倉野立人のブログです。

日々の活動を みなさんにお伝えしています。

〈〝中間行政〟の中での役割〉

2011-02-28 | インポート
【 夢 】
うたた寝をしてしまい、エライ夢を見てしまいました。
その展開は・・・支援者の方にセットしていただいた「朝礼」をすっかり忘れ登庁し、後で思い出して青くなり、くだんの支援者の携帯に慌てて電話するも、一切出てくれない・・・という「最悪のストーリー」・・・ ^^;
汗びっしょりになって目が覚めました。
実際の朝礼は明日です(^^)
でも・・・あり得ないことは無いハナシなので ^^;〝正夢(まさゆめ)〟にならないよう、心して過ごしたいと思います。
また逆に「同業者の集まりがあるからカオ出せや。」と言われて日程に入れたものの、一日早く間違えてしまい「今夜、何時でしたっけ?」と電話すると「え?明日だヨ ^^」という返事が ^^;
マ、いずれも結果オーライですが。
忙しくなればなるほど「ケアレスミス」に気をつけたいと思います。
【 お役所答弁 】
これまで幾度か県議会に参画し、本会議での部長答弁に〝共通のセンテンス〟を聞き取ることができます。
それは・・・
「いずれにいたしましても、市町村や他の自治体の取組みを注視しながら、必要に応じて支援に努めてまいりたいと存じます。」です。
至極ごもっともな答弁です。
私は当選後、早くも「県のような〝中間行政〟の何たるか」という、ちょっとした「壁」のようなものに突き当たることが屡々(しばしば)になっています。
地方や地域の取組みについては、主体はあくまで市町村で、県は、何というか〝アドバイザー〟のような存在です。
もって県議会における答弁も「いずれにいたしましても・・・」という〝お役所答弁〟に終始する、といったところです。
これからの地方政治は、県や市町村、それに市民・県民との間にある「垣根」をいかに排して、一体となって諸課題に当たるか、にことの成否が問われているような気がします。
もしかしたら、クラノ議員には、その〝垣根〟を取り外す役割も託されているかも・・・と、思いをいたしたところです。
☆ オ マ ケ ・・・ 「論客(ろんきゃく)のヒザの上のワン」 ☆
あいさつ回りのさ中、地域の名士のオ宅に伺いました。
この方は、昔から影響力のある方で、政治に関しては「論客」でおられます。
国政・地方政治にあまねく造詣が深く、さまざまなご示唆をいただきます。
その強面(こわもて)のゴ主人を余所(よそ)に、ヒザの上には可愛らしいワンが。

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話しの内容にカンケーなく、キョトンとした表情が何ともミスマッチで(^^)微笑ましい限りです。
やがてうち解けてくれたのか、尻尾振りふり、私の方にも近づいてくれたのでした。

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喜んでレンズを向けていると「オイ、聞いてんのか!」と怒られました ^^;

