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11/29 Mon. 【クラちゃんの起床時刻 4:45 AM】
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この日、阿部守一長野県知事が、浅川ダムの建設問題について記者会見を行い、最終判断として建設を容認する旨を正式表明されました。
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この問題については、知事が和田副知事らに「論点再確認作業」を命じ、その結果をもとに事業継続の是非を判断下ものです。
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会見で知事は「できることならダムに依(よ)らない治水が望ましいと考えてきた」としたうえで「しかし、浅川ダムの問題は、治水という住民の生命・財産に直接的に関わるもので、箱モノ行政とは根本的に違う事業。個人の思いとか価値観を取り入れる余地は非常に少なく、事業そのものに重大な瑕疵(かし)は見いだせなかった」と述べ、やむを得ない判断であったことを示しました。
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これまで阿部知事は、この問題について、賛成・反対の双方の住民の意見を直接聞き、その後(前述の)論点再確認を行った者です。
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私は、今回の阿部知事の決断内容とそのプロセスについて、支持したいと思います。
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知事は、あくまで客観性を求め、私見を入れずに検討を重ねました。
その間、最大限の努力を払い、賛否両者の意見を聞いたところです。
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(会見の発言にあるとおり)自身とすればダムに依(よ)らない方を是としつつも、住民の安全をもって、いわば「苦渋の判断」をしたことは、彼の誠意ある取り組みを示しているものと思います。
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私は、知事の姿勢を「穏やかなリーダーシップ」と呼び、今後も、この姿勢を崩すことなく、真の県民益向上のために取り組んでほしい、と思うところです。
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折しもこの日の夜、地域でミニ集会が開かれ、これからも今まで以上に皆さんの声に耳を傾けつつ活動を進めてほしい、と話を頂きました。
私も正に「穏やかなリーダーシップ」をもって、皆さんの意見を頂きながら、前に進んでいきたいと思いをいたしたところです。
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