倉野立人のブログです。

日々の活動を みなさんにお伝えしています。

〈〝意見〟の形〉

2011-05-31 | インポート
人が、自分以外の者にモノ言うことを「意見」と言いますよネ。
しかし、その意見にも様々な〝形態〟があると思うのです。
最も理想的なのは「面と向かって」述べられる意見。
これは直接対峙することから、場合によっては、意見の中身や言い方が琴線(きんせん)に触れ「何だとォ!」と、感情的な対立に発展してしまうこともあります。
しかし私は、お互い目を合わせてする「意見交換」は、モノの言い方などをさっ引いて、何を言わんとしているかを冷静に受け止めれば、感情論には発展せず、逆に「言いにくいことをヨク言ってくださった。」と感謝の念を覚えるほどです。
その一方でヨクある形態は「本人不在の中〝陰でささやかれる〟意見」です。
従前に「世論」でも述べましたが、私自身は、あらゆる〝意見〟を真摯に受け止めるところですが、やや困るのは、それら〝陰の意見〟がエスカレートし〝誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)〟に発展してしまうことです。
私が「困る」というのは、その〝陰の意見(=誹謗中傷)〟が、私不在の中、例えば私を支持していただく方の前で交わされたり、また全く関係のない方々に流出することで、気分を害される方が出てしまう、ということなのです。
マ、こういう立場なので、私自身〝さらし者〟は甘んじて受けるところですが、何より私以外の、心ある善良な方々が傷ついてしまうことがあれば・・・忸怩(じくじ)たる思いが募るばかりです。
「意見百出」・・・どう受け止めていったらイイのか、悩ましいところです。
オ マ ケ ・・・ 「玄関先の〝意見百出〟」
伺ったオ宅の玄関先に、小さなスミレの群生が。

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私はついつい、スミレに〝人面〟を重ね合わせてしまうのですが、このスミレたちは、何というか「まとまりのない会議」のよう。
「意見百出」を地でいくよう・・・「アゴ髭を生やし、眉間にシワを寄せ、耳に色をなした しかめッ面のオジサンたち」が、みんな私の方を向いて、言いたいことを声高にきゃーきゃー騒いでいるように見えたのでした (^^)

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〈〝種まき〟の成果〉

2011-05-30 | インポート
私が市議の頃、取組みが著についた事業が、具体化が進み、我がことのようにウレシく思っています。
ある地域では、通学路として利用されている南北1kmほどの市道に歩道が無く、子どもたちは車道の傍らの狭い路側帯を辛うじて1列で、文字通り「命懸け」での登下校を余儀なくされていました。
このことは、まさに児童生徒の登下校の安全対策の懸案となっており、保護者の方々から歩道の設置(道路の拡幅)歩の強い要望が出ていたのでした。

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その切実な声を受け、私が市議2期目の頃、保護者みなさまと共に行政に強く働きかけた経過がありました。

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その後、用地の取得などの手続きが重ねられたうえに、ここへきて予算付けがされ、北への道路拡幅・延伸工事が進んでいるところです。

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この他にも、地域においては市議時代の「種まき」が実を結びつつあるのが散見され、改めて地域のために働いた成果を実感し、喜びを再認識しています。
今秋は、再び立場を得て、これまで以上に地域のために全力を尽くしてまいりたいと思いを新たにしております。

率先して現場に立って、真に住みよい長野市づくり・地域づくりに取組みたい、と思います。




〈転ばぬ先の…〉

2011-05-28 | インポート
「家庭の医学」的な番組で〝転倒予防〟の大切さについて特集されていました。
とりわけ高齢者は、ひとたび転んでしまうと「その後」に重大な課題を背負うことになってしまうことから〝転ばないこと〟は非常に大切な心掛けとなります。
転倒 というと、戸外で石につまずいて…というイメージがありますが、意外と、そしてイチバン怖いのが、家の中での転倒です。
概して戸外では足元に気をつけて行動するものの、普段暮らすわが家の中では〝油断〟が生じ、思わぬところでバタン!…むしろ危険確率は屋内の方が高いのではないでしょうか。
階段や玄関などの大きな段差はもとより、高齢に伴い「擦(す)り足」になると、敷居などの数センチの段差や、座布団や電気コード、場合によっては畳(たたみ)へりにつまずくこともあるそうです。
ひとたび転べば、骨がもろくなっている高齢者は、骨折の可能性が高く、また回復も容易ではありません。
で、ひとたび歩けなくなると、その後の老化は坂道を転がるよう、アッという間に〝退化〟してしまうことが懸念されます。
かくいうウチも、離れて暮らすオフクロの歩みが「カメさん」になっており、私も実家に行く度に「頼むから転んでくれるな。」と話しかけるようにしています。
そのため、オフクロの転倒予防のために、実家には手すりの設置と共に、杖が3~4本置いてあります。
台所に行く杖、トイレに行く杖、玄関に行く杖・・・ほんの数歩で行ける間隔ですが、その「数歩」が怖い。
この「複数の杖」は、オフクロ自身を守ると同時に、何というか私の〝気休め〟になっているのです。
でも(以前も触れましたが)たまたま実家に電話をかけたら、何度コールしても出る気配ナシ「まさか…」とイヤな予感がしてスッ飛んでいってみると、庭で草むしりしてた(^^)てなこともあり、当人は存外シッカリしているものですがネ。
いずれにしても「転ばぬ先の杖」のことばどおり、転倒については〝予防〟に尽きる、に改めて思いをいたしました。
☆ オ マ ケ ・・・ 「ショーケンさんちの山菜尽くし」
あいさつ回りにお付き合いいただいたうえに、一飯(いっぱん)までいただきました。
季節に応じてキノコだ山菜だと「山の幸」を求め山野を駆け巡るショーケンさん、この日は先日採れたばかりの山菜を自ら調理されたとのこと、山の民宿で供される定食並みの〝山菜尽くし〟がテーブル狭しと並べられました。

