倉野立人のブログです。

日々の活動を みなさんにお伝えしています。

〈 被害拡大 〉

2014-09-30 | インポート
9/29 Mon. [クラちゃんの起床時刻 5:10 AM]
去る27日に発生した御嶽山の噴火は、時間経過と共に被害が拡大の様相を呈しています。
全国から集結した災害救援隊は、火山ガスや 二次噴火の可能性と闘いながら 懸命の救助作業にあたっておりますが、一刻も早く 全員を麓(ふもと)に降ろしていただくことを願うばかりです。
それら 人的被害の一方で、火山灰の降塵による農業被害が 深刻化の兆しを見せつつあり、憂慮されるところです。
御嶽山の麓(ふもと)にある 「開田高原」 は、露地物の白菜が その名も 「御嶽白菜」 としてブランド化されているそうです。
その ブランド白菜も降塵の被害を受けてしまい、生産者は、灰を被(かぶ)った外葉を取り除いたうえで 洗っての出荷を余儀なくされているとのことです。

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しかし、これでは 品質の等級が下げられてしまい、たとえ出荷できても 採算に合わないことが想定され、頭を抱える状態になってしまっているとのこと。
また 開田高原は 「蕎麦(そば)」 の主産地でもありますが、蕎麦畑に降った火山灰が、今後 どのような影響を与えていくか、こちらも憂慮されるとことろです。

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また、周辺には 「御岳スキー場」 をはじめ、いくつかのスキー場があるのですが、おそらく今冬 こちらにも悪影響は必至でしょう。
訊けば、周辺スキー場にとって、今回の噴火は、風評被害に加えて〝実質被害〟があるそうです。

〈 すべては 子どもたちのために 〉

2014-09-29 | インポート
9/28 Sun. [クラちゃんの起床時刻 5:40 AM]
この日、長野市立広徳中学校 創立20周年記念式典・祝賀会が開かれ、学校・生徒・地域・関係者があい集い、20年の節目を祝いました。

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広徳中学校は、かつて 川中島・更北エリアの生徒増による 各中学校の過大規模化を解消するために 新たに設置された中学校です。
祝辞等の中で 当時の様子が懐古され、設立当初は 今までの地域学区の長い歴史がある中で、それを新たな〝線引き〟で改変する 新たな取り組みに対し、当該の生徒のみならず、周囲の大人の中にも根強い反発が生まれたそうで、当時のご関係者は 相当なご苦労をされたことが述懐されていました。
そうなのです。学校、とりわけ小中学校の通学区に関しては、地域との古来よりの結びつきが強くあり 「オレが△△中学校の卒業生なのに、なんで可愛い孫の太郎が◇◆中学校の卒業証書をもらわなければならいんだ。」 というような厳しい声も ややもすると出されるものなのです。
また、これまで通っていた中学校の部活などで活躍する生徒が、あと一年を残して〝転校〟させることは 無情の扱いとも言われたそうです。
そのお気持ちは いたく理解するところですが、当時の状況はいかんともし難くあり、しかるに、それらの多様なご意見を包含したうえで 新たな中学校の船出を果たしたことは、その陰には 並大抵のご尽力があったことと拝察されるところです。
それから20年を経過し、学校や生徒は立派に自立の道を歩み、今では 「あいさつ」 や 「ごみ拾い登校」 また 「学校新聞」 さらに 部活動などで、内外に高い評価を得るに至っており、ご同慶に堪えないところです。
そのうえで この日の式典では、生徒会が自ら企画し 生徒の力(ちから)で作った 「生徒会歌」 が披露されました。

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これはまさに、生徒の自主性が、音楽という形でみごとに表現されたものであり、そのアップテンポな曲調と合わせ、私たちの心に すがすがしい涼風を送ってくれているようでした。

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ところで、後に行われた祝賀会の場面で、初代校長を務めた W さんが、趣味の手品を披露してれました。
見 バラバラのスカーフを揉んで「ハイ!」と開くと、そこには大きな正方形につながったスカーフと〝祝〟の文字が。