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〈真の議論を〉

2011-02-27 | インポート
ニュース報道で「民主党がTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)を国民に広く説明するための『開国フォーラム』を開始した、とのことが伝えられました。
その一方で、TPPに反対する民主党議員が、全く別の会場で〝反対集会〟を開いたことも報じられました。
それを聞いた瞬間「またか・・・」と感じると同時に「△△ありき」で推移する現在の政権運営に危惧を抱いたところです。
TPPに関しては、そのメリット・デメリットや、将来のわが国に与える影響について十分な理解や国民のコンセンサスを得られていないことは誰しも思うところです。
そのうえで私は、TPP参加により一体どうなるのか・・・については、国民の代表たる国会の場で、それこそケンケンガクガクの議論を重ね、その〝議論の姿〟を国民に見せることで意識喚起を招き、もって国民周知に至らせるべきと思います。
ましてや、政権運営を担う民主党においては、国会議論の遡上に乗せる前段階で、賛成・反対の党内議論を行い、政権与党としての考えをまとめたうえで国会に上程すべきでしょう。
それが・・・それら「党内論議」が不十分なまま、片や推進するフォーラム・片や反対集会とは。
政策のための議論をすべきところを〝別行動〟するのは、真の国民ニーズに応えていないと言わざるを得ません。
民主党においては、某オザワ問題で口角泡を飛ばすのもイイですが、こうした肝心の問題についてこそ激しい議論を国民の前で交わし、もって国民意識の喚起につなげる努力を重ねてほしい、と願わずにおれないところです。
政策のための激論は、だれも否定するものではないのです。
また、この「△△ありき」の展開・・・私たちは身近な長野市政に見たところであり、民意を〝後まわし〟にしての進め方には危惧を抱くところです。
長野市民会館問題しかり、長電屋代線問題しかり・・・長野市政は、肝心なところを後まわしにして市民の批判を受けることになりました。
国民・市民の方を向いているハズの為政者におかれては、その「あるべき形」を努々(ゆめゆめ)忘れないでいてもらいたいものです。
☆ オ マ ケ ・・・ 「玄関先の〝春告げ鉢〟」
あいさつ回りの途中、伺ったオ宅の玄関に、紅白梅の鉢が仲良く並んでいました。

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それも、見事に満開、そこだけ春が来ているようです。
伺えば、もともと植物が好きな奥さんが、丹誠込めて育てられ、今年も花が付いたとのこと。
日当たりのイイ玄関で、ひと足早く春を感じ取ったようです。

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とりわけ、紅梅の方は、小さいながらも幹は太く〝樹齢〟を感じさせる力強さを秘めています。

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紅白梅の傍らではニャンがちょこんと座り「きれいだニャ~」と見上げていたのでした (^^)

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〈2月県議会で登壇〉

2011-02-26 | インポート
現在開会中の県議会本会議の個人質問で、2/25(金)午後、発言の機会をいただき、登壇しました。
実は私、県議になる前、長野市議時代・・・昨年ころから「テーマ」を掲げて質問に臨むようにしています。
これは「一問一答方式」に則し、質問に一貫性を持たせることが狙いで、傍聴に足を運んでいただいた皆さんにも、総じて判りやすいと一定の評価をいただいています。
で、今回のテーマは「ビジョンの共有」
さきのある会合で、阿部知事が「皆さんとビジョンを共有したい」と述べたことに着目し、発足間もない阿部県政がどのようにビジョンを共有し課題に臨んでいるかを質(ただ)しました。
質問の内容は下記のとおりです。
①将来の県内経済基盤の維持・向上に資するため、公共事業における「ビジョンの共有」
②「信州型事業仕分け」を事例に、知事と職員との「ビジョンの共有」
③公共交通を維持するための、官・民・業の「ビジョンの共有」

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就任後、半年余りが経過した阿部県政・・・〝新たな感性〟で不断の取り組みに努めていますが、残念ながら、その「ビジョン」が周囲に伝わりきっていない面があります。
そこで、その点を指摘したうえで、前述の三点について〝ビジョンが共有できているか〟と質しました。
※質問内容は下記のとおりです。
質問を通じて、阿部知事が今後もあまねく県民や職員、また産業界とも「ビジョンを共有」しながら健全な県政運営に邁進することを期待しながらの質問でしたが、答弁は総じて〝物足りない〟ものでした。
いかんせん「持ち時間」が無く、掘り下げるには限界がありましたが、今回の質問を契機に、課題意識をもって継続的に取り組んでいきたいと思います。
当日は、大勢の皆さんに傍聴のため足を運んでいただき、心強い限りでした。

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これからも、皆さんのご期待に応えられるようガンバっていきたい!と思いを新たにしたところです。

