倉野立人のブログです。

日々の活動を みなさんにお伝えしています。

〈はじめの一歩〉

2012-12-27 | インポート
12/26 Wed. [ クラちゃんの起床時刻 6:35 AM ]
この日、地域が提案する「統合自然エネルギー構想」について、市側にレクチャーを行う機会があり、関係する職員のみなさんにご参集いただきました。

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今回レクを行った内容は、かねてより地域の有志の方が温める 「 地域に内在する自然エネルギーを有効活用し、ひいては地域活性化の原資にしよう! 」 という構想を原案化したものです。
地域を縦横に流れる堰(せき=用水路)の水流を活用した小水力発電をはじめ、豊かな日光を活用した太陽光発電、また、植物系残渣を活用したバイオマスエネルギーの導入などで、地域ぐるみで再生可能エネルギーを創出し「地域から日本を元気に!」をスローガンに掲げるポジティブな提案内容となっています。
このプランについては、かねてより住民自治協議会とも意思の疎通を図り、自治協の H 会長や、環境部会 の賛同も得ながら、各方面に情報発信を行っているところです。
去る12月3日には、信州大学電気工学科の T 教授をはじめ関係職員の方々にもご聴取いただきアドバイスをいただくなど、私案 を 地域ビジョン とするべく、活動が緒に就き始めました。
そんな中、やはり 地域興し につながる本計画については、行政側の理解と協力が不可欠、となり、今回のレクチャーに至ったものです。

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この計画は、いち部局の所管にとどまらないことから、環境政策課・地球温暖化会対策室・農業土木課・河川課、そして自治協活動を所管する都市内分権課の各職員の方にご出席いただき、それぞれの立場で計画を評価していただきました。
発案者の I サンに、資料に基づき概要説明を行っていただきました。
それに対し市側の反応は、計画そのものには評価を示すものの、各論に対しては ( 案の定 ) 総じて慎重な姿勢に終始したものでした。
この日は主に 「 小水力発電 」 について意見子が交わされたのですが、農業土木課は、当該エリアの堰の上流→下流の 「 高低差 」 が小さいことや、季節ごとの流量の変化による発電量の 小ささ に懸念を示し、河川課は、堰の中に〝異物〟を設置することで、溢水 や 詰まり の発生に懸念を示し、また環境政策課は、規模の小さい器材はコストがかかる旨に懸念を示していました。
マ、この日は〝顔見せ興行〟であったことから、さまざまな課題を内包しつつも、地域が、自主的に 具体的プラン を示したことを充分に受け止めていただき、今後とも適時適切に助言や支援をいただくよう要望し、了としたところです。
市は現在、都市内分権 を強力に押し進めると同時に、地域の自主的活動を促し 「 地域で儲(もう)けられるような事業展開を! 」 をハッパをかけるに至っています。
今回示した提案は、まさにその 市の求め に応えるものであり、市においては、これだけ住民の意欲を喚起した以上は、上げたハシゴを外すようなことの無いよう 「 できない 」 ではなく 「 どのようにしたら実現可能か 」 というスタンスで市民に向き合うべきでありましょう。
この日は正(まさ)に〝はじめの一歩〟今後も 夢の実現 に向け、共に歩んでいきたいと思うところです。