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学校設立時に校長を拝命し、一身〝産みの苦しみ〟の責任を担われた中、合言葉は 「全ては子どもたちのために」 だったそうです。
言い尽くせないご苦労を経験しつつも、時間が経って 立派に成長した母校を祝う際に 思いつかれたネタだったのでしょう。
出席者に大きな拍手を受けながら、自ら感慨に浸っておられる イイ表情だったのでした。

〈 不測の災害に 〉

2014-09-29 | インポート
9/26 に発生した、御嶽山の水蒸気爆発に伴う自然災害は、時間の経過と共に 被害の実像が見え、それはすなわち 被害の拡大を内外に伝えることに至っています。
行楽シーズン 紅葉の見ごろの時季に加え、奇しくも好天の週末が重なり、多くのハイカーが山頂で景色を楽しんでいる最中の突然の噴火でありました。
よもや ご自身がこのような激甚な噴火に遭遇するなどどは思いもせず、またまた偶然 この日に入山しただけなのに このような災難に見舞われるとは・・・今はただ、ご関係の方々にお見舞いを申し上げるばかりです。
現在、自衛隊・消防・警察・行政関係者・山岳団体関係者による懸命の救助作業が行われています。
一刻も早い安否確認と、一分でも早く 山に居たみなさんが麓(ふもと)に降りることができるよう、作業の進捗を願うばかりです。
なお、長野市消防局に照会したところ、災害発生の翌日から、消防組織法などの法令に基づき 「緊急消防援助隊」 が組織され、指揮隊・救急隊・後方支援隊など 総員18名が直ちに現地に派遣され、救援・支援活動に参画しているとのことです。
同県内で発生した自然災害、行政エリアの枠を超えての災害支援は 当然のことではありますが、派遣された隊員各位におかれては  「長野市消防局」 のエンブレムにたがわぬよう、遠く心配するばかりの長野市民の心を代弁するかの奮闘をご期待いたすところです。
ところで 私儀、ライオンズクラブに籍を置く者の一人として 「アラート活動」 の重要性・必要性について述べております。
「アラート」 とは、ライオンズクラブが、災害の無い平常時に、災害が発生した際の救援方法などについて 予め 消防局などの関係機関と連携を済ませておき、いざというときに 迅速に対応できるよう 体制づくりを整えておくもので、今回のような不測の自然災害が発生する毎(ごと)に、その重要性・必要性について思いをいたすところです。
幸い、今期の担当委員長が、アラートについて関心を示しておられることから、一朝一夕にはいきませんが、徐々に啓発を進め、長野エリアについても、災害時に各ライオンズクラブが有機的に活動し、まさに社会貢献の一助を成せるよう 私の立場でも発信し続けていきたい と思うところです。
昨晩、実家のオフクロが、木祖村薮原に住む義姉に電話したところ、屋根に火山灰が積もっている とのことでした。
今後は、そ直接被害の状況が明らかになるのに時差し、露地物野菜などへの被害状況が見えてくることでしょう。
軽い火山灰は、風に乗って かなり広範囲に飛散することが予想されます。
一瞬の 水蒸気爆発が、計りしれない被害を及ぼすことが懸念されます。

〈 受難つづく 木曽地方 〉

2014-09-28 | インポート
9/27 Sat. [クラちゃんの起床時刻 4:10 AM]
この日は 大きな行事があり、終日に亘り施設内に留(とど)まっていたのですが、午後を過ぎ 施設内のテレビのモニターをふと見て唖然となりました。
午前11時53分、長野県と岐阜県境にある 「御嶽山」 が爆発したことが報じられていたのです。

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気象庁によると、噴火の起こる前に、火山活動が活発になる際にみられる 「火山性微動」 を観測しましたが、その約10分後に 突然の形で火口付近が爆発したとのことでした。

