倉野立人のブログです。

日々の活動を みなさんにお伝えしています。

〈スキーシーズン到来〉

2012-12-14 | インポート
ここのところ、急激といえるくらいの冷え込みが続き、にわかに 「 冬本番 」 の陽気となってきました。
日常生活を送る者にとっては、冬の寒さや降り積もる雪や、メーワクな存在に他ならないところですが、この ホワイトシーズン に賭ける関係者にとっては、冬は寒くなくてはならず、雪は降ってもらわなければ困る、というところです。
すなわち、ウィンタースポーツ、とりわけスキー事業関係者にとっては、雪は〝宝の素(もと)〟であり、そのシーズンの降雪量が、すなわちそのシーズンの成績に直結するのです。
ただ・・・昨今は、趣味の多様化などにより、スキー人口そのものが減少の一途を辿っており、ひところの〝リフト待ちの大行列〟も今は昔、の感です。
H 23 年度の統計によると、市内にある戸隠スキー場の来場者数は 93、674 人とついに 10 万人を割り込み、飯綱スキー場も前年比微増とはいえ 40、268 人と、こちらも 5 万人を大きく下回るに至っています。
その凋落傾向に伴い、各スキー場とも多額の赤字(戸隠:累積 約 13 憶円/飯綱: 約 年 1500万円)を抱え、経営改善と誘客への取り組みが求められています
「あの頃は・・・」というのは不遜ですが、私がスキー部に在籍した、かれこれ30年くらい前は、スキーは冬のレジャーの花形で、観光産業・レジャー産業・バスなどの運輸産業・スポーツ産業・果ては音楽産業に至るまで、あらゆる業種がスキーからの恩恵を受けていたものでした。
私は妙高高原のペンションに居候しながら、スキー学校でアシスタントインストラクターを務めていたのですが、関西方面からの修学旅行が引きもきらさずで、依頼を受けては、今日は赤倉スキー場、明日は志賀高原と、よく応援指導に出かけたものでした。
今シーズンも、この15日に戸隠スキー場が、22日には飯綱スキー場がオープンを迎えます。
みなさんが、スキーの醍醐味・楽しさを思い起こしていただき、ナガノの気軽なレジャーとして楽しんでいただき、スキーが再び 「 冬の風物詩 」 に返り咲いてもらうことを期待するばかりです。

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  (ファンスキー(ショートスキー)を操るクラちゃん ^^)