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10/30 Thu. [クラちゃんの起床時刻 5:15 AM ]
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NHKテレビ 「クローズアップ現代」 で、今の時勢(時世)を象徴するような話題が供せられ、複雑な思いに至りました。
この日のテーマは 「急増する 保育園と住民のトラブル」 です。
番組によると、ここ最近、保育園と、その周辺にある保育園との〝ご近所トラブル〟が急増しているそうです。
ま、しかし これは、首都圏のような〝都会〟の現象であり、ナガノのようなローカルエリアにおいては すなわち当てはまるものではないと思いますが、それにしても、総じての 住民意識の変化においては看過できないと思うところです。
働くお母さんの増加に伴いうニーズに応える形で、保育所等の建設が求められています。
それに伴い、自治体は 市街地公園などの公共用地への保育園建設を進めざるを得ないところですが、それが 思わぬところで〝ご近所トラブルの温床〟になってしまっているそうです。
今まで 閑静な住宅街であったところに 保育所等が建設されると「子どもの声」や「おゆうぎの音」などが〝騒音〟とみなされ、また、送迎の車や自転車等が〝危険対象〟とみなされ、もって 保育所等が「迷惑施設」に位置づけられてしまうそうです。
番組の中でも、ホントウに迷惑そうな表情で顔をしかめる おばあちゃんの姿(声)が映されていました。
これを受けて、住宅街の中にある保育園の経営者の方も、困り果てた表情です。
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10/29 Wed. [クラちゃんの起床時刻 3:15 AM ]
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岡山県議会の政務調査費の情報公開を巡り、当地のオンブズマン団体が、岡山県条例では収支報告書への添付が義務づけられていない 1 万円以下の領収書の開示 を求めた申し立てで、最高裁第二小法廷は 29日付けで 「開示を命じる」 決定を出したことが報じられました。
私は これを聞いて、至極 当たり前のこと(評決)が、最高裁にまでのぼって争われたこと、それを最後まで争った岡山県議会の 時代錯誤の感覚に、なんともいえない違和感を覚えたところです。
報道によると、岡山県議会側は 「(1万円以下の)使途が公にされると、政務調査研究活動の自由を妨げる」 と主張しましたが、裁判官は 「それは(実際には)議員の事務的負担(軽減)を考慮したもので、調査内容の如何には符合しない」 とバッサリ切り捨てていました。
現下の岡山県条例は、議員の 「ずく止(や)み」 のために甘い制度にしているに他ならず、同じく地方議会に身を置く者とすれば、岡山県議会の言い分は 誰がどう考えても 通らないハナシと言わざるを得ません。
そんなことを言えば、大きな支出をしても、領収書を9,999円に小分けして発行させれば、支弁内容は 全て公開の対象から外れることなり、政治不信の温床にもなってしまうことでしょう。
未だに存在する時代錯誤の地方議会の考え方に やや驚くと共に、こういう一部の議会の所作が 「一罰百戒」 すべての地方議会の評価につながってしまうことに遺憾の意を禁じ得ないところです。
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この日、秋のマレットゴルフ大会 第二弾 「アカシアの杜大会」 が行われ、大勢の愛好者のみなさんが 元気にラウンドし、コースに明るい歓声が響きました。
今回の 「秋のアカシアの杜大会」 は、当初 予定していた日の前日にまとまった雨が降ってしまい、コースコンディションを考慮して延期したところでしたが、仕切り直しとなったこの日は好天に恵まれました。
朝は、今年イチバンの冷え込みとなりましたが、愛好者の女性陣が笑顔で受付けをしてくださり、参加者のみなさんも 「おはよう!」 と 元気にエントリーされていました。
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10/28 Tue. [クラちゃんの起床時刻 5:00 AM ]
戦後 最も大きな火山災害となった 「御嶽山噴火災害」 から、はや 1 ケ月が経過しました。
われわれを報道画面・記事に釘づけにし、その後 時間経過と共に伝えられる被害拡大の報に胸を痛めるばかりであった大参事も、発生後 着実に時間は経過し、やがて厳しい冬を迎えようとしています。
現在では、噴火による 直接的被害 が 観光部門などへの間接的被害に広がりつつあり・・・とき ここに至って 冬に向けて 複合的に大きな課題が私たちの前に横たわっています。
今後 私たちは、未発見者の収容に併せて、雪崩・流砂などのハード面の課題、また 経済的影響などのソフト面の課題にも対峙してゆかなければなりません。
「喉元過ぎれば・・・」 とならないよう、現地の方々と同じく 問題意識をもってゆくべき、と 改めて思いをいたすところです。
