倉野立人のブログです。

日々の活動を みなさんにお伝えしています。

〈 いよいよスタート 〉

2014-02-28 | インポート
2 /27 Thu. [クラちゃんの起床時刻 5:20 AM]
長野市議会 平成26年 3月定例会が初日を迎え、市長による「施政方針」と、各部長による新年度予算案、また3月補正予算などが上程されました。
昨年末に就任した 加藤市長は、この時点までは前職の組んだ予算のうえに立っての舵取りを余儀なくされていましたが、新年度を迎えるにあたり、いよいよ〝△△カラー〟と言われる独自色を盛り込んだ予算編成に着手し、その 「成果」 が 新年度予算案 として示されたところです。
市長は 施政方針演説の中で、職員の意識改革について 「・・・人間関係をスムーズにすることにより、結果を出す、成果を出すという 民間では当たり前のことを行う市役所に変えてまいります。」 とか、来年行われる 善光寺御開帳 について 「・・・関係団体と連携して総合的に取り組み、長野市の 「新しい伝統」 を創ってまいります。」 などと述べ、結びに 「私は、ふるさと長野のため、子どもたちの明るい未来のため、市民の皆様と共に力を合わせ 「守る」 「育てる」 「つなぐ」 を実践して 「活き活き〝ながの〟元気な長野」 を 「市民と共に笑顔あふれる県都長野」 をつくってまいります。」 とされていました。
それら、加藤市長の抱くイメージが、どの程度 予算案に反映されているか、各部局は、市長の思いをどう受け止めて事務事業に臨んでいるか、など、議会での議論を通じて検証し 適切に意見具申を行ってまいりたいと存じます。
夜は、高校時代の同窓生が経営する 「えぴなーる」 が、店舗も新たにリ・スタートしたことから、同窓会のソフトボールチーム 「寅卯会」 のミーティングを兼ねて仲間が一堂に会し、旧交を温めました。
新たな店は、長野市役所にほど近い適地にあり、気軽に寄れる雰囲気です。

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みんなの「とまり木」だった店の看板が復活、ウレシイ限りです。

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店内は アイボリーホワイトを基調にした ほど良い広さの空間となっていました。

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店の南奥には、ちょっとしたテーブルスペースがあり、仲間うちで一杯飲るには具合が良さそうです。

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物事 何でもそうですが 「拠点」 の有る無しは、活動そのものに大きな影響を及ぼします。
われわれの 拠点 であった 「エピナール」 ・・・休眠状態の間は、何となくジプシーのようなあてどない気分でしたが〝拠点復活〟により、同窓会の横の好関係が 改めて構築されることが期待されるところです。

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久々に交わした会話は 何とも気のおけないものでした。

〈 積極的なセールス 二題 〉

2014-02-27 | インポート
2 /26 Wed. [クラちゃんの起床時刻 5:10 AM]
この日〝それぞれの立場〟での積極的なセールスに接し、関係者の意欲を感じ取りました。
◇障がい者の方々の製品をセールス! 『ナイスハートバザール』
長野駅前にある 「長野東急シェルシェ」 で、障がい者の方々が作成などに携わる物品を販売する 『ナイスハートバザール』 が開催されており、足を運びました。

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このイベントは、知的障がい者の関係施設の合議体である 「長野県セルプ協議会」 が主催しているもので、加盟施設の製品などを一堂に集め、もって市民の皆様に 先ずは障がい者の取組みを知っていただき、そのうえで 一つでも多くの製品を買っていただきたい!という思いで開催されているものです。
会場には大勢の市民の方々がご来店され、迎える当事者のみなさん 「いらっしゃいませ!」 と元気な声をかけていました。

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会場では、当事者の方々が丹精込めて作った製品が、ところ狭しと並べられています。

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こちらでは、機織(はたお)りの実演が行われるようです。

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こちらでは、施設内の農園で育てた野菜を「地産地消」よろしく販売しています。

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会場内には、知る人ぞ知る 「大豆うどん」 が売られていました。コシが強く、大豆の風味が鼻腔をくすぐる逸品です。
いくらか顔見知りの売り子くんに 「オツカレさま!」 と声をかけ、せっかくでしたので一緒にレンズに収まり、何束か所望させてもらいました。

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また、入口スペースでは、授産施設グループ 「麦っこひろば」 のイベントで親交のある 「ナオちゃん」 が、パン売り場の〝看板娘〟となって 「おいしいパン、いかがですか!」 と笑顔で声をあげていました。

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ナオちゃんの笑顔と、いかにもおいしそうなパンにつられて、みなさん所望の品を手に取っていました。

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「ナオちゃん、ガンバってるね!」 と声をかけると 「あら、クラノさ~ん!」 とハイタッチ(^^)
いつも元気なナオちゃんに、こちらまで元気をもらった感でした。

