倉野立人のブログです。

日々の活動を みなさんにお伝えしています。

〈泣かせる演出〉

2012-12-03 | インポート
12/2 Sun. [ クラちゃんの起床時刻 5:00 AM ]
ネット報道特集で 「 侮(あなど)らざるべし、歯磨き 」 があり、認識を新たにしました。
それによると、成人の多くがかかる 「 歯周病 」 これがとんでもない大病の原因となるそうです。
生活の中で飲食を重ねるうち、歯と歯の間にプラーク(歯石)がたまり、細菌が繁殖して歯ぐきが痩せていく感染症が 「 歯周病 」 ですが、何と、歯周病の細菌が脳にまで達すると、炎症や脳損傷を引き起こし、いわゆる〝ボケ(認知症)〟につながることもあるそうです。
また、歯周病があると、炎症物質がインスリンの働きを邪魔するので、糖尿病にもなりやすくなり、さらには炎症物質が血管内皮に炎症を引き起こし、動脈硬化を進行させることもあるそうです。したがって、究極の場合は、心筋梗塞や脳梗塞を発症することもあり、そのリスクは健常者の2~3倍近く高くなるという研究報告もあるようです。
また、65歳過ぎの高齢者に急増している肺炎の多くは、口内で大量に繁殖した歯周病菌の混じった唾液が気管に入ってしまうことで起きる誤嚥(ごえん)性肺炎であることもわかっており、このように、口腔のケアが寿命を左右するといっても過言ではない、とのことだそうです。
私自身、忙しさに紛れてゴシゴシ、ぺッ!で済ませてしまっていますが、長い目で見ると、その時間を惜しんだばっかりに、取り返しのつかないことにならないとは言えず・・・内省をしつつ、歯の健康に心を致さねば、と思った次第です。
◇この日も少年野球チーム卒団式が…そこでは〝泣かせる演出〟が
この日は、地域の少年野球チームの雄(ゆう)を成す 「 南原育成少年野球チーム 」 の納会・卒団式が行われ、つかの間出席させていただきました。
他の行事の関係やらで若干遅れて会場に着くと、ちょうど 6 年生の卒団式が佳境に入っていました。

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卒団する 6 年生 5 人を、監督・コーチ・おうちの方々・後輩たちが温かく送るセレモニーが、まさに温かい雰囲気の中で行われていました。
一人ひとりがチームでの思い出を作文で発表し、監督・コーチに感謝を込めて記念品を贈り、現役最後の固い握手を交わしていました。

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そして、卒団する先輩を前に、5年生の代表が 「 御礼のことば 」 を作文にしたためたのですが、この子がまた、感極まって涙声で懸命に朗読し、それにつられて温かい涙は会場いっぱいに連鎖していきます。

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先輩たちの活躍に触れた、心のこもった作文に、受ける側の 6 年生の目にも涙が。

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血はつながっていないハズですが、まるで兄弟のような一体感が、見ているこちらにも伝わってきます。
このチームが、いかに連帯していたか、いかに強い絆を構築したか、を伺い知ることができました。
そして・・・これで終わりと思いきや、こちらのチームの卒団式には、さらに〝泣かせる演出〟が待っていたのでした。
永年に亘りチームを預かる U 監督の計らいで、卒団生がおうちの方の前に歩み寄り、ひとりずつ感謝の言葉を贈ったのです。

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これにはもうたまりません。応援に声を枯らしたわが子に、面と向かって 「 ありがとう。 」 と言われては、ハンカチ無しではいられません。

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この〝泣かせる演出〟に、親御さんはもとより、見ているこちらまでグッときてしまいます。マイク役をかって出た T コーチの目にも、光るものが浮かんでいたのが印象的でした。
子どもの成長はアッという間ですが、その間にはさまざまなドラマがあろうと思います。
こちらのチームは、野球を通じて子どもの〝歴史〟をシッカリと捉え、この日も何ともイキで、何とも泣かせる演出をされていたのでした。
凝りに凝った卒団式、場内にはBGMが流されていたのでしたが、エンディングは 「 栄光の架け橋 」 これも 泣かせる演出 の一翼を担っていました。

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・・・◇少