが狭い道を南下しようとする度に滞ることとなり、結果、混雑が混雑を招いているのです。

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この状態、南下する交差点の角地に在する A サン宅は悲鳴を上げています。
自宅敷地の鼻先を、多くのクルマが割って入り、右折し損ったクルマが、度々に亘り A サン宅の塀をかすめ、立派な塀は、ところどころが欠けてしまっています。

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そのうえで、イチバン困ったのが、幹線を利用して長野IC方面に向かう、大型トラックの存在です。
荷を積んで先を急ぐドライバーが交差点を南下する度に、北上しようとする対向車とニアミスを起こしており、せめてこの大型車種だけでも制限しないことには、いつか重大事故が起こる、と警鐘を鳴らし、関係方面と協議を重ねてきました。

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その結果、ようやく という形で、交差点から南へ向かう車両のうち、大型貨物車両 と 大型特殊車両、および 特定中型貨物車両 の進入を制限する規制がされ、先般から規制表示がされています。

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この規制に伴い、とりあえず でっかいクルマ の進入が規制され 「 そこのけそこのけお馬が通る 」 状態は回避されることとなりましたが、この道路の〝便利さ〟ゆえに、引き続き一般車両も注意して通行していただきたいものです。
くだんの A サンは、朝早くから周辺のゴミを拾ったり、雑草を刈ってくださったりと、その地域貢献度は特筆ものです。
そんな A サンの貢献も知らず、通るクルマは相変わらず我がものカオですが、今後も地道な取り組みにより、無用な事故が軽減されることを願うばかりです。

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「 稼いだお

〈中身次第〉

2012-12-29 | インポート
12/28 Fri. [ クラちゃんの起床時刻 5:15 AM ]
「 稼いだお金は、わずか半年で 118億円! 」 朝日新聞デジタルにこんな記事が掲載され、プロスポーツ選手カオ負けの その〝稼ぎ主〟に目がいきました。
その君(きみ)は、△チローでもなければ△ルビッシュでもない、今や全国区になった〝ゆるキャラ〟の 『 くまモン 』 くんだったのでした。

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記事によると、熊本県の ご当地キャラ として誕生した 『 くまモン 』 は、昨年の 「 ゆるキャラグランプリ 」 で優勝したことで今年一気にブレークしました。
その結果、いわゆる くまモングッズ の売り上げについて全国の関連企業1579社にアンケートをとった結果、クッキーなどの食品関係が 98 億 9千万円、キーホルダーなどのグッズが 11 億 9千万円、T シャツなどの衣類が 1億 5千万円に上り、冒頭の〝高額売上〟に至ったそうです。

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「 たかが ゆるキャラ 」 と侮(あなど)るなかれ、いくら眉間にシワを寄せて力(りき)んでみても、100億円超の数字はついてこない、何ともテキトーに遊んでいるように見えて、結果を生み出したのは大したもんだ、というところでしょう。
ところでワタクシなりに 「 ナゼ、くまモンはこれほどブレークしたのか? 」 を分析してみると、愛嬌のある外見はもとより 「 中身 」 すなわちぬいぐるみを着て演じる人の演技ぶりが良いからではないか、と思ったところです。
以前、どっかのテレビ番組に〝出演〟したのを観たことがあるのですが、あまたのコメンテーターを向こうに回し、飛んだり跳ねたり、インタビューにもゼスチャーだけで軽妙に答えるなど、その 「 なり切り度 」 は相当なもので、何というか〝ぬいぐるみ界でのレベルの高さ〟を感じ取りました。
いくら愛嬌のあるキャラクターだとしても、ただボーッと立ったままだったり、気恥ずかしそうに手を振る程度だったら、じきに聴衆にも飽きられてしまうところですが、この 『 くまモン 』 くんは、常にエンジン全開、観る者を飽きさせないパフォーマンスに務め、それが如実に成績につながっているのではないでしょうか。
どなたが 『 くまモン 』 のぬいぐるみに入り演じているのかは知りませんが、ひとたび〝くまモン化〟したからにはスイッチを入れ、個性あふれる動きを重ねる努力の姿勢と、そもそも、その(動きの)センスの良さに感心するばかりです。
ぬいぐるみといえば、例えばディズニーワールドのミッキーなどのキャラクターや、プロ野球チームのマスコットなどが 元祖 ですが、いずれの〝方々(かたがた)〟も、まさにキャラクターになり切って演じ、観る者のハートを〝掴(つか)んで〟いますよネ。

