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9/29 Sat. [ クラちゃんの起床時刻 5:20 AM ]
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秋の好日、保育園や幼稚園の運動会が各園で盛大に開催され、可愛らしい園児が園庭狭しと元気に駆け回り、おうちのみなさんの温かい声援を受けていました。
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この日は、公立の全ての保育園が実施、また私立の幼・保園でも多くの園が開催する 運動会デー となり、御身一つのワタクシ、分刻みで各園をに足を運び、つかの間でしかが笑顔を共有させていただきました。
最初に訪れたこの保育園は、タイトルバックに 「 オリンピック 」 を掲げ、さきのロンドン五輪の熱気をそのままに、子どもたちが主役の運動会となっていました。
年中(ねんちゅう=4才)さんの かけっこ では、みんな真剣そのもの(^^) 「 よ~い 」 の掛け声に合わせてスタートラインに臨みます。
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本格的な号砲ピストルが 「 パーン!」 と鳴り、一斉にゴールめざしてまっしぐら。
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足の速い子も遅い子も、それぞれにゴールテープを切り、それぞれ先生に褒めてもらっていました。
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ところで、以前 側聞したことがあり、今も行われているのでしょうか・・・とある都会の園では、かけっこの際、スタートは 「 よ~い、ドン! 」 なのですが、てんでに走ってゴール!・・・の手前に先生がいて、一等賞になるハズの速い子を待たせ、遅い子が 到着 した時点で、オ手々つないでみんなでゴール、という〝平等の演出〟をしていたとか。
また、ある園では、かけっこの前に「予選」を行い、著しい差が出ないように足の速さに応じてレースのクラス分けをした、とのこと。で〝知恵〟のある子どもは、予選でワザと遅く走り遅い組に入り、本選でぶっちぎりの一位を自ら演出したとか・・・。
まさに将来を担う子どもたち、これからの長い人生で幾多の挫折を味わい、それを乗り越えながら力強さを身に付けていくものです。
もしかしたら、かけっこで一番になれなかったり、途中で転んで泣きながら それでもゴールに走った頑張りが、挫折→努力 の第一歩にもつながると思います。
また、どんな状況でも全力を尽くすことで己(おのれ)の実力を知る、そしてまた頑張る、というのも、長い人生で必要なことでしょう。
それらの〝生きる力(ちから)の芽〟を、平等の名の下に摘んでしまったり、配慮し過ぎた環境づくりを逆手に取る〝知恵〟を授けてしまうとすれば、誤った幼年育成 と言わざるを得ないでしょう。
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「 教育 」 の在り方の如何(いかん)が議論を呼んでいる時勢ですが〝読み・書き・ソロバン〟の以前に、子どもが一人の人間として力強く生きていけるよう、何というか 「 心の基礎体力 」 を養えるよう、教育や保育現場の裁量に期待するばかりです。
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その点、こちらの園では、キチンと順位をつけて〝生きる力〟の芽を育ててくれており、応援するこちらの方も「みんな がんばれ!」と拍手に力が入ったものでした。
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9月も