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どれもこれも独特の風味があり、そこにショーケン板長(いたちょう)の味付けが加わって、それはオイシイ〝フルコース〟でした。
ベランダにはワンがおり「ウマそうに食べてんナ…」とばかりにゴ主人さまを見上げていました。

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2011-05-27 07:42:19

2011-05-27 | インポート
(さきの「世論」でも触れさせていただきましたが)私に対し、さまざまなご意見が寄せられています。
で、ときには、その「ご意見同士」が〝論争〟を招くこともあると伺い、当事者としては恐縮に存ずるところです。
私のいないところで「クラノの行動はイイか悪いか」が話題となり、ときにはケンケンガクガクになっていることもあると伺っています。
前にも申しましたが、私は、私の「信念」が正しいとは思っておりません。
それぞれの方の価値観によって、イイ・悪いとの「評価」がされることは当然のことでしょう。
そのうえで私は、全てのご意見に正面から向き合うつもりでおります。
たとえば、百人の方がご意見をお持ちとすれば、その百人の方にお会いしたいところですが…いずれにしても、声の聞こえる方には足を運び、私の意向を述べさせていただきたい、と思うところです。
但し、私は「説き伏せよう」とは思っていません。
私の思いを話させていただき、後はそれぞれの価値観に委ねたい、と存じます。
☆ オマケ・・・「玄関先のクレマチス」
午後、雨が降りだし、配付資料が濡れないように気をつけながら伺ったオ宅の玄関先に、何とも落ち着いた雰囲気の花が。

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雨に濡れたワインカラーの花びらが郷愁を誘います。
「何ていう花ですか?」と伺うと「クレマチスよ。私も大好きなの。」と奥様。

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赤い花や黄色に花にはない〝大人の雰囲気〟が醸し出されていたのでした。

2011-05-26 12:01:27

2011-05-26 | インポート
東北・関東大震災によって発生、今や「社会問題」にまでなってしまった「東電福島第一原発事故」・・・情報や報告が錯綜(さくそう)し、現状はもとより、済んでしまった経過についても事実か誤認かで、いったいどうなっているんだ、の感です。
「情報開示」については、さきの「尖閣諸島の中国船衝突事件」で、速やかに国民の前に明らかにすべし、というのが見解とされたところですが、その反省は今回の原発事故に活かされているか、というと、逆行しているかのようです。
震災直後の炉心溶融(メルトダウン)の事実有るや無しや、水の注入を止めたのは誰だ、ナゼだ、の〝議論〟また施設へ津波が押し寄せる現場の映像が2ヶ月経って公開されたり・・・
私たち国民は、いったい何を信じたらイイのか、またどこまで信用できるのか、猜疑心(さいぎしん)が増すばかりです。
また、東電⇔政府⇔原子力安全保安院 の相互連携も一枚岩には見えず、何か「つじつま合わせ答弁」を重ねているように見えるのは私だけではないでしょう。
今や原発(放射能)問題は、周辺住民のみならず、国全体を覆ってしまいました。
「見えざる敵」たる放射能は、10年先・20年先に影響の出るやっかいな存在です。
今後の安全基準を含め、信頼できる情報の開示が求められるところです。
ところで、このような事態にも、実に淡々と説明を重ねる東電職員が、何というか「タヌキ」に見えて仕方がないワタクシです。
☆ オ マ ケ ・・・ タヌキ2題
タヌキといえば、お宅の玄関先でヨク見かけます。

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徳利背負って帳面もって。

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そのトボけた容貌は、訪れる者を和(なご)ませます。

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とても人など騙(だま)しそうにはないのですが、この飄々(ひょうひょう)としたカオが曲者(くせもの)というところでしょうか(^^)

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