倉野立人のブログです。

日々の活動を みなさんにお伝えしています。

〈地域の交通安全〉

2012-03-31 | インポート
3/30 Fri.  [ クラちゃんの起床時刻 5:05 AM ]
去る 3/27(火) 永年に亘る地域の懸案であった 「 信号機 」 が設置され、ささやかな点灯式が行われましたので、ゴ報告いたします。

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信号の設置場所は、長野市川中島の西部に在する 「 阿弥陀堂(あみだどう)」 地籍を南北に縦貫する市道(通称「農免道路」)の交差点です。
(信号設置箇所はコチラ)
      ↓
この場所は、阿弥陀堂から地域を東西に結ぶ生活道路と農免道路が交差する箇所で、子どもたちの通学道路でもあります。
この「農免道路」は、市内を南北に抜けるクルマはもとより、昨今は大糸方面に向かう大型トラックの〝抜け道〟にもなっていることから、通過車両の量の多さや、その走行の激しさは、歩行者や横断者(横断車両)にとって脅威になっています。
通学時、幼気(いたいけ)な児童が横断歩道で手を挙げても、多くのクルマは轟音を上げたまま無情に通り過ぎてしまいます。
とりわけ朝の登校時は、大人が立ち番をしないとならない状況になっているのです。
そのため、当地区の自治会は、自治会長サンの代が変わる度に信号設置を要望していたのですが、予算の都合などで先送りになっていたのでした。
そこで、当時の自治会長でおられた U サンから相談を受けたワタクシは一計を案じ、子どもの交通安全維持を全面に出した要望文を作成、それを U サンと共に、交通政策課、教育委員会、さらに警察に重ねて足を運んで〝直訴行脚〟を展開したのです。
この日の前日、当時の自治会長のUサンからわざわざ電話をいただき 「 どうやらクラノさんの〝作戦〟が功を奏して、半ば諦めていた信号が設置されたよ。どうもありがとう。」 との言葉をいただき、恐縮すると共に冥利に尽きたところです。
設置場所には、地区住民のみなさんや警察関係者が集まり、信号の点灯が宣言されました。

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信号は 「 押しボタン式 」 普段は歩行者信号は「赤」ですが、ボタンを押すとクルマ側が「赤信号」となり必然的に停車、歩行者は安全のうちに横断することができるようになりました。

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〝点灯式〟には、子どもをおぶった若いお母さんもおられ 「 これで安心して横断できるワ 」 と安堵の表情を浮かべておられました。

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母親の背中で、それは可愛らしく居ずまう無垢なオ子ちゃま(^^)、まさに将来ある子どもたちの安全を守ることがわれわれの使命、と思いをいたしたところです。
私儀、これまでさまざまな活動を重ねてきましたが、その頃の〝種まき〟が芽を出すにいたったことは冥利に尽きるところです。
これからも、あらゆる視点であらゆる活動に取り組み、ひいては市民益の向上につながるよう、これからも不断の努力を重ねていきたいと存じます。
ところで、今回の信号設置のタイミングで〝珍風景〟が。
今まで東西の道路に「止まれ」の標示がありましたが、信号の設置と共に不要となります。
ところが、この瞬間だけは信号&止まれ標示が同時に現存することになり〝両者〟が一緒にファインダーに収まることに。

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ささやかな〝珍百景〟だったのでした。

〈ホタルイカの御利益(ごりやく)〉

2012-03-30 | インポート
3/29 Thu.  [ クラちゃんの起床時刻 5:00 AM ]
ニュースで 「 ホタルイカ に、生活習慣病の〝脂肪肝〟 を抑制する効果があることを、富山短期大学と香川大学などの研究グループが初めて確認した 」 との報道がされました。
研究によると、ラットにホタルイカの粉末を混ぜた餌を2週間与え続けた結果、肝臓の脂質が約3分の1減少し、血中の脂質も低下。遺伝子を解析した結果、脂質の合成に関係する遺伝子の量が減少した、とのこと。
一方、、同じイカでも「スルメイカ」を混ぜた餌を与えたラットの肝臓の脂質は約1割の減少にとどまったそうです。
この対比実験とで、ホタルイカが、イカの中でも肝臓の資質を抑制する能力が高いという〝御利益(ごりやく)〟が実証されたようです。
そもそもイカは、脂質を下げる作用があるタウリンを含むと言われていますが、これまではホタルイカの栄養についての研究例はほとんどなかったそうです。
富山短期大学の竹内弘幸准教授(食品学)は「ホタルイカから、肝臓や血中の脂質を低下させる新たな有効成分が見つかる可能性もある」としている。
ホタルイカは全身が青白く光ることから名付けられた小型のイカで、そのオイシサは知られていますが、私自身それを自分の舌で確認済みなのです。
3~6月ごろの日本海側で主に水揚げされ 「 春の味覚 」 と呼ばれるほどのホタルイカですが、実は私の近所に〝ホタルイカ名人〟が居られ、時期になると糸魚川方面で獲っては、お裾分けをいただくのです。
獲れたてのホタルイカの 「 ボイル 」 や 「 沖漬け 」 は正に旬の味、舌鼓なんてもんじゃない、大太鼓が鳴るほどのオイシサです (^^)
で、くだんの〝ホタルイカ名人〟の腕前は近所でも評判で、時期になるとリクエストが舞い込むほどだそうです。
たださえオイシイ 「 ホタルイカ 」 に、生活習慣病予防の医学的な効果も添えられ、ますます人気沸騰は間違いなし、引き合いが多くなって、お裾分けの〝競争率〟も高くなりそうです(^^)