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御嶽山といえば、標高3,000m前後の中堅クラスの山で 山頂に 「御嶽神社」 が祀(まつ)られる 信仰の山としても人気があり、多くの登山者が山頂を目指しています。

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折しもこの日は土曜日ということもあり、山頂付近にま多くのハイカーが訪れ、御嶽山名物の 火口を一巡する「おはち巡り(おはち回り)」を楽しむなどしていたところ、突然の破裂音と共に噴煙が上がり、火山灰と墳石が頭上に降りかかってきたそうです。

実は、御嶽山の麓(ふもと)にある王滝村は、かつて 私の亡父が 当地の営林署に勤務していたことがあり、王滝村は 倉野家との所縁(ゆかり)の地でもあります。
当時は 私の兄が生まれたばかりの頃で、私自

2014-09-27 10:47:33

2014-09-27 | インポート
9/26 Fri. [クラちゃんの起床時刻 4:45 AM]
秋の交通安全運動が行われています。
クルマ社会の昨今、便利な移動手段も〝使い方を誤る〟と、人の生命財産を脅かす凶器にもなってしまいます。
私自身、運転の原点に立ち返り、止まるべきときは止まる、譲るべきときは譲る を思い返し、安全運転に努めてまいりたいと 改めて思うところです。
ところで・・・最近「自転車の交通マナーの悪さ」が目に付き、やや気になるところです。
以前も触れましたが、私と同じ進行方向に向かっていた自転車が、後方確認もせずに いきなり反対側(右側)に舵を切ったり、交差点で 何のためらいもなく突っ切っていったりと、万一クルマと接触すれば 痛い思いをするのは 他ならぬ〝自転車ドライバー〟なのに・・・と思わざるを得ないほどの傍若無人ぶりです。
また、主に 人口の多い首都圏で聞かれるのが、自転車の側が「加害者」になる事故のケースです。
自転車で人通りの多い歩道を走っていて 歩行者にぶつかってケガを負わせたりと、看過できない重大事案も発生しています。
もとより自転車には、保険事業が行き亘りきっておらず、ひとたび事(こと)が起きると、後で揉めたり、大きな損害賠償を支払わなければならなかったりと 「たかが自転車」 といえない社会情勢になっています。
いずれにしても、免許が要らないなどの手軽な移動手段としての自転車は、子どもから大人まで 幅広い〝市民の足〟として活用されていますが、が ゆえに、お互いに注意喚起しながら乗ったりすることが肝要でしょう。
この日の夜、加藤市長をはじめ市職員を招いて「川中島活き生きトーク」が開催され、多くの住民が参集しました。

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この 「活き生きトーク」 は、新たに就任した加藤市長の意向に基づき、これまでの一方通行的な市民会議のスタイルを改め、市と市民が まさに活き生きと意見交換できるよう〝模様替え〟したものです。
加藤市長も、独特のユーモアあふれる口調で住民に接し、長野市の雰囲気そのものが変わったことをアピールしていました。

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マ、しかし 会の運びは、今までどおりの形式ばった展開に終始しており、今後は この「活き生き・・・」の趣旨を 住民サイドがいかに柔軟に捉え、新たな感性で臨めるか、に懸っているようです。
時代が多様化し、市(職員)だけでは自治体運営が立ちゆかなくなってきた中、市民側がいかに力量を発揮できるか、が、今後の地域自治の発展の成否を占うと言っても過言ではありません。
たがって、いわゆる料理に例えれば 「腹減ったから 何か食わせろ。」 と、箸だけを握って 口を開けて待っているだけではダメ・・・ 「私は△△が食べたいの。だから野菜を持ち寄ったりして 皮を剥いたり 調理も手伝うから 一緒に作ってくれない?」 と、具体的かつ積極的に 参加意識をもって課題に共々にあたることが求められていると申せます。
今後の新たしい感性での市政参加・・・この機運醸成の一助を成すことも、私の担うべきことである、と 皆さんのやり取りに陪席し、思いを新たにいたしました。