「果物といえば・・・」 と言われるほどの 果物の王道である 「ミカン」 について、紀伊地方を中心に構成される 主力産地の 「日本園芸農協連」 が、今シーズンの「極早生(ごくわせ)ミカン」の販売を、10月29日をもって中止することが報じられ、耳目を集めました。
報道によると、今年は ミカン農家にとって 「裏作」 の年だそうです。
「裏作」 というのは、果実の〝なり(収穫量)〟の少ない年だそうで、ミカンに関しては、よく採れる 「表作」 と、相反する 「裏作」 の年があるそうです。
そのうえで問題なのは、出荷量の少ない裏作の年は、通常であれば 高値で取引きされるハズなのに、今年の市場価格は、前年比マイナス17%に止まっている とのことでした。
これは、裏作の年にも関わらず 市場への供給量を増やしたこと、そして何より 「無理をして」 裏作の年にも関わらず多くを出荷しようとしたために、製品(ミカン)の糖度・酸度が品質基準に満たないものが散見され、その結果、価格低迷につながってしまった、ということに原因があるそうです。
そこに追い打ちをかけたのが、ミカン産地である西日本が、照度の欲しい8月に長雨による日照不足となってしまった 気象現象でした。
裏作+無理な出荷+8月の日照不足=品質低下⇒市場価格低迷 の 「負のスパイラル」 に陥ったようです。
果実産品においては、他の産地に先んじての市場出荷が 高値取引の必須条件と言われていますが、その〝早さ〟に固執したために、肝心の品質が良くない状況をつくってしまったとすれば、努力したあげく、自らに不利益な状況を招いてしまったことになり、残念という他ないところです。
そういう中で、日本園芸農協連が、自ら自粛の道を選んだのは 「勇気ある撤退」 と言えるのかもしれません。
今回の報道は、こと ミカンに限らず、他の農産品、ひいては あらゆるサービスにもあてはまることと思います。
目先の利益だけを追って、肝心の顧客満足度を損(そこ)ねてしまうことになれば、それは〝点に唾(つば)する〟行為、やがて自分に跳ね返ってくることになるでしょう。
顧客のために より良い品質を維持し 供給し 喜んでいただくことこそが、とりわけ農業者にとっての使命であり、真の満足度向上につながると思えるところです。
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10/27 Mon. [クラちゃんの起床時刻 5:10 AM ]
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午後のニュース速報で 「アフリカへの渡航歴のある旅行者が、羽田空港で発熱した状態で検閲にかかり 「エボラ出血熱」 の疑いで隔離された」 との報がされ 「ついに来たか・・・」 と 歯がみする思いで画面を見つめました。
ご案内のとおり 「エボラ出血熱」 は、致死率の高い感染ウィルスで、現在 西アフリカエリアを発端に 感染拡大傾向にあります。
当初は 現地内のみでの流感でしたが、時間の経過と共に 国際医療チームの医師・看護師への感染、また ウィルスを保菌したまま出国~帰国し、母国で感染拡大の温床になるなど、厳重なハズの感染予防体制の網の目をする抜ける形で 第三国での発症が始まっており、看過できない状況に陥っています。
もとより この「エボラ出血熱」には、有効なワクチン等が未開発の状況にあり、薬事業界は、試行錯誤を重ねているそうです。
日本の製薬会社のインフルエンザ抗薬が未承認薬として成果を挙げるなどと報じられていますが、いずれにしても 道半ば、といったところでしょう。
あらゆる面でグローバル化が進行する中、これら 遠い異国でのウィルスについても、今や 対岸の火事 などど捨ておけない状況に至っています。
その一方で、たとえば観光施策などにおいては 「インバウンド」 の重要性に鑑み、海外観光客の誘客に力を入れるべき時勢にもなっている中、受け入れ側とすれば あらゆる可能性を想定して、何かあったときにも 冷静に対処できる態勢を整えるべきというのは論を待たないところです。
長野市においても、来年は 善光寺御開帳をはじめとする 「エポックイヤー」 を迎えることから、内外から多くの来客が見込まれる中、不測の事態の可能性は 来訪者の数だけ大きくなると 自覚しなければならないでしょう。
そのうえで 「見えざる敵」 の来襲にも、臆し 慌てることのないよう シュミレートすることが肝要です。
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10/26 Sun. [クラちゃんの起床時刻 5:30 AM ]
この日は、本当に気持ちの良い好天に恵まれました。
スポーツから お洗濯まで、何をしてもイイような青空の下、地区が主催する「中尾山ハイキングイベント」が行われ、山に親しむ時間が共有されました。
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朝の受付けには、山歩きの格好をしたみなさんが、次々と受付けを済まされます。
受付けが済むと、お土産にと 今シーズン採れたてのリンゴが供され、思わぬプレゼントに思わず笑顔がこぼれます。
この日の参加者は 130人を超え、このイベントも すっかり定着した感でした。
出発式の後 みんなでストレッチ。
中尾山は低山ですが 油断は禁物、充分に筋肉をほぐして、イザ出発です。