〈ご活動あってこそ〉

2012-12-26 | インポート
去る12月24日は、天皇陛下が79歳の誕生日を迎えられ、あまねく国民から祝意が寄せられました。
当日の記者会見を通じて、また、とりわけ、今年の陛下御夫妻の歩みを振り返ると、何とも国民の心に寄り添った言動が改めて実感され、敬意 というと おこがましい感ですが、身を削って国民を思い続けられるそのお人柄には、頭が下がるばかりです。
陛下は、2月に心臓のバイパス手術を受けられましたが、この時期に手術に踏み切られたのは、翌月に行われる 「 東日本大震災一周年追悼式典 」 に、何としても出席したい、という思いがあったからでした。
術後わずか20日余りの体調も万全でない中、当日は4分を超える追悼のことばを述べられ、まさに 身をもって 被災者を思う気持ちをことばにされたのでした。
また、10月には原発被害の福島県を訪問、除染の状況を自らの目で視察なされ、被災住民や、除染に携わる関係者に慰労のことばをかけられました。
その際、単に被災者を見舞うだけでなく 「 除染に関わる方々の健康が心配です。 」 とも述べられ、あまねく国民の置かれる状況に心を配られていることが伝わりました。
陛下に近い関係者は 「 陛下は、周囲からの情報を得ることはもとより、それらを、ご自身の目で確かめないことには気が済まないご性格なのです。まさに 現場主義 といえるものです。 」 とし、とりわけ心を痛められた震災については、幾度となく被災地に足を運ばれ、床に膝を着いて慰めのことばをかけられる姿が非常に印象的であったところです。
また、陛下は 「 公平の原則 」 を大切にされ、すなわち 「 あちらに行ったがそちらには行かない 」 ことの無いよう、もし都合で行けなかったところには、次の機会に無理をしてでも必ず訪れるよう配慮されているそうです。
長野県においても、7月に、先の地震で被災した栄村を訪問され、仮設住宅の被災住民らに励ましとねぎらいの言葉をかけられました。
79歳といえば、私の父親が他界した年・・・自分の親が7年に亘って身を患い人生を終えたことを思えば、その年齢にして、健康不安を抱えながらも 激務 ともいえる公務をこなされるお姿は、スゴイとしか言いようがありません。
「 陛下は、ご活動あってこその象徴天皇 という固い信念をお持ちです。 」 と述べられた、羽毛田前宮内庁長官のことばに、陛下の 意思の強さ を垣間みるところです。
今後もご壮健で過ごされますことを ご祈念するばかりです。
・・・ 

〈クリスマス気分をもらった気分 ^^ 〉

2012-12-25 | インポート
12/24 Sun. [ クラちゃんの起床時刻 6:05 AM ]
この日、市内の私立保育園の 「 クリスマス音楽会 」 が、それは盛大に開催され、おうちの方々と一緒にクリスマス気分を堪能させていただきました。

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会場は、市内若里にある 「 ホクト文化ホール 」 それも2000人収容の大ホールを貸切で、それもほぼ満員御礼状態です。
というのも、こちらの保育園は、市内で4つの園を運営しており、子どもが一園で平均120人 X 4 = 約480人は在籍しています。
で、その子どもに、それぞれの ご両親 やら、じいちゃんばあちゃん やらの親族が一人あたり 5~6 人 関わるとして 480 X 5 = 2400人、その 八掛け出席 としても、客席には 約 2000 人 が座る、といった勘定なのです。
大物演歌歌手でも大ホールの客席を埋めるのは 至難 という中、齢(よわい) 4~6 才の〝ちびっこエンターテイナー〟は、満員の聴衆を前に、ホントに堂々たる演奏を披露してくれたのでした。
私が伺った頃は、番組も佳境に入っており、年長さんの合奏が披露されていました。
楽曲は 『 栄光の架け橋 』 や 『 ウィルアム・テル序曲 』 など、大人もカオ負けの本格的なもの、ドレススカートをまとった先生のタクトに合せて、一糸乱れず演奏します。
主旋律を奏でるピアニカのおともだちのバックでは、何とドラム演奏をする子が。
(これがまたウマい @ @ )

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こちらは マリンバ、正確に打音を刻んでいます。

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こちらは ティンパニー、ピア二シモ~フォルテ と、どっかの楽団みたいなバチさばきです。

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これだけの完璧な演奏、いったいどう〝仕込んだ〟のか・・・と感心するばかりですが、隣の席の理事長いわく 「 子どもはね、無理やり座らせて力(ちから)ずくで教えようとしてもダメなの。演奏が好きになるまで楽しませてあげて、それからちょっとずつ向上心を引き出すのがコツ。辛抱が第一ね。 」 と笑顔で教えてくれました。
そうは言っても、ここまで仕上げるには並大抵の粘り腰が無いと無理でしょう・・・改めて保育士サンたちの熱意と努力にアタマの下がる思いでした。
音楽会のフィナーレは、4園の年長さん、総勢250人のクリスマスソング大合唱です。
と、そこに、ミッキー・ミニー・ドナルドのディズニーキャラクターが登場。

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聞けば、これらの着ぐるみも、保育士サンたちの手作りだそう・・・ホント大したもんだ。
最後に客席の袖から、男性保育士サン扮するサンタクロース&トナカイが〝乱入〟会は最高潮に達します。

