倉野立人のブログです。

日々の活動を みなさんにお伝えしています。

〈みんな がんばれ!〉

2012-09-30 | インポート
9/29 Sat. [ クラちゃんの起床時刻 5:20 AM ]
秋の好日、保育園や幼稚園の運動会が各園で盛大に開催され、可愛らしい園児が園庭狭しと元気に駆け回り、おうちのみなさんの温かい声援を受けていました。

Photo

この日は、公立の全ての保育園が実施、また私立の幼・保園でも多くの園が開催する 運動会デー となり、御身一つのワタクシ、分刻みで各園をに足を運び、つかの間でしかが笑顔を共有させていただきました。
最初に訪れたこの保育園は、タイトルバックに 「 オリンピック 」 を掲げ、さきのロンドン五輪の熱気をそのままに、子どもたちが主役の運動会となっていました。
年中(ねんちゅう=4才)さんの かけっこ では、みんな真剣そのもの(^^) 「 よ~い 」 の掛け声に合わせてスタートラインに臨みます。

Photo_2

本格的な号砲ピストルが 「 パーン!」 と鳴り、一斉にゴールめざしてまっしぐら。

Photo_3

足の速い子も遅い子も、それぞれにゴールテープを切り、それぞれ先生に褒めてもらっていました。
/
ところで、以前 側聞したことがあり、今も行われているのでしょうか・・・とある都会の園では、かけっこの際、スタートは 「 よ~い、ドン! 」 なのですが、てんでに走ってゴール!・・・の手前に先生がいて、一等賞になるハズの速い子を待たせ、遅い子が 到着 した時点で、オ手々つないでみんなでゴール、という〝平等の演出〟をしていたとか。
また、ある園では、かけっこの前に「予選」を行い、著しい差が出ないように足の速さに応じてレースのクラス分けをした、とのこと。で〝知恵〟のある子どもは、予選でワザと遅く走り遅い組に入り、本選でぶっちぎりの一位を自ら演出したとか・・・。
まさに将来を担う子どもたち、これからの長い人生で幾多の挫折を味わい、それを乗り越えながら力強さを身に付けていくものです。
もしかしたら、かけっこで一番になれなかったり、途中で転んで泣きながら それでもゴールに走った頑張りが、挫折→努力 の第一歩にもつながると思います。
また、どんな状況でも全力を尽くすことで己(おのれ)の実力を知る、そしてまた頑張る、というのも、長い人生で必要なことでしょう。
それらの〝生きる力(ちから)の芽〟を、平等の名の下に摘んでしまったり、配慮し過ぎた環境づくりを逆手に取る〝知恵〟を授けてしまうとすれば、誤った幼年育成 と言わざるを得ないでしょう。
「 教育 」 の在り方の如何(いかん)が議論を呼んでいる時勢ですが〝読み・書き・ソロバン〟の以前に、子どもが一人の人間として力強く生きていけるよう、何というか 「 心の基礎体力 」 を養えるよう、教育や保育現場の裁量に期待するばかりです。
その点、こちらの園では、キチンと順位をつけて〝生きる力〟の芽を育ててくれており、応援するこちらの方も「みんな がんばれ!」と拍手に力が入ったものでした。
・・・・・
9月も

〈実りの秋〉

2012-09-29 | インポート
9/28 Fri. [ クラちゃんの起床時刻 5:55 AM ]
9月も終盤に入り、ムラのそこここで稲刈り作業が盛んに行われています。

Photo

私の住む地域は、農地と住宅地が混在しているのが特徴です。
家並みに隣り合せて田園が広がる〝半農半街〟何というか古くからの歴史と現代の生活が共存しているような風景は、ある意味現代社会の縮図とも申せ、私の好きな風景のひとつです。

