倉野立人のブログです。

日々の活動を みなさんにお伝えしています。

〈中身次第〉

2012-12-29 | インポート
12/28 Fri. [ クラちゃんの起床時刻 5:15 AM ]
「 稼いだお金は、わずか半年で 118億円! 」 朝日新聞デジタルにこんな記事が掲載され、プロスポーツ選手カオ負けの その〝稼ぎ主〟に目がいきました。
その君(きみ)は、△チローでもなければ△ルビッシュでもない、今や全国区になった〝ゆるキャラ〟の 『 くまモン 』 くんだったのでした。

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記事によると、熊本県の ご当地キャラ として誕生した 『 くまモン 』 は、昨年の 「 ゆるキャラグランプリ 」 で優勝したことで今年一気にブレークしました。
その結果、いわゆる くまモングッズ の売り上げについて全国の関連企業1579社にアンケートをとった結果、クッキーなどの食品関係が 98 億 9千万円、キーホルダーなどのグッズが 11 億 9千万円、T シャツなどの衣類が 1億 5千万円に上り、冒頭の〝高額売上〟に至ったそうです。

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「 たかが ゆるキャラ 」 と侮(あなど)るなかれ、いくら眉間にシワを寄せて力(りき)んでみても、100億円超の数字はついてこない、何ともテキトーに遊んでいるように見えて、結果を生み出したのは大したもんだ、というところでしょう。
ところでワタクシなりに 「 ナゼ、くまモンはこれほどブレークしたのか? 」 を分析してみると、愛嬌のある外見はもとより 「 中身 」 すなわちぬいぐるみを着て演じる人の演技ぶりが良いからではないか、と思ったところです。
以前、どっかのテレビ番組に〝出演〟したのを観たことがあるのですが、あまたのコメンテーターを向こうに回し、飛んだり跳ねたり、インタビューにもゼスチャーだけで軽妙に答えるなど、その 「 なり切り度 」 は相当なもので、何というか〝ぬいぐるみ界でのレベルの高さ〟を感じ取りました。
いくら愛嬌のあるキャラクターだとしても、ただボーッと立ったままだったり、気恥ずかしそうに手を振る程度だったら、じきに聴衆にも飽きられてしまうところですが、この 『 くまモン 』 くんは、常にエンジン全開、観る者を飽きさせないパフォーマンスに務め、それが如実に成績につながっているのではないでしょうか。
どなたが 『 くまモン 』 のぬいぐるみに入り演じているのかは知りませんが、ひとたび〝くまモン化〟したからにはスイッチを入れ、個性あふれる動きを重ねる努力の姿勢と、そもそも、その(動きの)センスの良さに感心するばかりです。
ぬいぐるみといえば、例えばディズニーワールドのミッキーなどのキャラクターや、プロ野球チームのマスコットなどが 元祖 ですが、いずれの〝方々(かたがた)〟も、まさにキャラクターになり切って演じ、観る者のハートを〝掴(つか)んで〟いますよネ。

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わが長野県にも 「 あるクマ 」 くんがおり、それなりにイイ味を出しています。

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『 くまモン 』 のブレークをイイ意味での刺激にして、信州のイメージアップに向け、更に活躍してもらいたい、と期待するところです。

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そのうえで、今日のネタの〝オチ〟とすれば・・・何につけても 「 中身次第 」 いくら魅力的な外観をもっていても、中身が伴わなければ 「 仏つくって魂入れず 」 もたらされる成果も半減してしまうというと思うところです。
例えば ぬいぐるみ で言えば、中に入る〝役者〟次第、ハコモノ で言えば運営の仕方次第で、活かされもし、無用の長物にもなる・・・ 『 くまモン 』 くんの活躍を見て(やや飛躍しましたが)思いをいたしたところです。

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この日
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