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わが長野県にも 「 あるクマ 」 くんがおり、それなりにイイ味を出しています。

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『 くまモン 』 のブレークをイイ意味での刺激にして、信州のイメージアップに向け、更に活躍してもらいたい、と期待するところです。

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そのうえで、今日のネタの〝オチ〟とすれば・・・何につけても 「 中身次第 」 いくら魅力的な外観をもっていても、中身が伴わなければ 「 仏つくって魂入れず 」 もたらされる成果も半減してしまうというと思うところです。
例えば ぬいぐるみ で言えば、中に入る〝役者〟次第、ハコモノ で言えば運営の仕方次第で、活かされもし、無用の長物にもなる・・・ 『 くまモン 』 くんの活躍を見て(やや飛躍しましたが)思いをいたしたところです。

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この日

〈地域住民の〝親心(おやごころ)〟〉

2012-12-28 | インポート
市内を流れる 犀川 の河川敷に、ウォーキングコース+手造りランニングコースがあり、最近、そのコースの始点に、横断幕が掲示されています。

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これは、さきに行われた 「 全日本中学校駅伝大会 」 で、川中島中学校陸上部女子駅伝チームが 5 位入賞を果たしたことと、先週行われた 「 全国高校駅伝大会 」 で、長野東高校女子駅伝班が 10 位入賞を果たしたことを称えたものです。

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というのも、こちらの手造りコースは、長野東高や川中島中学校の中長距離選手の練習拠点になっており、選手たちはこのコースで、市民ランナーに混じって日々健脚を育てているのです。
以前にも触れましたが、このコースと、隣接するマレットゴルフ場は、市民の有志が鍬を振るい、努力と協力の集積により造りあげられ、いまや市民の健康の拠点として広く活用されています。
ランニングコースについては、コーチや保護者の熱意によって維持・整備が行われており、いわゆる「アスレチックコース」然としたコースには、ウッドチップが敷かれ、陽(ひ)が短くなったこの時期は カンテラ を下げて灯りを確保し、選手は黙々とランニングに勤しんでいます。
決して恵まれた環境ではないのですが、コーチ陣の適切な指導と選手の頑張りにより、長野東高校女子駅伝班は、全国大会で 10 位 に、川中島中学校女子駅伝チームに至っては、全国 5位入賞 を果たす好成績を収めたのでした。

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(見出しの表現が、チームの実力の高さを表しています)

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そしてもうひとつ、彼女たちの活躍の陰(かげ)には 「 地元住民の応援 」 があるところです。
これらの施設に隣接する 「 若葉町 」 は、東高陸上部の T 顧問が住み〝陸上留学〟している生徒は監督宅そばに下宿しています。
そんな彼女たちを、若葉町の住民のみなさんは、わが子のように慈(いつく)しみ、日ごろからエールを送っているのです。
そして、この横断幕も、町内で看板業を営む方が、娘たちの活躍をわがことのように喜び、多くの方に伝えてあげようと掲げたことに他ならず、まさに、娘の成長を喜ぶ 「 親心(おやごころ) 」 がにじみ出た善行だったのでした。
きっと娘たちも〝地域のお父サンたち〟のイキな計らいを心に留め、さらに頑張ることができるものと思うところです。
頑張る子どもに、励ます大人・・・何ともいえない絆の強さを感じました。