〈ポジティブ〉

2011-02-25 | インポート
2/22、ニュージーランド第二の都市「クライストチャーチ」を襲った地震は、予想を超える被害を招き、これまでに死者102人を数える惨事となってしまいました。
(先日も触れましたが)現地には多くの日本人留学生がおり、平穏なランチタイムを襲った大きな揺れは、一瞬にして彼らをがれきの下敷きにしてしまいました。
時間経過と共に救助活動も進み、がれきの下から生存者が発見される毎に、遠く日本から心配する我々は安堵しています。
そんな中、倒壊現場から救助された富山県在住の日本人留学生男性(19才)は、命に別状なく救助されるも、がれきに右足を挟まれ、やむなく膝下を切断せざるを得なかったとのことでした。
移動の車中のカーラジオでこのニュースを耳にし、慚愧の念を新たにしたところですが、その後、この彼のインタビューを聞いて、こちらの方が逆に励まされてしまいました。
当初「生存者」としてインタビューに応じていた彼、存外に明るい声だったので、無傷での生還者と思って聞いていましたが、その後キャスターが「・・・でも救助の際、足を切断しなければならなくなり、タイヘンな思いをされましたね・・・」と水を向け、この〝明るい声〟の持ち主がくだんの君と知りました。
彼は、被災に気を遣いながらマイクを向けるキャスターに対し「・・・しょうがないかなって。オレ、ポジティブだから。」と気丈に答えており、胸を衝かれたところです。
きっと彼は、現場の判断に抗(あらが)うこともできず、救助の成り行きに身を任せるしかなかったのでしょうが、そのどうしようもない状況を乗り越えて存命を得たのは、他でもない「ポジティブ精神」であったと思います。
きっと、こんなポジティブな彼は、いずれ家族と対面したとき、そのご家族もきっと「よかったネ。」と声をかけてあげることでしょう。
災害やトラブルは、それぞれの人生の状況に拘わらず〝襲って〟くるものですが、肝心なのはその後・・・その「事実」をどう受け止め、その後どう歩んでいくか、で、良くもなり、悪くもなる・・・と思いをいたしたところです。
             ☆ INFORMATION ☆
倉野立人議員が「2月県議会本会議 個人質問」で登壇します。
◎日時  2月25日(金) 午後1時30分ころ~
どなたでも傍聴できます。県庁議会棟 3F「傍聴席」へお気軽にお出かけください。

【懸念】

2011-02-24 | インポート
日本の真対象に位置する南半球のニュージーランドで地震が発生、あろうことか多くの日本人留学生が被災し、懸命な救援活動が行われています。
「72時間が勝負」と言われる救命・・・全員の無事を祈るばかりです。
そして・・・。
中東においては、エジプトに続き、リビアで市民活動が”爆発”し、永きに亘り独裁状態であった政権が「音をたてて」崩壊し始めています。
この”市民活動の爆発”を見て、私は一抹の懸念を抱かずにおれません。
そう、次は中国ではないか・・・というものです。
さきの天安門事件以降、政府による「統治」が今のところは効いており”獅子”は、今のところ眠っているようです。
しかし、あれから時間が流れ、中国国内での経済の自由化が急速に進行し、そのため、今ではおそらく私達の想像を上回る「国内格差」が生じていることが感じられます。
そのことは、最近の中国の富裕層の”日本進出”・・・あたかも「札束外交」の如く、旅行や買い物で大盤振る舞いを重ねています。
その一方で、富裕を夢見て勉学に励むも、その網から洩れてしまった多くの若者たちや、広大な国土の辺地で貧困にあえぐ国民の存在。
「総中流」を是とする日本人には想像もつかない「超」格差・・・このことに不満を持たないはずはない、と思わざるを得ません。
そのうえで私が懸念するのは、現在の「中国偏重」の経済活動・・・相手国の好景気に乗じて、日本経済そのものが中国に寄りかかり始めている中、ひとたび中国で”市民の爆発”が起これば、日本の社会構造そのものにも”爆風”が及び、大きな影響を受けるのは必至ではないでしょうか。
こんな心配、杞憂に終わることを願うばかりです。
         ☆ INFORMATION ☆
倉野立人議員が「2月県議会本会議 個人質問」で登壇します。
◎日時2月25日(金)午後1時30分ころ~
どなたでも傍聴できます。県庁議会棟 3F「傍聴席」へお気軽にお出かけください。