Photo_2

秋の天候は変わり易く、週末が好天に恵まれるのは潜在一隅の機会とばかり、この田圃でも一家総出で稲刈り・櫨(はぜ)掛け作業が行われていました。

Photo_3

ところで、28日に 農水省長野地域センター が、今年の水稲の作況指数を発表、県内は 98 の 「 やや不良 」 になった、と発表しました。
これだけ日照に恵まれたのに 「 やや不良 」 とは・・・と思いましたが、どうやら田植期や生育初期の低温と日照不足により、稲穂を形成する茎の枝分かれが抑えられ、穂1本あたりの籾(もみ)の数がやや少なくなったことなどが影響したようです。
それでも、7月以降の高温で米粒の成熟度合いは良かったようで、総じて言えば 「 量はやや少ないけれど、オイシイ米が収穫できそう 」 といったところでしょうか。
いわゆる〝露地もの〟の農作物は、その時々の気候の影響をまともに受けてしまうのもであり、生産者のみなさんは、収穫時の その一瞬 に神経を集中し一年を過ごされ、まさに農業の厳しさを実感するところです。( 一方、さきの東北震災での福島産のコメなどの露地モノは〝人災〟による大きな影響を受けてしまい、複雑な感 です )
厳しい環境下での露地農業・・・がしかし、その分 収穫の喜び もひとしおのものがあろうことと存じます。
各農家〃庭のみなさんが、今年も大過なく稲を刈り、ハゼ掛けを通して陽の光を十分に吸収して精米された新米の味を満喫されることを願うばかりです。
きれいに掛けられた稲を、案山子(かかし)が独り、番をしていました。

Photo_4

・・・・・・・・
所属する

〈フード ドライブ に向けて〉

2012-09-28 | インポート
9/27 Thu. [ クラちゃんの起床時刻 5:35 AM ]
所属する 「 長野中央ライオンズクラブ 」 で 『 フード ドライブ 』 が実践されています。
『 フード ドライブ 』 とは、家庭で食(しょく)されないまま食品棚で〝眠って〟いる、缶詰や乾麺などの保存食を持ち寄り、それを必要とする家庭や施設で食(しょく)してもらおうという〝食の循環活動〟です。(写真は2009年)

Food_drive_2

〝飽食の時代〟といわれて久しい昨今ですが、わが国は、食糧自給率がカロリーベース40%を切っているにも関わらず、500万トン以上の 「 食品ロス(まだ食べられるのに捨てられる)」 があるといわれています。

そのような状況下、とりわけ 循環型社会の構築 が求められる中においては、食べられる食材を有効活用する意識の醸成は大切なことと申せます。

Food_drive_3

今年の 「 ふれあいまつり 」 が行われる ホワイトリング では、障がい者の技能五輪 「 アビリンピック 」 が開催され、その大会には、ライオンズクラブメンバーが運営する授産施設の利用者が出場、そのため 『 フードドライブ 』 と 「 アビリンピック 」 が、ライオンズを通じて、長野市ふれあいまつり会場で〝コラボレーション〟するような形となりました。

Fd6

イベントは、10月21日(日)の9:00~14:00の日程で行われます。

このひとときを通じて〝他者を思いやる心〟の意識の醸成に期待が寄せられます。

行われます。

〈人事議会&会派行動〉

2012-09-27 | インポート
9/25 Tue. [ クラちゃんの起床時刻 5:00 AM ]
平成24年9月議会は、前日に議案審査と採決が集結し、この日は次期(H24 10月~H25 9月)の人事を決する 人事議会 となり、各常任委員会・特別委員会の委員などの人事が決せられました。
私は次期、常任委員会は 「 福祉環境委員会 」 に、特別委員会は 「 観光戦略特別委員会 」 に所属します。
福祉環境委員会においては、児童保育、障がい者支援、高齢者福祉、地域福祉などの福祉に関する諸課題について、また、新エネルギーや廃棄物再利用などの環境に関する諸課題について、また観光戦略特別委員会においては、長野市の魅力発信について、など、自分自身、課題認識を抱く諸案件に積極的に対峙していきたいと思います。
また、平成23年度の決算を審査する 「 決算特別委員会 」 も〝志願〟し、改めて長野市行政の昨年度の足取りをチェックすると同時に、ややもすると追認機関とされがちな決算審査について、審査結果が次年度の予算に反映されるよう、議会決算の権能を高めるべく、その役割について議論を深めていきたいと思いをいたすところです。
ところで、この日は、委員会などの人事に併せて、副議長の改選となり選挙が行われました。
この際私たちの会派は、多年に亘って、いち会派から正副議長を独占的に出していること、そのことが議会の偏重をきたしている現状を問題提起し、最大会派以外の会派が、垣根を越えて統一候補を擁立すべきとし、複数の会派・無所属議員の同調を得ました。
残念ながら当選には至りませんでしたが、今回の取り組みが、今後の議会に一石を投じたと自負するところです。
さらにこの日は、正副議長に対し、この一年間、議会改革・活性化にどう取り組打んできたのか、回答を求める申し入れを行いました。

