倉野立人のブログです。

日々の活動を みなさんにお伝えしています。

〈具体的提案〉

2012-12-13 | インポート
12/12 Wed. [ クラちゃんの起床時刻 6:20 AM ]
この日、12月議会 常任委員会 が開催され、私は所属する 「 福祉環境委員会 」 に出席しました。
福祉環境委員会は、住民票などの扱いや国民健康保険事業など、いわゆる市民生活の窓口となる 「 生活部 」 ゴミ処理やリサイクルなどの環境部門や、地球温暖化防止や新エネルギーを司る 「 環境部 」 また高齢者・障がい者・子どもなどの福祉行政を司る 「 保健福祉部 」 を所管します。
この日は、一般会計補正予算のうち、主に職員人件費の年末の所要の調整額計上が審査され、また、国の制度改正(地域主権一括法)に基づく市施設の管理などを定めた条例の一部改正などが審査されました。
今回の福祉環境委員会に際し、私は2つの具体的事項について提案しました。
1 つは 「 地域ぐるみの再生可能エネルギー事業 」 について、です。
これは、かねてより地域の有志が温めておられる、地区内を縦横に流れる 「 堰(せき=用水路) 」 の流水を活用した発電事業について、いちグループの取り組みにとどめず、地域にあっては〝まち興し〟の原資として捉え、また市にあっては、都市工学的見地で総合的に捉えてもらおう、というもので、さきの信大 T 教授のアドバイスに基づき、発案者⇔地域⇔行政 の連携なくして具体化は無し、という前提で、提案型の事業着手を模索するものです。
私の提案に対し、環境部長は、計画そのものを評価しつつも 「 発電した成果を何に使うか、その目的をハッキリさせていただきたい。 」 と述べられ、今後、提案(=事業)の具体的目的を示していくことが課題、という認識をもちました。
2 つめは 「 篠ノ井中央公園への知的障がい者雇用 」 について、です。
さきに落成した 篠ノ井中央公園 は、『 緑育 』 の拠点として整備が進められており、そのために 「 緑育マイスター 」 なる専門員を招へいし、セミナーや教室が積極的に開催されています。
しかし、広大な敷地にある花壇などの設備管理について、今年度で任期付き職員の任期が切れてしまうため、実質的な人手不足に陥ってしまうのです。
そこで、人手不足の解消と障がい者雇用の両方を補完する意味で、根気強く一定の作業をするのに長(た)けている知的障がい者のみなさんに、花壇の整備などの作業を担ってもらったら、という提案です。
この提案の前に、緑育マイスターの Y 先生に照会したところ 「 市の方で環境整備をしてもらえるなら受け入れ可能です。 」 との返答をいただいたので、今後、あくまで公園事務局の負担にならないような条件整備を前提に、知的障がい者
の活動の場が確保できるよう、関係方面との調整が肝要とされるところです。
所管の保健福祉部長も、前向きな姿勢を示したことから、公園⇔当事者⇔市 の良好な連携を図っていきたいと存じます。
いずれにしても、それぞれの具体的提案が緒に就くよう、歩みを進めてまいります。
コメント (2)
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