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舞台に上がったサンタさんと一緒におうたを歌い、見ているこちらも引き込まれる素晴らしい演出だったのでした。

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多様な演出で、主役の子どもを引き立たせ、おまけに観ているこちらも十分に楽しませてくれた音楽会、その陰(かげ)には、微に入り細に入り、配慮に配慮を重ねて行事を切り回した保育士サンたちの不断の努力があり、おそらく夜なべをして本番に間に合わせたであろうその努力に、改めて敬意を表したところです。
長野市の保育は、半数を超える子どもの保育を、こちらのような 「 私立保育園 」 が担っています。
ややもすると 「 公立が上、私立は下 」 と見られがちな 悪しき風潮 があるものですが、この音楽会などの 実績 が、まさに私立保育園の 「 質(しつ)の高さ 」 を物語っている、と確信したところです。
ご関係者の努力と気遣い の おかげさま で、クリスマス気分をもらった気分 に浸(ひた)れたひとときだったのでした。
その〝気遣い〟は、後の慰労会の席にも。
私の座る席には、手づくりの〝サンタさん名札〟が。ちゃ~んと綿ヒゲも付いています。

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それで、ですネ、感心したのは、その サンタさん名札 の 「 裏側 」 ・・・表の レッド との コントラスト で グリーン を配した クリスマスカラー の裏側、ちゃ~んと デコレート されていたのでした。

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ここまでヤルのね・・・感心 X 感心 だったのでした。
この日、

〈啓発記事〉

2012-12-24 | インポート
◇啓発記事・・・「 愛犬の〝落し物〟キチンと始末しましょう! 」
寒さも増してきたある日、地区内に住む S サンから、困り顔で相談されました。
「 ウチの家の敷地の出入り口に、街灯があるんだけど、そこが何だか、犬の散歩の〝排泄ポイント〟になっているらしく、不定期に犬の〝おみやげ〟が放置されて迷惑しているんだ。 」 とのことです。
そこで S サンの求めに応じ、若里にある保健所から 「 フン害禁止 」 の啓発看板をもらい受け、届けて差し上げました。
この手の問題は、残念ながら、私の周囲のみならず、地域のそこここで散見される〝社会問題〟になっており、もとより問題解決には、飼い主のモラル に依(よ)るしかありません。
ところで、長野市には、公園での行為などについて許可・不許可を明示した 「 長野市都市公園条例 」 があり、その中に(残念ながら)公園内にペットを伴って入場することを禁じる条項(第五条 第八項)があります。
「 長野市都市公園条例 」 全文はコチラ
          ↓
ペットとの入園を禁止する条文(要約)は次のとおりです。
第5条 都市公園においては、次の各号に掲げる行為をしてはならない。
(第8項)動物を引き連れ(盲導犬など一定条件を除く)、または他人の迷惑となるような物品を携帯して入園すること。
このことについては、愛犬家の団体などから、愛するペットと一緒に公園で散歩ができるよう、規制を見直すよう要望が出された経緯もあるのですが、残念ながら今のところ見直しに至っていません。
その大きなの理由のひとつが(残念ながら)「犬のフン害が絶えない」ということなのだそうです。
ペットブーム と言われて久しく、可愛らしいペットたちが、家族同然の愛情を受けながら、人間社会で〝共存〟しています。
そして、大部分の飼い主は、正しいモラルに基づき、散歩のときはミニスコップやビニール袋を携行し、愛犬の〝落し物〟は共同責任において片付けています。
ところが、一部の心無い飼い主の〝ズク無し行為〟によって環境が汚され、そのせいで規制を余儀なくされていることは、残念極まりないところです。
ドイツなどでは、飼い主のモラルの上にたって、犬の入場オーケーのレストランが多くあるとも聞いています。
モラル意識が高まれば、それだけ社会理解も深まるという好事例です。
いずれにしても、犬連れの方々は 「 そこに家がある、そこは誰かが通る 」 の自覚をもって、もし自分の家の門前で〝される側〟に立ったらどう思うか、に心をいたし、愛犬のしたことの始末は、飼い主の責任において行うよう心がける・・・というより、 当り前の行動 として遵守してもらいたいものです。
ことに・・・これから雪が降り積もると、心無い飼い主は、雪に紛れて知らん顔、といくケースが散見され、雪溶けと共に醜物が現れる、という悪循環になりがちなのです。
犬には罪はありません。悪いのは、リードで従えすまして歩く、飼い主自身なのです。
一日も早く フンが解消され、公園でもペット連れも市民が闊歩できる日を願うばかりです。