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障がい者の 「支援」 については、自治体などに対し 「優先調達」 を促す法律が施行されるなど、制度面では動きはあるものの、実際にそれが促進されているかというと 懐疑的な域を出ないところです。
その現状の中にあって、当事者や、それを支える施設関係者は 日常活動や このようなイベントを通じて 「自助努力」 を重ねておられます

〈 バライティーに富んだ一日 〉

2014-02-26 | インポート
2 /25 Tue. [クラちゃんの起床時刻 4:55 AM]
この日は、何ともバライティーに富んだ一日となりました。
◇ どうせ するなら〝ためになる活動〟を!・・・ クラノ後援会 女性有志の「やしょうま作り教室」
朝は、後援会の女性部有志による 「やしょうま作り教室」 を〝取材〟させていただきました。
年間を通じて、活発な活動を展開するクラノ後援会ですが、最近は 後援会活動に対するみなさんの意識も非常に高くなってきており、ただ集まってワイワイガヤガヤ、というだけでなく、ときに生涯学習、ときに社会貢献になるような「ためになる活動」を行おう!という機運が醸成されつつあります。
私自身、その傾向をいたく喜ぶものであり、ついては 今年いちねんの後援会活動の指針を「どうせ やるなら、自分のため、社会のためになる活動を行いましょう!」 とし、何というか ひと工夫を凝(こ)らしたメニューを企画することとしたところです。
その、私のイメージに、後援会の有志のみなさんが共感してしてくださり「ためになる」の一環として 「食生活」 に触れた企画、それも 地域の風土食の伝承に資する活動 という 非常に意義のあるメニューを提示してくださり、もって この日の 「やしょうま作り教室」 とあい成ったのです。
〝教室〟となった公民館の調理室には、かっぽう着に身を包んだ女性陣が三々五々集まってくださり、和気あいあいのうちに〝開講〟を迎えます。

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農協女性部の料理指導員をも務める 後援会役員のAサンに 「先生」 になっていただき、いくつかの班に分かれて 地域の伝統食「やしょうま」作りに取りかかりました。

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そうは言っても、みなさん かつて作った経験はおありのようでしたが、この日ばかりは 女学生か はたまた新妻よろしく、配られたレシピに 熱心に目を通していました。

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ひととおりの説明が終わった後、材料の米粉を水に溶き、作業開始です。

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A 先生の熱心な指導に、これまた生徒は熱心に応えています。

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こちらでは、こねた米粉を小分けしています。

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量りを使って キチンと計量しての作業です。

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あたしゃヨク判りませんが、練ったり蒸したりの作業が繰り返されるようです。

〈 子育ち・子育て対策特別委員会~用務中のニュース 〉

2014-02-25 | インポート
2 /24 Mon. [クラちゃんの起床時刻 5:10 AM]
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委員長を務める 長野市議会 「子育ち・子育て対策特別委員会」 を開き、所管事項の調査を行いました。
今や社会問題化しつつある少子化問題や、一方で多様化する社会状況下における 子育ち・子育て環境 は、国を挙げての大きな課題に位置づけられており、地方自治体においても あらゆる視点での検証が求められています。
その大義のうえに立って設置された 「子育ち・子育て対策特別委員会」 は、議会の立場で この大きな課題について 専ら調査研究を行うことを目的に活動展開しています。
折しも、国においては、新たな子育て環境を整備すべく 「子ども・子育て関連3法」 の施行をめざし、また 長野市においては、子どもに関する諸課題を一元的に対応する 「こども未来部」 を設置することとするなど、制度・機構面での整備を急いでおり、議会としても、緒に就いたこのタイミングであるからこそ、適時適切に関係方面に意見・提言を行うべく、やはり急ピッチで調査・研究を行っているところです。
この日は、長野市が新たに設置する 「こども未来部」 の概要について、また、国の示す「関連3法」に係る制度設計などの進捗状況について説明を求めたところです。
概して言えば、それぞれの施策については、未だ固まり切らない面が散見されるところであり、これまでの機構や制度を変えていくための〝産みの苦しみ〟に直面していることが伺えたところです。
例えば、新設される「こども未来部」の中に置かれる「こども相談室」についても、寄せられる〝相談〟が、親の立場の相談・子の立場での相談・また家庭環境や学校での問題など 実に幅広いことが想定され、それを いかに相談者の立場に立って 適切に専門職に誘(いざな)うのには、相当な応用力と親切心が求められるところでしょう。
また、国の示す制度設計については、まさに〝蕎麦屋の出前〟出ます、いま出ましたと言いながら、公定価格などの具体案が示されないまま時間ばかりが経過しており、6月に時限を切っておきながらのこの現状は、いずれ現場(市町村)の事務作業をタイトにさせるだけでは・・・ということが懸念されてならないところです。
いずれにしても、来る新年度のスタートと同時に、それぞれの施策が一気に具体化することから、この特別委員会としても、そのペースに負けることなく、議会の見識が適切に施策反映されるよう、切れ目の無い調査・研究に努めていきたい、と思うところです。
ところで、日中 用務を終え、事務の整理にと戻った夕刻の議員控え室で、ふと映したローカルニュースに、見知った方が〝関連出演〟されていてビックリ。
話題は なにいう、さきの 「ゲリラ豪雪」 関連でした。
最初に登場したのは、松代地区で手広くハウス農業に勤しむ G サンです。
G サンについては、雪でハウス被害に遭ったことを側聞しており、先週末に電話をしたところでしたが、週末は不在なので また時期をみて来てくれや、とのことで 慮(おもんばか)っていたのですが、どうやら取材の方が先に入ったようです。