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〈ぷれジョブ学習会〉

2012-03-29 | インポート
3/28 Wed.  [ クラちゃんの起床時刻 4:40 AM ]
先日(27日)、市内にある福祉施設 「 サンアップル 」 で行われた 『 ぷれジョブ学習会 』 を聴講しました。

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『 ぷれジョブ 』 とは、遡ること平成15年、岡山県倉敷市の中学校の特別支援学級担任であった N 先生が始められた〝支援を必要とする子どもの職業体験学習〟の総称です。
全国ぷれジョブ連絡協議会 のHPはコチラ
          ↓

www.prejob.jp/

          
概して言うと、支援を必要とする子どもが、地域のボランティアに見守られながら、地域の企業などで職業体験を行い、そのことを評価(褒(ほ)める)ことで子どもの自信につなげ、ひいては地域のつながりを深めていこう、というものです。
その意義は 「 こどもたちのジョブ活動を真ん中にして、保護者・地域住民・地域の企業・学校 が、それぞれの立場で何ができるかを共に考え合い、共に生きる豊かな社会の実現をめざす 」 というものです。
レジメの中に、キーセンテンスとして 『 生まれた地域で子どもと地域が共に育ち合う活動です 』 とあったのが印象的でした。

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この 『 ぷれジョブ 』 の取り組みは、保護者らの支持を受け、やがて全国に広がることになりました。
今回の学習会では、須坂市での〝成功事例〟が紹介されました。
須坂市においては、須坂市立日滝小学校の T 先生がキーパーソンとなり、子ども⇔学校⇔保護者⇔企業⇔ボランティア の橋渡し役として、活躍しておられます。

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紹介された 「 須坂市版ぷれジョブ 」 は、市の教育委員会の理解の下で実施されていました。
『 ぷれジョブ 』 活動を知った当時の須坂市教育長が〝発祥の地〟である岡山市を自ら視察し、活動内容を理解したうえで、教育委員会→学校 を通じて活動が展開されました。
学校の理解の下、T 先生は、もちまえの熱心さで保護者や企業に 『 ぷれジョブ 』 の意義を説明、さらに 「 ジョブサポーター 」 なるボランティアの輪を広げ、前述のネットワークを構築したのでした。

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ボランティア活動は〝自転車のペダル〟とも言われます。
こぎ出す時には相当のエネルギーを要しますが、ひとたび動き出せば、後はえっちらおっちら前に進んでいくものです。
かくして 「 須坂市版ぷれジョブ 」 は、T 先生を主たる〝こぎ手〟として活動が推進され、今や、『 須坂ぷれジョブ推進会議 』 を立ち上げ、中学校区ごとに〝ぷれジョブ組織〟を作るに至っています。
須坂市の〝先進事例〟は、(述べたように)須坂市教育委員会の下で活動展開し、大きな成果を収めています。
そのうえで、この 『 ぷれジョブ 』 を、他の市町村で展開するにはどうしたらイイか、というところに思いが至るところです。
もし須坂市に倣(なら)って、というのであれば、各市町村の教育委員会の理解が必要になるでしょうし、そのためには県の教育委員会の〝指導〟が求められるところです。
現に、学習会には県の地域福祉課(但し社会部所管)の職員(校長OBだそうです)が来られ 「 阿部知事の肝いり 」 と述べておられました。
ただ、私とすれば、全ての自治体が 「 須坂市版 」 でウマくいくか、という点には、やや懐疑的な感を拭えないところです。
『 ぷれジョブ 』 の大義である 「 生まれた地域で子どもと地域が共に育ち合う活動です 」 に基づけば、やはり〝地域型〟・・・すなわち地域住民や地域企業が活動を主導し、あくまで学校は後方支援に回った方が長続きするのでは、とも思うところです。
例えば私の住む長野市においては 「 都市内分権 」 の推進に伴い、地域自治を  「 住民自治協議会 」 が担っていることから、こちらの機関に働きかけて、いわゆる〝ボトムアップ〟的に 『 ぷれジョブ 』 を広める、というやり方も一考の余地アリでしょう。
幸い、地域の中学校では、過去に重度の身体障がい生徒を受け入れた実績(=理解度)もあることから、学校の理解も得ることは可能と思います。
(ただ、長野市には「長野市ぷれジョブを考える会」という、長野市での活動母体があるので、もし取り組むとすれば、会との連携は不可欠と存じます)
長野市ぷれジョブを考える会 のブログはコチラ
           ↓