〈 徒然草 〉

2012-12-23 | インポート
◇ 「 トヨタ 」 が〝新退職金制度〟の新設を検討 ~公的年金の 「 空白期間 」 に対応~
大手自動車メーカーの 「 トヨタ 」 社が、60歳定年から公的年金受給開始の65歳までの 「 空白期間 」 を下支えすることを目的に、入社後18歳の社員が毎月8500円を積立てる 新制度 の導入を検討、労使の協議を経て、早ければ2013年度から実施する見通し、との報道がされました。
これは、現行の公的年金の支給開始が、これまでの60歳から段階的に65歳まで引き上げられ、退職しても5年間は〝無年金状態〟になってしまうことを踏まえ、予め積み立てでそれに備えようという制度で、約7万人もの社員を抱える大企業ならではの財務計画といえるのかもしれません。
記事は 「 いずれにしても、トヨタ社のこの取り組みは、他の企業に影響を与えそうだ。 」 と結んでいますが、これは他でもなく、現在の定年年齢と社会保障との〝ギャップ〟が招いている、いわゆる 制度矛盾 であり、社会の現状を制度が合っていないことを表わしているものでしょう。
それに〝対抗〟するが如くの この手の 「 自助努力 」 は、大企業だからこそできる技(わざ)であり、中小を含んだ一般企業にとっては、社員が身を削って老後に備えるというのは、相当な労使理解と将来設計が必要と申せます。
いずれにしても 公的資金 が当てにならなくなってきた社会情勢の中 「 自分たちの将来は自分たちで守る 」 流れは、評価すべきか、憂うべきか・・・といったところです。
◇「スーパーゴール量産のカギは〝ネイル〟」
TVのスポーツ番組で、日本バスケットボールの 「 トヨタ自動車アルバルク 」 でSG(シューテイングガード)のポジションで活躍する 『 岡田優介 』 選手の特集があり、その中で〝岡田選手の活躍の陰(かげ)に 「 ネイル 」 あり〟が報じられました。
この岡田選手、リーグの中でも屈指の 「 スリーポイントシューター 」 すなわちスリーポイントエリア外からのロングシュートを得意としており、そのためにボールに逆回転をかけるために 「 爪の手入れ 」 に神経を遣っているそうです。
で、そのための〝秘策〟として辿り着いたのが 「 ジェルネイル 」 なる 爪の手入れ だそうです。
ロングシュートの精度を上げるためには、ボールに逆回転を与えるのが必須であり、そのためには指の力のみならず、ボールに爪を引っ掛けてより強い逆回転をかける必要があります。
しかし、激しい試合の中、何度もロングシュートを打つと、爪にも過度な負担がかかり、ややもすると欠けたり割れたりしてしまうそうです。
岡田選手は、それを防ぐためにネイルサロンに通い、指の爪の手入れをすると同時に、爪に幾重ものジェルを重ね〝強度〟を増している、とのことです。
画面に映った岡田選手の爪は、非常に手入れが行きとどいており、まるで女性のそれのようでした。
この美しい爪がスリーポイントの原動力になっているのか、と感心しきりでした。
一流のアスリートには、体力や技術だけではない、日常的な陰の気遣いがあることを改めて知らされました。
それにしても単なる〝アート〟とばかり思っていた ネイル が、スポーツの世界も支えているとは・・・意外の感しきり です。

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ところで、スポーツの世界はさることながら、女性の細やかなファッションを支える 「 ネイルアート 」 市内にもおシャレなお店 『 NAIL AND FOOT NAOMI 』 さんがあります。
足を運んでみてください(世の男性陣は女性陣に教えてあげてクダサイ)。
訪れた方々の〝美の感性〟の幅が、間違いなく広がりますヨ。
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『 NAIL AND FOOT NAOMI 』 のサイトはコチラ
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