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私も訪ねたことのあるハウス群のうち、6棟が全壊したとのことです。

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いつもは陽気な G サンですが、この被害状況には困惑を極めている表情でした。

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この現状がレポートされた後、話題は復旧をどうするか→それにはハウス資材の調達が不可欠、ということに。

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その関連で、取材は地区内のJAの農業資材販売所に移ります。
そこには、私と同じ地区(川中島町御厨)にお住まいで、この農業資材販売施設の責任者を勤められている H サンが映っていました。

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H サンは、農業者を支援する立場のバイヤーでありながら、消費税増税前の〝駆け込み需要〟と、今回の ゲリラ豪雪の〝ダブルパンチ〟で、資材の供給が追い付かない 悩ましい現状を吐露されていました。

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列島を襲った 「ゲリラ豪雪」 によって、列島全体が大きな被害を受けているところですが、この日のニュースで、私の ごく近しい方も災害に対峙していることを見聞し、改めて身近に起きた大災害の感を新たにしました。
今後、国による無利子融資などの対応ぶりや、各自治体の対応を検分しながら、来る3月議会で、所管である 「経済文教委員会」 で質していきたいと存じます。
数日前、

〈 サンデー徒然草 〉

2014-02-24 | インポート
◇選手のガンバリに 感謝!
17日間に亘り 熱戦が繰り広げられた 「ソチ冬季オリンピック」 が閉幕しました。

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(みなさんも一様に触れていますが) 私自身も、今回のオリンピックほど 記録はもとより 「記憶」 に残った大会はなかった・・・と 心底 思うところです。
(これまでも折に触れて掲載していますので 重複は避けますが) えもしれぬ重圧の中で競技(演技)を終えた選手の達観して表情は、私たちに大きな力(ちから)を与えてくれました。

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今回のソチオリンピックを通じて、あきらめないことの大切さ・努力することの美しさ・そして、結果というものは、他者の評価はもとより、自分自身が如何に納得できるかどうかに懸かっている・・・など、スポーツを通じての 「人生観」 のようなものを学んだ感の17日間でした。
私たちは、一見的には、選手を応援する立場でしたが、その実は、選手の生き様に触れながら、私たちの方がエールをもらっていたのかもしれません。

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大会を通じて、スポーツのもつ 「多面的効果」 を再認識し 単に技術面だけでなく、社会学的にみてもさまざまな好影響を有するスポーツの意義について、私たちは思いを深めていくべきではないか、と 改めて考える機会となりました。

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ソチオリンピックは閉幕しましたが、引き続き 「ソチパラリンピック」 が開幕を迎えます。
世界中から集まったパランピアンが、どのようなドラマを創出してくれるか・・・オリンピック以上に期待を寄せ、注目していきたいと思うところです。

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◇順番が違う・・・議論の手続き

安倍晋三首相は、去る日の衆院予算委員会で、集団的自衛権の行使を容認するための解釈改憲について 「閣議決定で初めて完全に確定する。(その後)国会で議論いただくことになる」 と、手順の見通しを示しました。

実はワタクシ、移動中のカーラジオでこの議論を耳にしたのですが、聞いた瞬間 「アレ?何かおかしくね?」 と思ったのでした。

立法府で イチバン重要となるハズの改憲議論について、閣議決定が先で国会議論が後 というのは、閣議決定が国会における議論に優先して行われることになり、順番が逆、と言わざるを得ないと思ったところでした。

このやり取り、その後も私の中で ズ~っと 「?(はてなマーク)」 が灯り続けていたところですが、週末になって、各局も話題にしたことから、?と思ったのは オレだけじゃなかった・・・と胸に落ちたところです。

憲法解釈の政府見解は、歴代の首相や内閣法制局長官の国会答弁で示されていた経緯がありましたが、今回の安倍首相の答弁は、集団的自衛権の行使容認に関しては政権の判断を先行させる考えを示したもので、その論理によると、国民の代表である国会で議論するのは二の次になってしまいます。

とかく 前のめり と揶揄される現政権ですが、あまねく国民の理解を得られないような〝手続き論〟に走ることは許されないところでしょう。