「naganoprejob.naganoblog.jp.mht」をダウンロード

(上記で開けなかったり〝文字化け〟してしまう方は「長野市ぷれジョブを考える会」で検索してください)
いずれにしても 「 地域のこどもを地域で育てる(これは支援の要・不要に拘わらず) 」 ことは至極重要なことですので、今回、この学習会を聴講させていただいたことを貴重な勉強の場にさせていただき、私なりに今後の活動に反映していきたい、と改めて思いをいたしました。


〈火事の恐ろしさ〉

2012-03-28 | インポート
3/27 Tue.  [ クラちゃんの起床時刻 5:55 AM ]
この日は、何としたことか、私の住む地域で、1日に2件もの火災が発生してしまいました。
午前中に登庁しようと移動中、後援会長の M サンから緊急連絡。
南へ向かう消防車とすれ違い、イヤな予感で火災情報を見ると、犀南地域での火災、それも発生場所は、覚えのある方の周辺らしい、とのことです。
それを聞き、直ちに進路変更、当該地域に行くと、もうもうたる白煙が上がり、消防関係車両がひしめいています。
M サンのイヤな予感は的中しており、戸建て住宅が全焼の憂き目に遭っていました。
不幸中の幸いとすれば、在宅で留守居をしていた94才のおばあちゃんが、住宅用火災警報器の音に異常を感じ、辛うじて玄関まで這い出し、たまたま隣家の庭木を剪定していた職人サンたちに救助され、ケガなどを負わなかったこと。
心配そうに見守る近所の方も、おばあちゃんの無事に安堵していました。
近くの公民館では、直ちに 「 炊き出し 」 の陣が張られ、ご婦人たちがおにぎりやみそ汁を供し、関係者の兵糧(ひょうろう)を賄(まかな)われており、地域の横のつながりが表(あらわ)されています。
火災の方(ほう)は、懸命の消火作業により、ひととおり消火が終わるも、また思わぬところから再び煙が上がるなど、火は衰えることを知らず、火災の恐ろしさを見せつけていたのでした。
2件目は夕刻、やはりケータイに火事一報が入り「またか?・・・」と思いつつ現場にいくと、住居に隣接する物置の外壁が小火(ぼや)に遭っていました。
この火災は、隣家に住む男性の機転で初期消火がされ事無(ことな)きを得ましたが、現場に火の気が無いことから、不審火の可能性アリ、ということで、消火作業より鑑識作業の方が長引いていたのでした。
1日に2件の火災、消防・警察当局もご多忙でしたが、同じくタイヘンだったのが、民間の立場で消防業務を担う 「 消防団 」 のみなさんです。
午前中の火災では、日常業務を〝放り出し〟現場に急行、当局による消火作業の補助や、鎮火後の片付け作業や、再発火を警戒する現場待機に日中を費やし、やれやれと思ったところに他の現場での火災、法被(はっぴ)を脱ぐ間もなく急行を余儀なくされてしまいました。
私自身、消防団のみなさんと一日に2度カオを合わせることとなり、何とも挨拶のしようもないところでした。
現場には4月から区長に就任する 0 副区長サンも見舞いに来られ、N 消防分団長サンに、消防団の労を労(ねぎら)うと共に、鑑識活動を見守りつつ、三者で、消防団の位置づけの重要性や、初期消火訓練や見回りなど、地域におけるキメ細かい消防活動の重要性を再認識したところです。
〝泥棒は金目(かねめ)の物だけ持ち去るが、火事はいっさいがっさい持っていってしまう〟と言います。
また、火事は、起こってしまえばどうしようもないけれど、一方で、未然に予防できる災害でもあります。
これから風が強くなる時節、注意に注意を重ねていくべき、と思いをいたしたところです。
*この日、子どもの支援活動 『 ぷれジョブ学習会 』 に出席しました。
  レポートについては翌日記事とさせていただきます。 m(. .)m






2012-03-27 08:02:17

2012-03-27 | インポート
3/26 Mon.  [ クラちゃんの起床時刻 5:35 AM ]
実家のオフクロの体調に波(なみ)があり、不定期に足を運んでいます。
この日も、午前中に電話があり、何やら気になったので、夕方の会合を急きょキャンセルさせていただき、足を向けました。
幸い大過なく居(お)り、事(こと)無きを得たのですが、ヒザの悪い彼女には 「 とにかく転倒には気を付けとくれ 」 と念を押したところです。
国民生活センターの調査によると、高齢者の転倒事故の約6割は 室内 で発生しているとのこと、何も階段などの大きな段差だけでなく、障子や襖(ふすま)の桟(さん)、座布団、電気コードなど、転倒の要因はどこにでもある、といったところでしょう。
転んだら起きる、が生きる上での原則?ですが、高齢者にしてみれば、一度転べば大事に至りかねず、まさに足元に気を配っての生活を願うところです。
マ、かくいう我々も、万一転べば、痛いのは自分持ち、余念なく暮らしたいものですナ。
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