Photo

これは昨年、会派として、正副議長が〝選挙公約〟とした掲げた内容をどう実現するか、や、議会改革に向けて正副議長が取り組むべき内容について申し入れたもので、議長は就任一年、副議長は(慣例による)任期満了に伴い、改めて問いかけたものでした。
残念ながら(というか、予想どおり)議長は 「 申し入れの実行については、さきに諮問した 「 議会基本条例検証・議会活性化検討委員会 」 に任せてある 」 という、極めて 他力本願 な答弁に終始し、自ら率先して、自らのリーダーシップによって課題に臨む姿勢とはほど遠いものでした。
私も所属して議会基本条例の見直しに臨んだ委員会は、あくまで〝手段〟であり、それが結論では無いものです。
それが、委員会に諮問した時点で目的達成、とするのは、明らかに回答の〝すり替え〟であり ( 半ば予想していたとは言え ) その 「 丸投げ回答 」 をもって全てとするのは、あまりに無責任と言わざるを得ません。
今後の議会運営について、懐疑的を深める途中経過となったところですが、今後も厳しい視点で議会を見つめ、井の中の蛙(かわず)が、ぬるま湯につかって安閑としないよう、取組んでいきたい、と思いをいたしたところです。
・・・・・・・

〈採決日に〉

2012-09-25 | インポート
9/24 Mon. [ クラちゃんの起床時刻 5:55 AM ]
9月市議会は採決日を迎えました。
一般会計補正予算案の他、議案の審査結果の採否を行うための委員長報告をはじめ、またこの日は、産業団地事業特別会計未処分利益剰余金処分や追加議案の上程、平成23年度決算などの認定、市の財政状況を示す 健全化判断比率報告書 などの報告、人事案の諮問、誓願に基づく意見書の採択などが行われました。

ところで、午後に行われた委員長報告に対し、会派の同僚議員が 「 質疑 」 を行ったところ、委員長の答弁が不十分であったた〝急きょ〟反対に回るという異例の事態となりました。
当該の案件は、議案第101号として上程された、市立小学校の耐震補強建築工事について、です。
昭和56年建築の小学校について耐震補強工事を行うために既存の壁や床材を撤去した際、過去の工事で建築基準に満たない〝手抜き工事〟が発覚したものです。
今回、その改修費用として873万円が計上されたのですが、その際の市側の説明が不十分であり、所管の経済文教委員会で問題視されたものです。
その際 市は、業者が責任を負う瑕疵担保期間の10年を経過していることから業者への請求は難しいとの答弁であったようですが、その後の議会の追求により、今回工事を落札した業者が、問題の建設工事を行った同一の業者であったことなど、新たな資料が小出しにされ、問題意識に輪がかかった、というものです。
本会議での同僚議員の質疑に対する経済文教委員長の答弁については、委員会審査の経過を踏まえ明快に答えられるものと期待されましたが、案に反して不明瞭な答弁が重ねられ、事実上の審議打ち切りによる採決が行われたため、改革ながのとしては反対せざるを得ない経過を辿ったものです。
いずれにしても、市側の情報管理の甘さ、庁内の横の連携の悪さにより不適切工事が看過されるところであったものが、議会側の追求により事実が明らかにされ、社会問題となりました。
残念ながら、このような事例は 氷山の一角 と思われることから、今後も厳しい視点で行政執行を見つめ、指摘すべきは指摘していくべき、ということで一致したところです。